池の平湿原（23.07.07 その２）

（その１）から続く…

　見晴岳からは山名通りの大展望が広がりますが、この日は生憎の天気のため富士山は見えません。


　景色は諦めて見晴岳の直下の草叢を探すとカワラナデシコが咲いていました。


※画像をクリックすると大きくなります…

　さらに探すとシロバナノヘビイチゴも咲いていました。


　幾つかのシャジクソウも咲いていました。


　見晴岳のすぐ先にコマクサ園があり写真になりそうなコマクサが幾つか咲いていました。


　コマクサ園を通過するとさらに下って三方ヶ峰に向かいます。


　遊歩道の真ん中でタテヤマウツボグサが咲いていました。


　見晴岳から20分程で三方ヶ峰に到着すると5～6人のハイカーがコマクサの花を撮っていました。


　山頂の北東方向には東篭ノ登山～赤ゾレ～水ノ塔山の稜線が見えました。


　南西方向の眼下には小諸～上田辺りの市街地が見えますが、遠望は白く霞がかかって美ヶ原が見える程度でした。


　三方ヶ峰にもコマクサ園がありましたが、こちらのコマクサは最終盤の花でした。（くたびれた白花も見かけました…）


　三方ヶ峰で一通り景色を眺めると遊歩道を歩いて池の平湿原に向かいます。


　少し進むと木道脇でイワカガミが咲いていました。


　小さなコケモモの花も咲いていました。


　日当たりの木道脇で大きなハクサンシャクナゲが沢山の花を付けていました。


　湿原の手前でハクサンチドリが咲いていました。


　池の平湿原に出ると鏡池に向かいますが、池の南側でレンゲツツジが咲いていました。


　鏡池では水面に映える東篭ノ登山を期待していましたが、雲が多くなって青空が見えなかったのが残念でした。


　鏡池で引き返して木道を進んで行くと忠治の隠岩？を通過します。


　忠治の隠岩の少し先に休憩ベンチがあり、湿原を眺めながら昼食タイムを取りました。


　30分程の昼食タイムを終えると池の平湿原を周回して駐車場に戻ります。


　少し歩き始めると西側のガスが切れて見事な青空が広がってきました。


　湿原には少し陽が射してきましたが東側の空は薄い雲が残っていました。


　放開口の道標まで来ると南東方向が広がりますが、霞みがかった眺望で佐久平が見える程度でした。


　帰りは東歩道の遊歩道を歩いて駐車場に戻ります。


　戻る途中で赤ゾれの斜面が見えましたが、この辺りもしばらく歩いていないため、来春辺りまでに歩きたいコースです。


　池の平湿原の休憩ベンチから30分程歩いて池の平駐車場に戻ると、総行程3時間程で今回の山歩きを終了しましたが、案内した友達2人は遊歩道に吹く風が快く、気持ちの良い山歩きが出来たと喜んでいました。

　駐車場の車に戻って身支度を整えると、帰宅する前に高峰高原ホテル（入浴料：1000円）に寄ることにし、汗を流してサッパリしてから帰宅の途に就きました。

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