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2015年11月 7日 (土)

西上州 宗四郎山(15.11.06 その1)

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晩秋近い上武国境の稜線を歩きました…

① 2015年11月6日(金)天候:晴れ
② 大山:1540m、宗四郎山:1510m
③ コースタイム(総行動時間:7時間5分)
 天丸橋登山口(6:15)===三段の滝(07:00)===大山(08:20~08:30)===天丸橋下降点(09:00)===焼山(09:35)===山吹峠(10:05)===宗四郎山(11:05~11:40)===山吹峠(12:10)===林道出合(12:30)===天丸橋登山口(13:20)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、体力・季節・天候によりコースタイムが変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:11.044km、累積標高:±1005m)
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 11月最初の山歩きは西上州の上野村に出かけることにし、2009年に登った大ナゲシからその見事な鋭鋒を眺めた時にいつか登ってみたいと思っていた、群馬~埼玉県境にある宗四郎山に行って来ることにしました。

 宗四郎山は山と高原地図の点線ルートの山でネットなどを調べてもレポの少ないルートですが、春に歩いたブログ仲間のkyouさんのレポなどを参考に天丸橋の登山口から周回することにしました。

 
なお、上野村の観光情報では大山は上級者向けとされており、県境尾根の分岐点から東側の稜線は踏み跡が大変薄く、マーカーも少ない岩稜ルートになっているため、初心者の方にお薦め出来るコースではありません。

※画像をクリックすると大きくなります…

 登山口の赤岩橋(マップコード=534 753 433)までは自宅から約70kmで2時間弱、午前4時半前に自宅を出発すると安中~下仁田~南牧~上野村と走って現地に向かいます。

 湯の沢トンネルを抜けて上野村に下ると国道299号線を走って神流町方面に向かい、ヴィラせせらぎの先を右折すると野栗沢沿いを走って行きますが、野栗沢温泉の少し先のT字路に天丸山・帳付山登山口の標識がありました。

 T字路の標識に従って右に進み奥名郷の集落を抜けて2kmほど走ると、赤岩橋登山口の駐車場に到着しましたが、早朝で行き交う車もほとんどなかったため予定より大分早めの現地入りでした。(登山口にトイレはありません…)
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 少し休んで準備をすると天丸沢右側の登山口から大山に向かいます。
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 大山は北尾根ルートもあるようですが、今回も沢沿いのルートを進みました。
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 ガレた天丸沢を左右に渡渉しながら登りますが、登山口から30分ほど進むと右上に天丸山が見えました。
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 さらに15分ほどで三段の滝に到着すると一段目の滝の先にハシゴが見えました。
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 一段目の滝は左に高巻いて進みます。(岩場にロープと渡り板がありました…)
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 三段の滝から少し進むと左側の急斜面に取り付きます。
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 樹林帯を左右に折り返しながら登って行くと天丸山が見えてきます。
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 15分ほど急登すると緩やかな登りなり、さらに進むと涸れた枝沢が見えてきました。
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 涸れた枝沢を詰めて行くと見覚えのある大山・天丸山の分岐点となりました。(6年前の天丸山の時は道標の先で踏み跡が消えてしまい少しウロウロしました…
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 道標に従って大山に向かうと間もなくロープの付いた岩稜のルートになりました。
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 一登りすると右側にシルエットになった両神山が見えました。
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 さらに岩場を登って山頂に向かいます。(ホールドがしっかりした岩場でした…)
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 岩場を登れば山頂と思っていましたが山頂は少し先にある岩峰でした。
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 さらに踏み跡をたどって山頂の岩峰に取り付きます。
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 登山口から2時間ほどで大山の山頂に到着しました。
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 大山の展望は素晴らしくすぐ西側に天丸山、その左奥に帳付山と諏訪山が見えました。
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 帳付山の右奥に八ヶ岳の権現岳~赤岳~横岳が見えました。
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 北西方向に白い北アルプスが見えましたが、雲が多くて山容が良く分かりません。
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 さらに右側に西上州の山々が見え、その先に浅間山~浅間隠山が見えました。
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 この日の浅間山は噴煙が多いようです。
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 山頂周辺は紅葉がお終いですが山の中腹が見頃でした。
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 一休みして行動食を取ると高度感のある岩場を下ります。
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 分岐点に戻る途中にあった枝尾根を左手に進んで県境尾根に向かいました。
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 大山から30分ほどで県境尾根の天丸橋下降点(分岐点)となりました。(今回はすぐ先にある倉門山には行きません…)
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 分岐点から東側は初めてのルートで県境尾根を進んで焼山に向かいます。
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 稜線沿いに僅かに残る踏み跡と数少ないマーカーを頼りに進みます。
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 分岐点から20分ほどで岩稜に出てきました。
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 さらに進むと大きな岩峰がありますがここは右に巻きました。(古いマーカーと踏み跡が残っています…)
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 薄い踏み跡とマーカーに従って岩峰基部を先に進みます。
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 巻き道を5分ほど進むと岩稜に上がる踏み跡をたどります。
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 岩場を上がって巻いてきた岩峰を振り返りました。(これを越えて来るのは大変です…)
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 岩場からは周囲の見事な展望が広がりました。
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その2)に続く…

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