野反湖~カモシカ平(15.07.20)
富士見峠からカモシカ平を往復しました…
① 2015年7月20日(月)天候:晴れ後曇り
② エビ山:1744m、高沢山:1906m
③ コースタイム(総行動時間:7時間10分)
富士見峠駐車場(06:00)===弁天山(06:35)===キャンプ場分岐(07:05)===エビ山(08:05)===高沢山(09:10)===カモシカ平(09:35~10:20)===高沢山(11:00)===エビ山(11:40)===キャンプ場分岐(12:15)===弁天山北分岐(12:50)===富士見峠駐車場(13:10)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、体力・季節・天候によりコースタイムが変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:10.949km、累積標高:±889m)
7月2回目の山歩きはニッコウキスゲを見に行くことにしましたが、尾瀬ヶ原などは天気予報が今一つとなっており、霧ケ峰は梅雨明けの三連休で混雑しそうなため、今回は2年ぶりに野反湖のカモシカ平に行ってくることにしました。
前回は野反湖キャンプ場から三壁山~カモシカ平~エビ山と周回しましたが、今回はこれまで歩いていなかった富士見峠からエビ山経由でカモシカ平を往復することにしました。
※画像をクリックすると大きくなります…
登山口の富士見峠(マップコード:948 063 658)までは約80kmで2時間ほど、現地スタート時間から逆算して午前4時に自宅を出発すると榛名山越えで現地に向かいます。
R145の八ツ場バイパスからR292~R405と走って野反湖方面に向かいましたが、早朝のため走る車も少なく予定より少し早めに富士見峠に到着しました。(公衆トイレと売店があります…)
早速、登山者用に指定された第一駐車場に車を停めて準備を始めました。
準備を終えて富士見峠に上がると目の前に野反湖の展望が広がりました。(ノゾリキスゲ=ニッコウキスゲは今が盛りのようでした…)
富士見峠の案内図や標識に従って先ずは弁天山方面に進みます。
遊歩道の南側に浅間隠山が見えており、その先に奥秩父の山々が見えました。(浅間隠山の左奥に富士山が見えました…)
南東方向には赤城山~小野子三山~榛名山などが見えました。
遊歩道周辺ではノゾリキスゲの他にハクサンフウロやミヤマアズマギクなどが咲いており、綺麗な花々を探しながら弁天山南分岐を左に進みます。
少し登って振り返ると赤城山の左奥に皇海山や袈裟丸山が見えました。
さらに進むと南西方向に浅間連峰の山々が見えてきます。
富士見峠からユルユル歩いて30分ほどで弁天山に到着しました。
弁天山を通過すると南西側に草津白根山と横手山が見えてきます。
山頂から少し下って弁天山の北分岐を通過します。(帰りは弁天山をパスしました…)
分岐点を通過するとザレた登山道になりました。(前方の小ピークは右を巻きました…)
左方向に見える富士山は山頂の雲が取れていました。
さらに進むと花敷の分岐点がありますが、ここは直進してエビ山方面に進みます。
弁天山北分岐から10分ほどで分岐点があり分岐道標に従ってエビ山方面に進みます。
分岐点から下って行くとエビ山に向かう急登の斜面が見えました。(大変な急登です…)
10分ほど下るとキャンプ場の分岐点を通過します。(地図の分岐点の手前でした…)
キャンプ場の分岐点から少し進むとノハナショウブなどが咲いていました。
さらに進むとエビ山に向かう急登の登り返しとなりました。
20分ほど急登して一息入れました。(今回は風がなく蒸し暑くて大変でした…)
さらに5分ほど進むと緩やかな登りとなりました。(左前方は草津白根山…)
少し進んで樹林帯を抜けると前方にエビ山の稜線が見えてきます。
さらに進むと急登が始まりますがこちらの登り返しも直登する登山道でした。
富士見峠から2時間ほどでエビ山の山頂に着きました。
北西側にこれから向かう高沢山が見え、その左奥にカモシカ平が少し見えました。
南東側が歩いてきた弁天山でその左奥に富士見峠の駐車場が見えています。
エビ山で周囲の写真を撮ると先に進んで高沢山に向かいます。
途中で南西側の展望が開けると草津白根山と横手山が良く見えました。
エビ山から30分ほどで高沢平を通過します。
さらに展望のない樹林帯の中を高沢山に向かって登ります。
エビ山から1時間ほどで展望のない高沢山の山頂を通過します。
山頂にあった案内標識の通り少し下るとカモシカ平の分岐点がありました。
道標に従って少し下るとカモシカ平の展望箇所がありました。(樹林帯の先がキスゲの花で黄色く見えています…)
さらに下って行くと周辺でノゾリキスゲが咲き始めました。(前方の斜面に志賀方面に向かう登山道が延びています…)
高沢山から20分ほどでカモシカ平に着きました。
案内版から延びる踏み跡を少し進むと周辺がノゾリキスゲの群生地となりました。
天気が良ければ富士山が見えますが今回は雲に隠れて見えません。
周辺のノゾリキスゲは今が見頃のようで綺麗な花が沢山咲いていました。
群生地の真ん中にガレた空き地があり景色を眺めながら昼食タイムとしました。
40分ほど休んで昼食タイムを終えると往路を戻って高沢山に向かいます。
40分ほどで高沢山に戻りましたが帰りも周辺の花々を探しながら歩きました。
高沢山から30分ほど下ると前方にエビ山が見えてきましたが、この直後にワンコを連れたゆうやけさんとばったり行き会い、初めての顔合わせをすることになりました…
しばしの会話の後でゆうやけさんと別れるとエビ山を通過して往路を戻ります。
今回の山歩きで見かけた花々で上段左側からミヤマアズマギク、ハクサンフウロ、ハクサンシャジン…、下山左側からノアザミ、オオバギボウシ、ノハナノショウブ…となります。
上段左側からノゾリキスゲ、イブキトラノオ、シロバナハナニガナ…、下段左側からハナニガナ、クルマユリ、シモツケ…となります。
上段左側からマルバダケブキ、カラマツソウ、ミヤマコゴメグサ…、下段左側からアキノキリンソウ、ヤマハハコ、ハナチダケサシとなります。
帰りは弁天山を巻いて富士見峠に戻って来ましたが、売店の周辺は沢山の観光客などで大変賑やかでした。
さらに下ってエビ山から1時間半ほどで駐車場に戻ると、総行程7時間10分で今回の山歩きを終了しました。
車に戻って道具を片付けると、帰る途中で道の駅・六合に併設された応徳温泉くつろぎの湯(入湯料400円)に寄ることにし、汗を流してサッパリしてから帰宅しました。
…ページの先頭に戻る…
※覚え書き
富士見峠では八間山側の登山者を含め沢山の人たちを見かけましたが、エビ山から先で見たけた人たちは全部で20数名でキャンプ場から歩いた人たちが多かったようです。
途中で行き会った人が富士見峠のノゾリキスゲが少ないと話していましたが、シカの食害の話は出ていないようだし、この辺りはノゾリキスゲの花が裏年だったのでしょうか?…。
朝の内は青空も見えて先ず先ずの天気と思いましたが、時間が経つに連れて少しづつ雲が多くなり、カモシカ平に着いた時は富士山が見えなくなっていました。(梅雨明け十日…と言うことわざがありますが今年は梅雨が明けても天気があまり安定しないようです…)
« 南八ッ 横岳(15.07.12) | トップページ | 玉原湿原~鹿俣山(15.07.26) »
「登山」カテゴリの記事
- 袈裟丸山(23.05.10 その2)(2023.05.12)
- 袈裟丸山(23.05.10 その1)(2023.05.12)
- 般若山・釜ノ沢五峰(23.04.11 その2)(2023.04.13)
- 般若山・釜ノ沢五峰(23.04.11 その1)(2023.04.12)
- 南佐久 御座山(22.12.10 その2)(2022.12.11)
一日違いだったのですね~
カモシカ平のノゾリキスゲは見事でしたね。
前日も同じように蒸し暑くて風が無くたくさんの汗をかきましたよ。
富士山は見えなかったのでひまじんさんが訪れた月曜日の方が正解だったのではないでしょうか。
投稿: mikko | 2015年7月22日 (水) 19時56分
mikko さん>こんばんは…
18日まで長雨が続いていましたので一日空けて少し乾いてから…と思って
20日に行くことにしました。
2年前も同じ7月20日ですが今回ほど暑くなかったように思いますし、空梅雨で
湿度が低かったためか、周囲の景色がもう少し見えたように思いました。
年によって気象条件が変わりますし山行日を決めるのも中々難しいものです…
また立ち寄って下さい、ありがとうございました。
投稿: ひまじん | 2015年7月22日 (水) 22時06分
こんにちは✿
野反湖、とっても懐かしく拝見しました!
十数年前に家族キャンプをした地です♪
よくルートは覚えておりませんが、確か湖の周りをトレッキングしました(^^♪
カモシカ平のノゾリキスゲはじめお花がいっぱい咲き乱れこのコースは素晴らしいですね!
茨城からはちょっと遠いのですが行ってみたいです^^
それにかわゆいワンちゃん連れたゆうやけさんにバッタリにびっくりです@@
よくゆうやけさんのブログにもお邪魔してます♪
こんな偶然ってあるのですね(^_^;)
本当に楽しい山行になりましたね^^
投稿: らるご | 2015年7月24日 (金) 17時15分
らるご さん>こんばんは…
野反湖のキャンプ場は自分も○十年も前に行きましたよ~(笑)
湖の周囲を巡る遊歩道は10km位のコースですが、今でもハイキングしている
人たちを見かけますね。
カモシカ平のキスゲは大きな群落ではありませんが、訪れる人たちも少ないので
ユックリ楽しめるのが良いと思います。
もし歩かれるなら片道1kmほど短くアップダウンが少ないキャンプ場から往復した
方が歩きやすいと思います。
今回もキャンプ場側から歩いていた人の方が多かったようですし、帰りにエビ山を
回っても距離的には富士見峠往復より短いようです。(良かったら2年前の三壁山・
エビ山のレポを参考にしてください…)
ゆうやけさんは本当に偶然でした。ミニチュアダックスを連れていましたので
思い切って声掛けしたらゆうやけさんでした。
花のシーズンは限られますしネットつながりの皆さんも集まってきますね…
投稿: ひまじん | 2015年7月24日 (金) 20時17分