赤雪山~仙人ヶ岳(14.11.30)
アップダウンの周回コースを歩きました…
① 2014年11月30日(日)天候:晴れ後曇り
② 赤雪山:620.6m、仙人ヶ岳:662.9m
③ コースタイム(行動時間:5時間40分)
メモリアル広場(07:20)===尾根コース登山口(07:30)===赤雪山(08:30)===585ピーク(09:05)===623ピーク(10:00)===仙人ヶ岳(10:40~11:10)===熊ノ分岐(11:30)===561ピーク(11:40)===湖畔キャンプ場(12:35)===メモリアル広場(13:00)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、体力・季節・天候によりコースタイムが変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:10.520km、累積標高:±970m)
11月最終日の山歩きは新・分県登山ガイドを参考に山行計画だけは作ってあった栃木100名山の赤雪山~仙人ヶ岳を歩くことにしました。
ガイドブックでは赤雪山の沢コースから登るルートを紹介していましたが、ヤマレコのレポを調べると2月の大雪で登山道に倒木が多く、歩くのが大変そうなため今回は尾根コースから赤雪山に向かうことにしました。
※画像をクリックすると大きくなります…
出発点の松田川ダムのメモリアル広場(マップコード:489 006 822)までは自宅から約60kmで1時間ほど、午前6時に自宅を出発すると北関東道経由で現地に向かいます。
桐生太田ICで高速を下りるとカーナビに従って松田川ダム方面に向かいましたが、ほぼ予定通りの時間で松田川ダムのメモリアル広場に到着しました。
駐車場に先着の車が停まっていましたが自分も車を停めて準備を始めました。(メモリアル広場のトイレが使えました…)
準備を終えるとダム湖の湖畔道路を歩き始めますが、赤雪橋の先にあるT字路はキャンプ場方面に直進します。(右に進むと沢コースの登山口…)
湖畔道路をさらに進むと駐車場から10分ほどで尾根コースの登山口がありました。(立派なコース案内図が立っています…)
登山口から登り始めるとすぐに折り返しの登山道となりました。
15分ほど折り返しながら登ると緩やかな登山道となり、さらに進むと山頂まで1.2kmの道標が立っていました。
登山口から30分ほどで491ピークとなり樹林帯の先に赤雪山が見えました。(道標に山頂まで0.7kmとありました…)
491ピークからは紅葉が終わった登山道が続きます。
さらに落ち葉の積もった登山道を進んで行くと山頂まで0.2kmの道標です。
駐車場から1時間10分で東屋の立つ赤雪山の山頂に到着しました。
山頂の周囲は樹林帯で展望は良くありませんが南東側に三毳山が霞んで見えました。(前日の雨の関係なのか景色が大分霞んでいました…)
一通り景色を眺めると仙人ヶ岳まで4.2km…の道標に従って仙人ヶ岳に向かいます。
赤雪山の北側のピークを通過するとアップダウンの登山道が始まりました。
一つ目のピークに登り返すと立派な道標が立っていました。(仙人ヶ岳まで3.5km…)
少し下って登り返すと585ピークですがそれらしい標識などは見当たりません。
さらに進むと次のピークに向かって急登します。
赤雪山から40分ほどで二つ目のピークとなりました。(仙人ヶ岳まで2.9km…)
二つ目のピークを通過するときつい急坂を50mほど下ります。
下る途中の左手に大分近づいた仙人ヶ岳が見えました。(ここが一番見えました…)
鞍部まで下ると次のピークに向かって登り返します。(後続ハイカーが先行しました…)
三つ目のピークでようやく中間点を通過しました。(仙人ヶ岳まで1.8km…)
三つ目のピークから少し進むと岩場の上に古い石祠が祀られていました。
さらに進んで少し急登すると赤雪山から90分ほどで623ピークを通過します。(仙人ヶ岳まで1.3km…)
623ピークから少し進んで小さな岩峰に上がると623ピークが良く見えました。
仙人ヶ岳に近づいたこともあり少しピッチを上げて進みます。
少し進んで岩場に突き当たるとマーカーに従って直登しました。(左側に岩場を巻くルートがあったようです…)
岩場に上がると右前方に仙人ヶ岳の山頂が見えました。
岩場のピークから少し進んで野山林道に下る分岐点を通過します。
さらに進んで少し急登すると仙人ヶ岳の登山道に合さりました。
道標に従って少し進むと赤雪山から2時間ほどで仙人ヶ岳の山頂となりました。
2年半ぶりの仙人ヶ岳ですが山頂の展望は相変わらずで北西側に鳴神山が見える程度でした。(朝方の天気に比べると雲が大分増えました…)
山頂で30分ほど休んで昼食タイムを取ると帰りは熊ノ分岐に下ります。
少し下ると歩いてきた稜線が見え、中央辺りに623ピークが見えました。
さらに下ると春先の山火事の跡が残っていました。(木の根元が黒く焦げています…)
登山道の左側に歩いてきた赤雪山が見えました。
山頂から20分ほどで熊ノ分岐に下ると直進して561ピークに向かいます。
この辺りも大分焼けたようで右斜面の樹木が大分焦げていました。
熊ノ分岐から10分ほどで561ピークに到着すると眼下に松田川ダムが見えました。(駐車場に停まっている車が見えました…)
北東方向に歩いてきた赤雪山が良く見えました。
561ピークの南側に前回歩いた宗の岳(530ピーク)が見えています。
居合わせた人たちにルートを教えてもらいましたが、分岐道標の横にキャンプ場の分岐点があり、マーカーテープが下がっていました。
キャンプ場に下るルートは刈り払いされておらず、薄い踏み跡を探しながら下りましたが、山慣れない人向きのルートではなさそうです…
少し下って561ピークを振り返りました。(山頂の左手前の松の木辺りを下りました…)
鞍部から少し登り返すと道標がありますが、教わった少し手前の踏み跡を下りました。
ヒノキの植林帯沿いに踏み跡が続いており、きつい急坂をスリップしないよう下ります。
下降点から10分ほど下ると林道に合さりました。
荒れた林道をさらに下って行くと二つの砂防ダムがありましたが、堰堤脇を抜けて下ると561ピークから50分ほどでキャンプ場が見えました。
キャンプ場から駐車場に戻りますが帰り道の湖畔道路から561ピークが良く見えました。
さらに湖畔道路を歩いてメモリアル広場に戻ると、総行程5時間40分ほどで今回の山歩きを終了しました。
車に戻って道具を片付けると、帰る途中で足利市内の地蔵の湯 東葉館(入湯料720円)に寄ることにし、汗を流してサッパリしてから帰宅しました。
…ページの先頭に戻る…
※覚え書き
今回の山歩きで見かけた人たちは全部で20数人ですが、殆んどのハイカーは仙人ヶ岳の周辺で見かけた人たちで、赤雪山の周回コースでは追い越して行った一人だけでした。
ガイドブックを見ると赤雪山の展望が良さそうですが、山頂周辺の樹木が大きく育った関係なのか、南東側が少し開ける程度でコースの途中も殆んどが樹林帯越しの展望でした。
赤雪山~仙人ヶ岳の間はアップダウンがあって面白く、稜線を外れなければルートに迷う心配はないと思いますが、561ピークからキャンプ場の間はルートが分かり難いため、初心者の場合は山慣れた人と一緒に歩くことをお薦めします。
« 西上州 日暮山(14.11.19) | トップページ | 晃石山・太平山(14.12.07) »
「登山」カテゴリの記事
- 袈裟丸山(23.05.10 その2)(2023.05.12)
- 袈裟丸山(23.05.10 その1)(2023.05.12)
- 般若山・釜ノ沢五峰(23.04.11 その2)(2023.04.13)
- 般若山・釜ノ沢五峰(23.04.11 その1)(2023.04.12)
- 南佐久 御座山(22.12.10 その2)(2022.12.11)
栃木の百名山コース、イイですねぇ~
ピストン山行だと下山は よほどでない限り足を止めて観たりしませんもの。周回コース歩きは、出発から到着まで新鮮な気持ちで歩けるのがイイので好きです(゚▽゚*)♪
投稿: tuba姐 | 2014年12月 3日 (水) 10時58分
tuba姐 さん>こんにちは…
マークが増えましたね、いよいよお待ちかねの
山頂往復も帰りは帰りなりの景色もありますが、新鮮さから言えば周回コースに
なるんでしょうね~
マイカー登山のソロ山行では、車の回収などでどうしても山頂ピストンが多くなり
ますが、今回は周回の出来るコースでした。
ただし、このコースは樹林帯が多く展望が良いのは最後の561ピーク位なので、
もし歩かれるならアカヤシオの咲く頃が良いと思いますよ…
12月に入って新潟方面も
スノーハイクの季節到来ですよ~
投稿: ひまじん | 2014年12月 3日 (水) 16時42分