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2013年8月 1日 (木)

麦草峠から北横岳(13.07.31)

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麦草峠から縞枯山~北横岳を歩きました…

① 2013年7月31日(水)天候:晴れ時々曇り
② 茶臼山:2384m、縞枯山:2403m、北横岳:2480m
③ コースタイム(行動時間:7時間35分)
 麦草峠駐車場(06:50)===大石峠(07:10)===茶臼山展望台(08:15~08:20)===五辻の分岐(09:35)===縞枯山展望台(08:55~09:00)===雨池峠(09:35)===坪庭分岐(09:55)===三ツ岳分岐(10:30)===北横岳(11:00~11:40)===三ツ岳分岐(12:00)===坪庭分岐(12:25)===ロープウェイ山頂駅前(12:35)===五辻(13:05)===出逢いの辻(13:35)===大石峠(14:10)===麦草峠駐車場(14:25)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、体力・季節・天候によりコースタイムが変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:13.442km、累積標高:±827m)
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 前回の山歩き以降も天候不順が続いて一部では豪雨被害も発生していますが、ネットで天気予報を調べていると31日は長野方面で晴れ間が見えそうなため、11日ぶりの山歩きはトレーニングを兼ねて北八ヶ岳方面に出かけることにしました。

 
当初の予定では麦草峠から茶臼山と縞枯山を越えて雨池峠側に下り、帰りに雨池から八柱山に寄って富士山を眺めてこようと考えていましたが、縞枯山の展望台辺りで今回はガスが多くて富士山などは見えそうにないことが分かり、少し先に足を延ばして北横岳まで行って来ることにしました。

 
※画像をクリックすると大きくなります…

 登山口となる麦草峠駐車場(マップコード:218 806 593)までは自宅から約110kmで2時間半…、午前4時半に自宅を出発して途中のコンビニで食料を購入すると、中部横断道の南佐久ICからR142~R141~R299と走って現地に向かいます。

 途中、上信越道の軽井沢ICの先が濃霧で速度規制となっており、県境の八風山トンネルを抜けると曇り空で天気の方が少し心配でしたが、R299に進んで八千穂高原まで登って来るとガスが薄れて朝日が射し始めました。

 早朝で走る車が少なく予定より少し早めに麦草峠に到着すると、峠の少し先の大きな駐車場に10数台の車が停まっていました。(駐車場に綺麗な公衆トイレがあります…)
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 すぐに車を停めて準備をすると麦草ヒュッテの横を抜けて国道を渡ります。(道路の手前に案内道標などがありました…)
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 少し進むと茶水の池の分岐点がありますが、当初は右奥から戻って来る予定でした。
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 先ずは分岐点を左に進んで大石峠に向かいます。
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 茶水の池から15分ほどで大石峠となり、道標に従って茶臼山方面に向かいます。
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 樹林帯の登山道にゴロゴロした岩が転がっており、所どころの水溜りでは地面が大分ぬかっていました。(あちこちに迂回路が出来ていました…)
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 麦草峠から40分ほどで中小場の岩場に上がると、これから向かう茶臼山と縞枯山が良く見えました。
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 南側に見える丸山の先はガスがかっていましたが、この時は少し時間が経てばガスが晴れると思っていました…
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 中小場の岩場を通過すると茶臼山に向かって登って行きます。
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 30分ほど登るとこの周辺特有の縞枯帯を通過します。
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 麦草峠から約1時間20分で茶臼山ですが、すぐに左奥に進んで展望台に向かいます。
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 山頂から5分ほどで茶臼山の展望台に着きますが、周辺にガスが流れて景色が見えそうにありません。(素晴らしい展望は前回のブログをご覧ください…ここをクリック
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 南側のガスの間に見えるのが西天狗の山頂のようです。
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 西側にロープウェイの山麓駅が見えますが、北アルプスなどは見えそうにありません。
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 縞枯山の先はガスがかかって北横岳と蓼科山が良く見えません。
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 展望台で一通り写真を撮ると茶臼山を下って縞枯山に進みます。
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 15分ほどで緩やかな鞍部に下って来ると右前方に縞枯山の展望台が見えました。
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 さらに進んで五辻方面に下る分岐点を通過します。
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 分岐点を通過すると岩ゴロの登山道となり、縞枯山に向かって登り返して行きます。
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 15分ほど登ると縞枯山展望台の分岐点となりました。
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 道標に従って右に進み岩ゴロの岩稜を登ると展望台に到着します。
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 周囲にガスが流れて展望が良くありませんが、茶臼山の左奥に麦草峠の白い建物が見えていました。(素晴らしい展望は前回のブログをご覧ください…ここをクリック
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 展望台で休んでいた3人グループと言葉を交わすと山頂に向かいますが、5分ほど進むと中間点の道標が立っていました。
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 さらに進むと立ち枯れのシラビソなどが目立って来ます。
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 南西側の雲の間に少し霞んだ中央アルプスが見えて来ました。
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 左背後に南アルプスと南八ヶ岳の山々が見えて来ましたが、事前に思っていたほど天気が良くならないようです…
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 麦草峠から2時間25分ほどで縞枯山の山頂を通過します。(この頃から雨池に向かうのを止めて北横岳に進むことを考えていました…)
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 山頂を通過するとザレた急坂を下って雨池峠に向かいます。
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 15分ほど下って展望が開けると正面に北横岳が見えてきます。
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 縞枯山から30分ほどで雨池峠に下って来ましたが、ここから雨池方面に下る予定を変更して北横岳に向かうことにしました。
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 雨池峠から少し下ると縞枯山荘の青い屋根が見えてきます。
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 縞枯山荘を通過して少し進むと坪庭遊歩道の入口がありました。(山頂駅側の入口まで進むと大分遠回りになるため観光客に遠慮しながら歩かせてもらいました…)
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 坪庭の遊歩道を少し歩いて北横岳の登山道に入ります。
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 坪庭を通過すると折り返しの急登になりますが、10分ほど登ると目印となるダケカンバを通過します。
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 さらに登ると右側の展望が広がり坪庭を歩く人たちなどが見えました。
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 坪庭の遊歩道から30分ほどで三ッ岳分岐を通過します。(この分岐点で行き会った若い人は縞枯山の手前で見かけた若いハイカーでした…)
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 さらに進んで北横岳ヒュッテを通過しましたが少しシャリバテ気味の感じです。(山頂までもう少しガマンの子です…
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 北横岳ヒュッテを通過すると山頂直下の急登に取り付きます。
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 麦草峠から4時間ほどで北横岳南峰に到着しました。(山頂周辺で沢山の人たちが休んでいました…)
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 南八ヶ岳は少しガスが残っていましたがシルエットになったピークが良く見えました。
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 賑わう南峰を後にするとさらに進んで人影の少ない北峰で休むことにしました。
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 北西側に聳える蓼科山の山頂に数人の登山者が見えました。
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 南西側の稜線の先に中央アルプスが霞んでいました。
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 南峰の先に見えるのが南アルプスで左から北岳~甲斐駒~仙丈ケ岳と続きます。
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 山頂で40分ほど休んで昼食タイムを取ると南峰に戻って下り始めました。
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 天狗岳の先が硫黄岳と横岳になりますが、八ヶ岳の東側にかかった雲が最後まで残っていました。(八柱山からコースを変更したことが正解だったようです…)
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 北横岳から下って行くと途中で三ッ岳が見えてきましたが、少し雲が多くなったようで帰りを急ぐことにしました。
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 山頂から1時間弱でロープウェイ山頂駅まで下って来ましたが、天気の方が心配なこともあり山頂駅に寄らずに先に進みます。
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 五辻までは2年ほど前に歩いており、山頂駅から縞枯山を巻いて進みます。
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 山頂駅から20分ほどで森林浴展望台となりますが、ここまでは一般観光客の周遊ルートになっているようです。
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 森林浴展望台から10分ほど進むと五辻の分岐を通過し、さらに進むと五辻のあずま屋がありました。
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 林道のような登山道を下って行くと山頂駅から40分ほどで展望が広がりました。(R299に延びる登山道は踏み跡がなく既に廃道になっているようです…)
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 さらに踏み跡をたどって行くと山頂駅から1時間ほどで出逢いの辻となりました。
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 道標に従ってオトギリ平に向かい獣道の混じった踏み跡を進んで行くと、20分ほどでオトギリ平の分岐点に出て来ましたが、ここまで戻れば出発点の麦草峠は遠くはありません。
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 この後は道標に従って大石峠まで戻り、さらに往路をたどって麦草峠の駐車場に戻ると、総行程7時間35分で今回の山歩きを終了しました。

 駐車場に戻って道具を片付けると、自宅に帰る途中で松原湖温泉・八峰の湯(入湯料=500円)に寄ることにし、大きな湯船に浸かって汗を流しサッパリしてから帰宅しました。

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※覚え書き

 
今回のルートで出会ったハイカーは全部で200人近く、半数以上は雨池峠から坪庭周辺で出会った人たちで、縞枯山周辺で見かけた人たちは10数人でした。

 
準備して行った水は2.5㍑、ハイドレーションにポカリ2.2㍑、昼食用に0.5㍑のペットボトルが1本でしたが、ハイドレーションに入れたポカリが0.8㍑ほど残りました。

 
ザックに入れた行動食は①オニギリが4個とカップ麺、②非常食用のパンが1袋と乾燥食糧などで、今回も非常食が持ち帰りとなりました。(コンビニお握りの2個入りパックですが山歩きでは少し使い勝手が悪いようです…)

 
今回の山歩きで歩いたルートですが、以前にネットのレポートで見た覚えもあり、コースの変化もあって紅葉時期に歩いても面白いと思いました。

 
夏真っ盛りのシーズンでハーフパンツで歩くことにしましたが、下履きのCW-Xの膝下に穴を作ってしまい、虫除けスプレーした横をアブに刺されてしまいました

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