湯の丸山・烏帽子岳(14.01.24 その1)
① 2014年1月24日(金)天候:晴れ
② 湯の丸山:2101m、烏帽子岳:2066m
③ コースタイム(総行動時間:5時間30分)
地蔵峠駐車場(08:20)===キャンプ場(08:35)===中分岐(08:50)===鐘分岐(09:00~09:10)===湯の丸山(10:00~10:10)===小梨平分岐(10:40)===烏帽子岳(12:00~12:10)===小梨平分岐(12:50)===中分岐(13:25)===キャンプ場(13:35)===地蔵峠駐車場(13:50)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、体力・季節・天候によりコースタイムが変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:9.099km、累積標高:±964m)
前回から8日ぶりの山歩きになりますが今年初めての雪山歩きに出かけることにし、先ずは小手調べに3年ぶりの湯の丸山と烏帽子岳を歩いて来ることにしました。
湯の丸山の西側斜面はトレースが消えていることがあり、トレースを付けながら登るのは大変なため、今回も先に湯の丸山に登ってから烏帽子岳に向かうことにしました。
※画像をクリックすると大きくなります…
登山口となる地蔵峠の駐車場(マップコード:516 020 894)までは自宅から約90kmで1時間半ほど…、午前6時15分に自宅を出発すると松井田ICから上信越道を走って長野方面に向かいます。
八風山トンネルと抜けると間もなく雲一つない八ヶ岳や真っ白な北アルプスが見えてきましたが、今日は素晴らしい展望を楽しめそうでした。
小諸ICで高速を降りると浅間サンラインを走り、道の駅・雷電くるみの里の先から地蔵峠に登って行くと、途中の道路に雪もなくほぼ予定通りの時間で地蔵峠に到着しました。
すぐに車を停めて準備を始めましたが今年は駐車場周辺の雪も少ないようです。
準備を終えるとロッジ花紋の横を抜けて湯の丸キャンプ場に向かいます。(林道の雪も少なく始めはツボ足で歩きました…)
さらに進むと登山道に入りますがトレースはしっかり残っていました。
キャンプ場から一登りすると中分岐で、今回はここから左回りで歩きます。
道標に従って右に10分ほど進むと鐘分岐に到着し、ここからスノーシューを履いて歩きました。(急登の途中で履くのは大変…)
少し登ると湯の丸山の稜線が見えてきましたが、やはり雪が少ないようで周囲の樹木にほとんど雪が付いていません。(左側から吹く風が少し強いようです…)
左側に富士山や八ヶ岳が見えてきましたが、今日は素晴らしい快晴になったようです。
トレースの消えそうなところもありますが、薄い踏み跡をたどって登って行きます。
さらに登ると北東方向の展望が広がり上越国境の山々が見えてきました。
北東側に見えるのが谷川連峰主稜線の平標~仙ノ倉~万太郎山辺りのようです。
さらに右側に谷川本峰などが続きますが、こんなに良く見えるのは初めてです。
振り返ると浅間山の左奥に浅間隠山や赤城山などが良く見えました。
鐘分岐から40分ほどで登りが緩やかになると間もなく山頂が見えてきました。
地蔵峠から歩き始めて1時間40分で湯の丸山の山頂となりました。
北峰の先が根子岳と四阿山ですが、この季節で雲一つないのは初めてと思います。
左から日光白根山~女峰山~男体山~皇海山で右手前が小野子三山と子持山です。
東側に連なる浅間連峰の山々ですが、今年は残雪期の前掛山に登る予定です。
富士山の左手前にシルエットになった金峰山と瑞牆山が見えています。
八ヶ岳の主峰群も見事なもので東天狗の左奥に阿弥陀岳が頭を出していました。
これから向かう烏帽子岳の背後に雲一つない素晴らしい景色が広がっていました。
中央アルプスの空木岳や甲斐駒ヶ岳が良く見えます。(右手前が信州・三峰山…)
前烏帽子の先に乗鞍岳が良く見えます。(新・分県登山ガイドでは偽烏帽子ですが今回から一般的な前烏帽子を使うことにしました…)
烏帽子岳の左奥に見える雲一つない穂高連峰と槍ヶ岳が見事なものです…
高妻山の左手前に昨年10月に歩いた戸隠山が見え、右手前の飯縄山は今年の残雪期に予定しています。
写真の中央奥が昨年6月に歩いた火打山、右側は妙高山、左手前の黒姫山は今年6月頃に予定しています。
湯の丸山でこれだけ大展望が楽しめれば帰っても良いと思ったのですが、トレーニングを兼ねた山歩きでもあり、予定通り西側に下って烏帽子岳に向かいます。
事前に想定していたように小梨平に下るトレースは消えており、登山道らしい痕跡をたどって下って行きます。(マーカーのテープはあまり付いていません…)
20分ほど下って烏帽子岳を見上げると大分高度が下がったことが分かります。(この辺りでは一部トレースが残っていました…)
湯の丸山から30分ほどで小梨平の分岐点まで下りましたが、強風で烏帽子岳に向かうトレースが消えかかっていました。
この小梨平の分岐でも地蔵峠に戻ろうか…とも考えたのですが、まだ10時半過ぎで帰るには早過ぎることもあり、先に進んで烏帽子岳に登ることにしました。
(その2)に続く…
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