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2012年9月27日 (木)

高妻山(12.09.26)



① 2012年9月26日(水)天候:曇り後晴れ
② 高妻山:2353m
③ コースタイム(行動時間:11時間15分)
 戸隠キャンプ場入口駐車場(05:40)===戸隠牧場(05:50)===一不動避難小屋(07:55~08:20)===五地蔵岳(09:20~09:35)===九勢至(10:35)===高妻山(11:50~12:25)===九勢至(13:10)===五地蔵岳(14:15~14:25)===一不動避難小屋(15:15)===戸隠牧場(16:45)===駐車場(16:55)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、季節や天候などによりコースタイムが変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:15.639km、累積標高:±1613m)
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 週間天気予報を見ると週末の天気はあまり良くないようですが、崩れる前に出かけようと考え前回からほぼ2週間ぶりに、戸隠連峰の最高峰・高妻山に挑戦することにしました。

 高妻山も前々から計画だけは作ってありましたが、諸般の事情でこれまで出かける機会がなく長年の目標となっていた山の一つで、信濃毎日新聞の信州山岳ガイドによると日本百名山中3つの最長行程山の一つとされ、入山口から山頂まで5時間~6時間のハードなコースと紹介されています。

 
ネットのレポを見ても大変なコースのようで、今シーズンは長いコースを歩いていないこともあって、体力的に少し不安な面もありますが途中のシャリバテに気を付けながら歩くことにしました。

 
※画像をクリックすると大きくなります…

 登山口となる戸隠牧場までは自宅から約170kmで3時間ほど、今回も長丁場のコースを考え前日に現地入りして前泊することにし、自宅を午後7時半にスタートすると途中のコンビニで食料を買い込み、R18~上信越道と走って現地に向かいます。

 信濃町ICで高速を下りると県道36号線を走って戸隠方面に向かいましたが、前泊場所の戸隠キャンプ場入口駐車場(マップコード:1004 041 817)に午後10時半頃に到着すると50台分ほどの大きな駐車場に、先着した車が1台が停まっていました。(道路の反対側に綺麗な水洗トイレがありました…)

 翌朝4時過ぎに寒さで目が覚めると車内の温度は12℃ほどになっており、山歩きの支度に着替えて横になっていましたが、5時頃に少し明るくなり民宿のお客さんを登山口に送る車なのか、キャンプ場の中にミニバンのような車が入って行きました。(夜警のガードマンによると登山者の車は中で駐車出来ないとのことでした…)

 朝暗い内に到着した車もあって駐車場の車は4台となり、それぞれ歩く準備を始めたようですが、足の遅い自分は先に出発することにし予定の10分遅れで歩き始めました。

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 駐車場をスタートしてキャンプ場を抜け、10分ほどで戸隠牧場の入口に到着しましたが、右側の受付案内所に登山者カードの記載所とポストがありました。(戸隠山の中腹以上にガスがかかっています…)

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 牧場入口から案内表示に従い10分ほど進むと分岐点があり、右側に六弥勒に抜ける短縮ルート(弥勒尾根新道)が延びていました。

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 短縮ルートは下山する時に考えることにして、往路は分岐を直進して一不動に向かって進んで行くと、間もなく牧場を抜けて大洞沢沿いの登山道となりました。

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 さらに大洞沢を左右に渡りながら登って行くと、分岐から1時間ほどで滑滝のクサリ場を通過します。(見た目ほど難しいところではありません…)

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 さらに登ると有名な帯岩のトラバース箇所を通過しますが、岩場に足場が作られており雪でもなければ特に問題はないと思います。

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 帯岩を過ぎると沢の中を歩くようになり、5分ほど登ると氷清水の水場となりました。(帰りにここで給水することになります…think

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 戸隠牧場から約2時間、いい加減イヤになった頃に一不動に到着するとここで休んで朝食を兼ねた食事を取ることにしました。(避難小屋にベテラン夫妻が2組泊まっており、行程が厳しく下山途中で泊まったと話していました…)

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 分岐道標に山頂まで150分とありましたが、泊まっていたベテランさんが中高年の場合は220分ですよ…と小屋の外壁に掛かった案内図を教えてくれました。

 予定は一不動まで2時間、一不動から山頂まで3時間と見込んでいましたが、ここまでの様子からすると少し甘かったようです。(ガイドブックも中高年けのタイムが掲載されると良いんですがね…)

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 一不動で30分近く休んで先に進むことにし、折り返しの急登を10分ほど登ると二釈迦の祠の前を通過しました。(登山道に13仏の名前が付けられた小ピークがあり、これを一つ一つ越えて山頂に向かいます…)

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 二釈迦を通過した頃からガスが切れ始め、前方に五地蔵らしきピークが見えて来ます。

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 さらに進むと左側の展望が開けて高妻山の山頂が見えて来ました。(右側から回り込んで登って行くようです…)

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 登山道の右側は切れ落ちた絶壁になっており、時々展望が開けると出発点の戸隠牧場が良く見えました。

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 二釈迦から10分ほどで三文殊を通過します。

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 少し進んで前方が開けると四普賢の右に五地蔵が見えて来ました。

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 三文殊から20分ほどで四普賢のピークを通過します。

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 五地蔵に登り返す途中で振り返ると、戸隠山にかかっていたガスが切れるようです。

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 一不動から約1時間…、小さな広場のような五地蔵に到着すると、少し休んで行動食を取ることにしました。

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 五地蔵から少し進むと五地蔵山があり、表示に従って山頂に上がると直ぐ北側に妙高山が見えました。(今日は妙高山も素晴らしい展望のようです…)

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 写真を撮って登山道に戻り少し進むと六弥勒の祠がありました。

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 祠の手前に弥勒尾根新道の分岐があり、傍らに案内表示が下がっていました。(帰り道で持って行った2.5リットルの水が足らなくなったため、当初計画どおり往路を戻って氷清水で給水することにしました…)

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 六弥勒を通過して下って行くと左前方の展望が開け、北アルプス北部の素晴らしい展望が広がりました。

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 鹿島槍ヶ岳と五竜岳の間に見えているのが立山のようです。

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 五竜岳と唐松岳の間に剣岳が顔を覗かせています。

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 さらに右側に白馬連峰が続いており、雪渓に沢山の雪を残して冬を迎えそうです。

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 さらに進むと七薬師と八観音の間に高妻山がドーンと姿を現しました。

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 稜線右側に焼山と火打山が見えました。

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 10分ほどで七薬師を通過しましたが、ここにはベンチが置いてありました。

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 七薬師を通過すると今日五度目となる小ピークの下りとなりますが、もう好い加減にしてくれ…と言うネット上の叫びが良く分かりました…bearing

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 鞍部から少し登り返して振り返ると、コースのアップダウンが良く分かります。

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 さらに岩場混じりの登山道を進み、次の八観音に向かって登り返します。

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 時々一息入れながら登って行きますが、北アルプスの雲が少し薄くなった感じです。

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 七薬師から30分ほどで八観音を通過しましたが、途中で追い越して行った人たちが早くも山頂から戻って来ました。(若い人たちの体力は大したものです…)

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 ガイドブックで紹介されていた八丁ダルミに標識は見当たらず、さらに進んで行くと五地蔵から1時間ほどで九勢至に到着しました。

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 九勢至から少し登って振り返ると、戸隠山にかかっていたガスが晴れており、ギザギザした稜線が見えるようになりました。

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 登山道は少しづつ傾斜を増しており、稜線に延びる登山道が良く見えました

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 さらに進むとクマ笹の中を直登するような登山道となりました。

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 20分ほど登ると周囲にダケカンバが多くなり、一息入れながら東側を振り返ると黒姫山と麓の古池が良く見えていました。

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 九勢至から約1時間、ようやく急登が終わって緩やかな稜線に上がります。

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 南西側の雲の上に槍と穂高を見ることが出来ました。(北アルプス北部は雲に包まれたようですが途中で見えたので良しとしましょう…confident

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 緩やかな稜線を少し進むと十阿弥陀があり、立派な青銅鏡などが祀られていました。

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 高妻山の山頂はさらに先にあり、小ピークの上に人影が見えて来ました。

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 駐車場から歩き始めて6時間10分…、ようようの思いで山頂に到着しましたが、周辺で10人ほどの登山者が休んでいました。(皆さん山歩きのベテランでした…)

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 山頂で周囲の景色を眺めなら昼食タイムを取りましたが、山頂の南側に見慣れたピークが並んでいました。

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 一番左奥が富士山のようで、その右側に八ヶ岳の山々が見えました。

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 さらに右側に南アルプスの山並みが続き、その右手前に美ヶ原が見えています。

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 さらに右側にピークが見えており、初めは中央アルプスと思ったのですが、山容を見るとどうやら乗鞍岳と思われます…。

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 山頂で30分ほど昼食タイムを取ると下山を始め、山頂から五地蔵まで1時間50分、さらに下って一不動までが2時間50分、駐車場には4時間30分で下り、総行程11時間15分で今回の山歩きを終了しましたが、総行程の長さから言えば①燧ヶ岳、②赤岳・横岳に続いて3番目の記録となりました。

 車に戻って道具を片付けると、家に帰る途中で中社の神告げ温泉(入湯料600円)に寄ることにし、汗を流してサッパリすると美味しいお蕎麦を食べてから帰宅しました。

 今回の山歩きは少し事前準備が足りなかったようで、何時もの山歩きと同じような感覚で家を出たこともあり、歩行時間と給水量、体力とザックの重量などこれからの山歩きに向けて幾つかの課題を残しました。

 
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コメント

ひまじんさん こんにちは、ご無沙汰してます。
高妻山、お疲れさまでした。
拝読しながら、昨年の山行を思い出してました。
もう一度行っててみようか、とは思わないですね、きつくて。

弥勒新道、下りに使わなくてよかったと思います。
滑りやすい道でしたし、時間短縮の効果もすくないかもしれません。

富士山まで見えるとは
素晴らしい展望がご褒美の山行でしたね

kazu さん>こんにちわ…
確かに噂通りの厳しい山でした。自分は一不動までが一番つらく、途中でリタイヤ
しようと思ったほどでした。
ただ、避難小屋でご飯を食べ少し休んだ後で、ゆっくりでいいや…と思ったら少し
気が楽になり、時間はかかりましたが何とか山頂まで行けたようです。
山頂にいたほとんど人たちは弥勒新道を下ったようですが、こちらから登って来た
人が粘土質の登山道で滑りやすいと話していました…
水が少し心配だったので往路を戻りましたが、高妻山の景色が良かったこともあり、
多分、次回はないと思いますので弥勒新道を歩くことはないでしょうね。
コメントありがとうございました…

ひまじんさん、こんにちは。
平日にひとりでどこか?って時に、いつも参考にさせていただいてます~

ひとりで往復運転して、これだけのお山登ってって、結構きつくないですか?
真似っこしようと思ったけど、ここは私には無理~!(笑)

はなはな さん>おはようございます…
唐松も木曽駒も天気が良くてグッドでしたね…shine
一人旅は慣れていますので、行き帰りの運転はそれほど気にはなりませんが、
高妻山は少し大変なところでした。
今回は往復とも一不動経由で歩きましたが、仮に次回行くとすれば弥勒新道を
使ってみたいと思います。(公称では登りで50分ほど短縮できるようです…)
いずれにしろ山頂直下に大変な急登がありますし、挑戦されるなら旦那さんと
一緒に行かれて下さい…
直ぐ近くの飯綱山なら比較的簡単に登れ、素晴らしい景色も楽しめますよ…

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