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2011年12月11日 (日)

奥秩父 二子山(11.12.10)



① 2011年12月10日(土)天候:晴れ
② 二子山:1166m
③ コースタイム(行動時間:5時間10分)
 坂本登山口(07:30)===股峠(08:35)===東岳(途中撤退)===股峠(09:25)===西岳(10:10~10:20)===西峰(11:10)===魚尾道峠(11:50)===国道横の登山口(12:30)===坂本登山口(12:40)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、季節や天候などによりコースタイムも変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:6.26km、累積標高:±784m)
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 12月2回目の山歩きとなりましたが、新・分県登山ガイド=埼玉県の山でスリルと展望の岩山…と紹介されている奥秩父の二子山に登って来ました。

 前日降った雪で周囲の山々が白くなっており、岩山歩きには少し不安もあったのですが、一日経てば雪も大分融けるだろうと思っていました。(これは少し甘かったようで北側斜面には2~3センチの雪が残って足元が悪く、東岳は途中で登るのを断念しました。)

 
※なお群馬の山歩き130選は二子山のグレードを上級としており、個人的には両神山の八丁尾根コースに比べると大分嫌らしいルートのように感じており、岩場に不慣れな人は無理をしない方が無難と思いました。

 二子山の坂本登山口(マップコード:534 823 049)までは自宅から約75kmで2時間ほど、朝5時半頃に自宅を出発すると上信越道・藤岡ICからR462~R299と走り、県境の志賀坂トンネルを抜けて現地に入ることにしました。

 R462は改修工事中のようで片側通行の信号がアチコチにありましたが、ほぼ予定通りの時間で坂本登山口に到着しました。(少し遠回りになりますが、下仁田ICから湯ノ沢トンネル経由でR299に抜けた方が良かったようです…)

 坂本登山口の少し先に小さな駐車場があり、先行した人の車が1台停まっていましたが、自分も車を停めて準備をすると、登山口の写真を撮って歩き始めました。(写真は下山時のものですが、登山口に手押しのカウンターが置いてあり、下山時に確かめると自分の後から5人が入山していたようでした…)
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 歩き出しはスギ林の登山道ですが、直ぐに仁平沢を遡行するように登って行きます。
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 登山道の所どころに道標があり、アチコチにピンクのテープを見かけました。(少し登って行くと雪で白くなって来ました…)
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 登山口から登り始めて50分、一つ目のローソク岩の分岐に着きました。(ローソク岩方面には先行者の足跡は見当たりません…)
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 ローソク岩の分岐を右上に進み、左右に折り返しながら急登して行きます。
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 一つ目の分岐から10分ほど急登すると、二つ目のローソク岩の分岐となりました。(左下から登って来ましたが、正面に両神山が見えています…)
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 登山口から1時間余りで股峠の分岐に到着しました。(少し手前で岩登りの人たちと行き会いましたが、股峠北側の北登山口から登って来たと話していました…)
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 北側斜面に雪が少し残っていますが、取りあえず東岳に行って見ることにしました。
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 少し登ると岩場混じりの登山道となり、岩場に雪が残っているため油断が出来ません。
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 さらにテープをたどって登りましたが、これだけ雪が残っていると東岳から下る時の方が不安であり、お助けヒモに使う補助ロープも持って来なかったため、東岳に登ることを諦め右上に見える稜線に登って引き返すことにしました。
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 テラスのような稜線に出ると素晴らしい展望で、一通り周囲を眺めると西岳に向かうことにしました。(股峠に戻る途中、数人のグループに行き会い登山道の状況を伝えましたが、この人たちは補助ロープを持っておりそのまま東岳に向かって行きました…)
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 テラスから20分ほどで股峠に戻って来ると、西岳は一般コースを進んで山頂に向かうことにしました。(写真は股峠に立っている案内図…)
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 分岐点から真っ直ぐ進んで西岳に向かいましたが、スギ林の中を左右に折り返しながら登って行きます。(途中の分岐点を右上に進みました…)
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 所どころ矢印標示があり岩峰を右に巻くように進みます。(先行した人の足跡が残っていました…)
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 さらに進むとロープやクサリの付いた岩場を通過します。111210016

 雪の残っている岩場は滑りやすく、一般コースでも気を抜くことは出来ません。
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 股峠から30分ほどで稜線に上がると、東峰からの上級コースに合わさりました。
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 稜線からは展望が広がり南側に両神山の岩峰が並びます。
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 稜線の直ぐ西側が山頂のようで岩峰の上に山頂標識が見えました。
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 一通り景色を眺めて先に進みますが、先ずは短いクサリでキレットを下り、直ぐ先の岩稜に登り返します。(左下は切れ落ちた絶壁でした…)
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 登山口から2時間40分…、股峠から45分ほどで西岳の山頂に到着しました。
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 ガイドブックで紹介されているように山頂の展望は素晴らしく、南側に両神山の八丁尾根が良く見えました。
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 さらに右側は赤岩尾根から始まる上武国境の岩峰群が続いており、自分が登ったピークでは大ナゲシや大山、天丸山などが確認できました。
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 山頂北側は多野の山々で稜線の背後に白い山並みが見えました。
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 三角形のオドケ山の左奥が上州武尊山で、その左側に子持山が頭を出しています。
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 御荷鉾山の背後に日光白根山や男体山が見えました。
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 時刻は10時を過ぎたところで昼食を取るには少し早く、一通り景色を眺めると西峰に進むことにしました。(それにしても嫌らしい岩尾根が続いています…)
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 両側の切れた岩稜を20分ほど進み、山頂標識のある中央峰を振り返りました。
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 GPSに入っている地形図は何故か山頂は西峰となっていました。
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 山頂から40分ほど進んで振り返ると、山頂の左奥に武甲山が良く見えました。
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 さらに進んで前方が開けると、西峰の先に西上州の山々が見えました。
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 御座山の右奥に頭を覗かせているのは白くなった硫黄岳のようです。
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 西峰は少し先の岩峰のようですが、岩稜に小さなキレットが連続しており、通過するのに時間がかかりました。(岩場に雪が残っており慎重に足場を探しながら進みました…)
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 西岳の山頂から約50分で西峰に到着すると山頂に登山者が見えました。
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 岩稜の先に叶山が見えて来ましたが、ここまで進めば下降点はもう間もなくとなります。
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 セメントの原料になった叶山ですが、それにしてもここまで良く削ったものです。
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 西峰から10分ほど進むと下降点のペンキマークが見えて来ます。(岩場の上に赤い×印が付いていました…)
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 下降点から急斜面を下り、さらに10mほどのクサリ場を通過します。(下降点で二人連れの登山者と行き会い、山頂方面の登山道の状況を伝えました…)
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 10分ほどで取り付きに下って来ましたがここまで下ればもう大丈夫です…。
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 この後は登山口に戻るだけで踏み跡をたどってローソク岩の分岐点に向かいます。
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 10分ほどでローソク岩の分岐点まで下って来ましたが、ここからは二子山の険しい岩稜が良く見えました。
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 分岐点を直進して魚尾道峠を通過し、時々背後を振り返りながらさらに下ります。
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 陽だまりのような登山道ですが、正面に両神山の岩峰が連なっています。
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 樹林帯に入る手前で後ろを振り返り、大岩峰に別れを告げることにしました。
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 良く見るとルンゼ状の岩壁を登山者が登っていました。
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 魚尾道峠から10分ほどで樹林帯に入り、真ん中が窪んだ登山道をさらに下ります。
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 樹林帯を下って約30分…、R299横の登山口に下って来ました。111210048

 この後は国道を10分ほど歩いて坂本登山口に戻り、総行程5時間10分で今回の山歩きを終了しました。

 帰りも往路と同じR462を走ることにし、藤岡市の桜山温泉センター(入湯料=600円)で汗を流し、温かいお蕎麦を食べて帰ろうと思ったのですが、大広間で大衆演劇の舞台公演が行われていたため残っていたパンをかじりながら帰宅しました。(桜山温泉センターは閉館となりました…)

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登山」カテゴリの記事

コメント

 こんばんは
 わずかとはいえ降雪の後にこの山とは・・・、凄いですね。
ロッククライミングのゲレンデとしても知られている岩峰ですよね。
3~4年前、西上州の岩峰の幾つかを歩きたく 299号線沿線を下見で
走り、民宿「登人」に車を止め見上げたものでした。

 結局、この界隈では峻嶮な二子山は敬遠、立岩や鹿岳となりました。
貴レポを参考に新緑か紅葉の季節にでも チャンスがあれば
トライしてみようと思います。

こんばんわ
雪のある時にこの岩山、かなりスリルあったことと思います。
青空に聳え立つ岩峰の写真、いいですねえ。
西上州の山はほんとスリルや景観等々面白いですよね。
かなり昔のことですが、家族でこの山に行って「怖~い。もう二度と行きたくない」と
非難を浴びました。
でも面白かったなあと記憶に残っています。

俄歩人さん>こんばんわ…

雪は大したことないと考えていたのですが、北側斜面などに残っていて
足場を確認するのが大変でした。

この日も一般ルートを歩く人の他に、何人かのロック・クライミングの人を
見かけており、岩登りの人たちにも人気がある山のようでした。

山頂から西峰までの間が特に厳しいと思いますが、股峠から山頂までの
往復ならそれほどでもなく、ヤマレコのレポでも報告されています。

いずれにしろ厳しい岩山ですし、挑戦する場合は十二分に注意することが
必要だと思います。


warabeさん>こんばんわ…

事前にガイドブックやネットで調べて出かけたのですが、思っていた以上
に厳しいルートでした。

特に山頂から西峰の間がスリルがあり、表妙義の白雲山以来の厳しさを
感じました。(稜線の途中に2ヶ所ほどクサリがあればと…)

ただ、魚尾道峠辺りから眺める岩峰は確かに素晴らしく、写真を撮るだけ
なら股峠からローソク岩を回るコースもありますね…。

>かなり昔のことですが、家族でこの山に行って「怖~い。もう二度と行き
>たくない」と非難を浴びました。
 家族の皆さんの気持ちが十分に理解できます…。


二子山はガイドブックで見て、行ってみたい山のひとつですが、
両神の八丁尾根より険しいのですか(~_~;)

こういう山は怪我をしないうちに、やめようと思う気持ちと魅かれる気持ちと複雑です。
これからは、雪や凍った登山道に注意ですね。

やっぱり冬は展望がいいのでうれしいですね。
二子山の眺めがこんなに良いとは知りませんでした。

ゆず茶さん>こんにちわ…

八丁尾根の岩場にはクサリがあり、手を放さなければ大丈夫ですが、
二子山の岩稜にはクサリが欲しいところに付いていないので、それが
大変だと思いました。(受け止めに個人差がありますが…)

ただ、股峠から山頂までの往復ならそれほどでもなく、周囲の景色も
十分楽しむことが出来ると思います。(山頂~西峰間が厳しい…)

岩場歩きに慣れている人なら問題ないと思いますが、それにしても
山歩きも先ずは安全第一ですね…


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