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2011年4月16日 (土)

西上州 黒滝山(11.04.15)



① 2011年4月15日(金)天候:晴れ
② 黒滝山:870m
③ コースタイム(行動時間:4時間00分)
 黒滝山第一駐車場(08:00)===黒滝山不動寺(08:10~08:25)===峠(08:35)===見晴台(09:05~09:10)===観音岩(09:30~09:35)===九十九谷(09:50)===鷹ノ巣山(10:20)===上底瀬(10:50)===黒滝山分岐(11:00)===峠(11:40)===不動寺(11:50)===第一駐車場(12:00)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、季節や天候などによりコースタイムも変わりますのであくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(沿面距離:5.92km、累積標高:±598m)110226000

 東日本大震災から1ヵ月あまり…、被災地では未だ15万人を超える人たちが厳しい避難生活を送っており、被害の全容すら把握出来ない状況が続いていますが、自粛・自粛では世の中も元気にならないと言うこともあり、1ヵ月を一つの節目として山歩きを再開することにしました。

 
ただ精神衛生上からすると、先ず初めに今回の大震災で被災された皆さんの平安と被災地の早期復興などを祈っておきたい思いもあり、神社や寺院などに参拝出来るようなコースを探した結果、初めての挑戦となる西上州の黒滝山(不動寺)を歩くことにしました。

 黒滝山の登山口(マップコード:292 054 768)となる黒滝山不動寺までは上信越道を走って1時間ほど…、7時少し前に自宅を出発するとほぼ予定通りの時間で黒滝山不動寺の第一駐車場に到着しました。

 早速、車を停めて歩く支度を終えると、駐車場の入口に戻って今日初めての記録写真を撮っておきます。(駐車場には既に埼玉ナンバーの車が1台停まっており、登山者の数は分かりませんが先行する人たちがいるようです。)
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 駐車場の入口に国定公園の立派な案内板が立っており、案内図を見ると荒船山までの縦走ルートも描かれていました。
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 車両通行止めの標識が立っている道路を登って行くと、やがて山小屋風の建物が見えて来ます。
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 建物の表にまわって見ると、太い柱に黄檗宗不動寺の看板が掛かっており、開運吉祥と書かれた軒飾りも掛かって、どうやらここが庫裡になっているようです。110415005

 黒滝山不動寺は奈良時代に創建された黄檗宗の名刹で、行基作とされる開運厄除けの不動明王が安置されています。

 庫裡らしい建物の軒下を抜けて先に進むと、前方に立派な山門が見えて来ました。110415006

 参道を掃除していた女性に挨拶し、少し先に進むと不動堂があり、さらにその先に見える屋根が大雄宝殿のようです。

 ここは不動堂に参拝することにし、東日本大震災の犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆さんの平安と被災地の早期復興を祈念しました。
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 不動堂の裏手の黒滝泉に石のお不動様が祀られており、傍らの石碑を見ると中国河南産の金剛硯岩から彫り出されたと刻まれていました。110415008

 お不動様に参拝して庫裡の前まで戻って来ると、不動寺のご住職が片付け仕事をしており、少し言葉を交わしてから歩き始めました。
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 登山道は良く整備されていて、しばらくの間、ヒノキ林の中を歩きます。110415010

 やがて良く整備された林道に出ましたが、ここを右に進むと荒船山となっており、地図を見て予想していたものとはチョッと違った登山道でした。110415011

 林道を左に進むと直ぐに峠の分岐があり、先ずは左側の馬の背方面に進みますが、帰りは正面の上底瀬方面から登って来ることになります。1104150111

 分岐を左に進んで稜線を歩きましたが、ここからは先の様子が分かりません。110415012

 間もなく10mほどの鉄製階段が見え、階段下に「この先危険…」と書かれた古びた看板が置かれていました。
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 小ピークに登るとアカヤシオが咲き始めており、来週辺りは西上州のアカヤシオの名所が賑やかになりそうです。
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 小ピークからスリルのある馬の背の岩稜を歩き、反対側の階段に取り付くと歩いて来た登山道を振り返りました…coldsweats01
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 右下に不動寺が見え、直ぐ背後に切り立った岩壁があるのが良く分かります。
110415016

 高度感のあった馬の背を通過すると緩やかな稜線の登山道に変わりました。110415017

 やがて見晴台25mと書かれた分岐道標があり、表示に従って右に進むと石仏や石祠が置かれた岩峰がありました。

 周囲の樹木が大きく育ったこともあるのか、見晴台の名称ほど展望が良いところでなく、ザックを下して岩峰の上に登るのも面倒なため、一通り周囲の景色を眺めると先に進むことにしました。
110415018

 岩峰の左下で咲いていましたが、この周辺でもアカヤシオが咲き始めており、先ほどの不動寺の住職の話しによると今年はツボミの数が多いとのことでした。
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 アカヤシオは南牧村の村花のようですが、一枝に一つの花を付けることから別名でヒトツバナと呼ばれているようです。
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 見晴台の分岐道標まで少し戻り、今度は見晴台の左側を巻いて先に進みます。110415021

 しばらくすると再び分岐道標があり、九十九谷の踏み跡を右側に見ながら、先ずは直進して観音岩に進みます。
110415022

 九十九谷の分岐から10分ほど進むとトラロープが付いた岩峰があり、トラロープを借りて肩に登ると、岩峰の上の観音様の石像が立っていました。110415023

 小さな観音様は左手にハスの花を持っていました。(聖観音でしょうか?…)
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 観音岩からの展望は素晴らしく、北側に鹿岳の二つのピークが見えました。110415025

 その右隣りが四ッ又山で、山名の通り山頂に四つのピークがあります。110415026

 東側の幕岩の向こうに稲含山が見えますが、霞んでシルエットになっていました。
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 西側に碧岩と大岩が聳え、その左側の小高いピークがククリ岩と思われます。110415028

 観音岩から九十九谷の分岐点まで戻ると、左に進んで九十九谷に向かって下りました。
110415029

 所どころで小さな黄色い花が咲いており、家に戻ってから調べてみるとダンコウバイの花のようでした。
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 しばらくすると右側の展望が開け、右下の谷間に上底瀬の集落が見えて来ます。110415031

 この辺りの登山道沿いで沢山のアカヤシオを見かけました。110415032

 やがて右側の切れた岩稜の登山道となり岩場に刻まれた足場を恐る恐る下りました…bearing (岩場の手前から左下に降りる巻き道もあったようです…)110415033

 九十九谷の切れ落ちた岩壁で大変な迫力でした。(秋の紅葉も良さそうです…)
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 谷間に咲いていたアカヤシオ…
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 登山道沿いで見かけたアカヤシオ…
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 下底瀬に下る分岐点を通過し、さらに歩いて行くと上底瀬の分岐点となりますが、先ずは鷹ノ巣山に登って見ることにしました。
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 分岐点から直ぐに鷹ノ巣山となりますが、山頂の先に立入禁止のロープが張られており、左下に下底瀬の集落が見えました。
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 写真を撮って分岐まで戻ると、案内道標に従って上底瀬に下ります。110415039

 登山道沿いで見かけた小さな花はスミレの一種と思います…。110415040

 今回は軽い足慣らしの山歩きと考え何時もと違う軽登山靴で歩いたこともあり、下り坂で足のつま先が痛くなってしまい、鷹ノ巣山の分岐から上底瀬の登山口まで30分もかかってしまいました。(何時もながらのことですが道具選びは大切です…think
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 のどかな山里の風景と言う感じですが、人影の少ない集落内を歩いて黒滝山の分岐に向かいます。
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 緩やかな上り坂を10分ほど歩くと黒滝山の分岐が見えて来ました。110415043

 分岐を右に曲がって橋を渡ると、峠に向かって林道を登り始めますが、身体が鈍ったこともあり辛い登りとなりました。

 それでも20分ほど林道を登るとスギ林の先に馬の背の岩稜が見えて来ました。
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 さらに登って馬の背に近づくと、なるほど馬の背中に見えなくはありません。
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 上底瀬から40分…、周回コースの出発点となる峠の分岐まで戻って来ました。
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 この後、不動寺を通過して駐車場に戻りましたが、この1ヵ月ほどのテレビ漬けの生活で、山歩きする体力がすっかり落ちてしまったようで、最初からトレーニングしないとダメな感じがしました。

 帰りに汗を流そうと思っていた「かぶら健康センターかのさと」ですが、東日本大震災の影響らしく入り口の信号に休館の看板が立て掛けてあり、仕方なく前橋ICまで戻るとIC近くの「天神の湯(入湯料=630円)」に寄って帰宅しました。

 その後、かぶら健康センターかのさとは再び営業することなく閉館となりました…。

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コメント

こんにちは。
わたしも一度同じコース歩きました。
九十九谷の岩稜、巻き道があるのを知らずに
歩きましたが、馬の背よりずっと怖かったです。

今年はひとつばなが当たり年のようですね。
西上州を歩いてみたくなりました。

keiさん>

こんにちわ…。
九十九谷の岩稜ですが、クサリが付いていないだけに馬の背よりも嫌らしいところだと思いました。自分も足元だけ見て恐る恐るわたりましたが、何か補助ロープでもあれば大変助かりますね…coldsweats01

黒滝山のアカヤシオが丁度咲き始めたところだったので、今週辺りからは西上州の山々は大変賑やかになっていると思います。

ツツジ~シャクナゲ~シラネアオイ~etc…、これからしばらくの間は山々の素晴らしい花が楽しめますが、どの山に行こうか大変に迷う季節でもあります…confident

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