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2010年9月 8日 (水)

ハイドレーション

 山歩きの中で、特に夏山シーズンの場合は山行途中の水分補給が大切ですし、今年の夏のような酷暑の時は、熱中症予防のためにも水分補給が重要なことだと思います。

 また先日の富士山など標高の高い山では、高山病の予防のため登る途中の水分補給は多めにした方が良いとされ、10年ほど前になりますが南米・ペルーのチチカカ湖(標高:3800m)に行った時は、現地ガイドにマテ茶を飲めと盛んに勧められました…。

 山歩きの水分補給は、ルート上に水分補給の出来る水場や山小屋がある場合と、途中に水場などがない場合では、持って行く水分量もずい分と変わります。

 
この間の富士山などであれば、登る途中に山小屋がありますから、お金を払えばどこでも水分補給が出来ますので、水の問題で心配することはありません…。

 
ただ、どんな山にも山小屋がある訳ではありませんし、都合良く水場がある訳ではありませんので、ここ3~4年ほどの乏しい経験の中で途中に山小屋や水場がなく、水分補給が出来ない場合は次のような対応をしていました。

①山歩きを始めた当初 … お茶のペットボトル×1~2本+ミネラルウォーター×1本

②山歩きに少し慣れて … 凍らせたスポーツドリンク×1~2本+凍らせたミネラルウォーター×1~2本

③昨年の夏山シーズンまで … 凍らせたスポーツドリンク×1本+凍らせたプラティパス(1L)+予備のミネラルウォーター×1本と言うような感じです。

※凍らせた水は保温ケースに入れて現地で冷たい水を飲めるようにしていました。

 こうした試行錯誤を繰り返した中で、今年の夏山シーズンから最近流行のハイドレーション・システムを使ってみましたが、簡単に水分補給が出来る便利なツールで、先日の富士山でも大変都合の良いものだと実感しました。

 メーカー各社から色んなハイドレーション・システムが提供されていますが、2年ほど前からプラティパスのソフトボトルを使っていた関係から、給水パイプとソフトボトル1本などを買い足して、次のように使っています。(なおプラティパスとの間に一切の利害関係はありませんので予めお断りしておきます…

①プラティパス(1L)×2本 ⇒ 1本はスポーツドリンク、1本は真水(水道水)

 (自宅出発時に…)2本とも凍らせておき、初めからスポーツドリンクのボトルに給水パイプを付けておきますが、途中でスポーツドリンクのボトルが不足した場合は、真水のボトルから融けた水を補給し、必要なら粉末のスポーツ飲料を加えています。

 それに融けた真水ならガスで沸かしてコーヒーなどを飲むことも出来ますので、2本のボトルの中身を分けておいた方が使いやすいと思っています。

 なお1Lのプラティパスの代わりに2.5Lのプラティパスを準備すれば、歩行距離や行動時間が長くなった場合でも対応が可能です…。
Softbottle1l

②保温ケース×2個  夏冬通して使えます。
Case1l

③給水パイプ  これがないとプラティパスは普通の給水ボトルです…。
Drink_tube

④バルブカバー  給水バルブに被せて汚れを防ぎます。
Valve_cover

 トレランから普及の始まったハイドレーション・システムのようで、ザックから給水パイプが突き出し、傍から見ると少し大げさに見えるのですが、実際使って見ると大変便利な水分補給のシステムと思います。

 
ただし、ハイドレーションの水分補給は、歩きながら簡単に補給出来るため、今度は水を飲み過ぎてしまう嫌いもあり、いつの間にかボトルの水が終わりそうになったこともあり、予備のミネラルウォーターを持った方が良いと思われます。

 
※追記

 
カビ防止のため使い終わったボトルやパイプなどは、良く洗って内部を十分に乾燥させることが必要で、ハイドレーション・システムを使う時は一緒にクリーニング・キットを準備することをお薦めします。

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コメント

ハイドレーションと持って行く飲み物の種類や量、凍らせるなど、とても参考になります。

よしむさん>

コメントありがとうございます。
水などを凍らせて持って行く場合ですが、現地に到着した時に氷が融けて半分位になるようタイミングを見計らって下さい。
2007年に苗場山に登った時のことですが、夜間の気温が低いため氷が融けず、朝食に必要な水が足らない…と言う笑い話のような失敗もありました。

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