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2010年6月12日 (土)

庚申山(10.06.06)



① 2010年6月6日(日)天候:晴れ
② 庚申山:1892m
③ コースタイム(行動時間:9時間15分)
 林道ゲート前駐車場(05:25)===一ノ鳥居(06:30)===猿田彦神社跡(07:45)===庚申山荘(07:55~08:10)===お山巡り分岐(08:55)===庚申山展望台(9:45~10:10)=== お山巡り分岐(10:40)===猿田彦神社跡(12:25)===一ノ鳥居(13:30)===林道ゲート前駐車場(14:40)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、個人の体力差や季節・天候によりコースタイムも変わりますので、あくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(距離:16.39km、累積標高差:±1283m)
100606000

 6月初めての山歩きでしたが、多くの人たちに人気の山として知られる足尾山塊の庚申山に行ってきました。

ネットで調べて見ると「南総里見八犬伝」 に登場する有名な山だそうで、山全体が奇岩・怪石に覆われ原生林が続く神秘的な山…、庚申講信仰の総本山として古い歴史も持っていると紹介されています。

 
また6月中旬になると特別天然記念物のコウシンソウが見られると言うことで、時期的は少し早かったのですが、場所によっては花が咲いていると考え行って見ることにしました。

 庚申山の登山口となる足尾町の銀山平までは自宅から2時間あまり、当日はカーナビに「国民宿舎かじか荘」をセットすると午前3時半過ぎに自宅を出発します。

 日曜日の早朝で走っている車も少なく、大間々の市街地を抜けて国道122号線に入ると信号も数えるほどになるため、予定した時間より少し早めに銀山平に到着しました。

 国民宿舎かじか荘の少し先に登山者用の駐車場がありますが、林道のゲート前(マップコード:489 844 303)に駐車場があり数台の車が停められるため、林道ゲートまで行って見ることにしました。

 備前楯山に向かう舟石林道の分岐を通過すると林道ゲートですが、ゲート前に2台の車が停まっているだけで、ゲートの直ぐ前に車を停めることが出来ました。
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 早速歩く準備をすると、一の鳥居まで片道3.9kmの林道を歩きますが、最初の内は舗装された林道になっています。
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 駐車場から約30分、林道ゲートから1.4km地点に二つ目のゲートがあり、ここから砂利道に変わります。(以前はここまで車が入ったようですが、ゲート前の駐車スペースが少なく、仕方のないところでしょうか…)
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 さらに林道を20分ほど歩くと天狗の投石となります。(同じ位の石が積まれています…)
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 やがて林道が細くなって登山道のような感じになりました。
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 歩き始めて65分で庚申山登山口の一の鳥居に到着しました。(古びた鳥居の左側に倒壊した休憩所の残骸がありました…)
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 登山道は庚申川の枝沢となる水ノ面沢沿いに続いており、木橋を左右に渡りながら高度を上げました。
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 庚申講の盛んな頃に寄進された100丁目石で、横の案内表示に磐裂神社から庚申山まで114丁と書いてありました。
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 一の鳥居から40分ほどで鏡岩に着きますが、横に訳の分からない説明書がありました。
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 鏡岩から10分ほど歩くと夫婦蛙岩がありますが、そのように説明されると蛙が重なっているように思えます。
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 さらに10分ほど歩いて仁王門と名付けられた大岩の狭間を通過します。
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 仁王門を通過すると新緑鮮やかな笹原の登山道になりました。
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 一の鳥居から約1時間20分で勝道上人の石碑に到着しました。(案内表示板の上の光の当たった石碑がそのようです…)
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 石碑の横の石段を少し登ると猿田彦神社跡になりますが、この分岐道標から左に行くと庚申山荘、右に行くとお山巡りのコースに進みます。
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 お山巡りのコース案内図を見ると、昔の修験道の聖地らしい大仰な名前の岩場が並んでいました。
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 右手のお山巡りコースは下山時に歩く予定なので、先ずは左手に進んで庚申山荘に寄って見ることにしました。

 猿田彦神社跡から0.2km、5分ほど歩くと庚申山荘に到着しましたが、山荘の背後に迫力のある岩山が聳えています。
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 庚申山荘前のベンチで軽い食事を摂り、一休みしてから山頂に向かいます。(ここで休んでいたのは登山口を朝に出発した来た人たちで、前夜に宿泊した人たちは皆さん出発したようで、誰一人見かけませんでした。)

 山荘から少し戻って道標に従って直進すると二の鳥居がありました。
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 古びた赤い鳥居をくぐって左に行くと湧水沿いでクリンソウが2株咲いていました。
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 山腹を巻くように左上に斜上して行くと、やがて裏見の滝がありましたが、見たとおり水は殆んど流れていません。
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 それでも雨垂れのような水が落ちており、滝の裏側を通過して先に進みます。
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 さらに登って行くと岩壁のミツバツツジが見頃になっていました。
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 最初に登るハシゴですが、後でお山巡りのコース案内図と照合すると、初の門と言う場所のようです。
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 ハシゴを登って左手に進んで行くと、新緑の素晴らしい展望が開けました。
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 さらに登って行くと、鏡岩で追い越された単独の登山者とすれ違い…、早いですねぇ~!、もう下山ですか…?と尋ねると、この先で登山道が崩落しており、そこから引き返して来た…と登山道の様子を教えてくれました。

 これは困ったなぁ~と思いながら、取りあえず現場まで行って見ることにしましたが、間もなく登山道の崩落箇所が見えました。

 先行していた夫婦連れによると、大きな崩落音が聞こえたそうで、直前に崩れたばかりのようでした。(右手前の太い木に足場の階段が刻まれており、奥の方から押し出されて来たようです…)
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 この夫婦連れは一度庚申山に登っているから…とここで戻りましたが、それでも庚申山荘で見かけた3人の登山者が先に進んでいるようであり、自分も落石に注意しながら通過することにしました。

 踏み跡の少ない新しい崩落個所を慎重に通過すると、さらにクサリの付けられた登山道を登って行きます。
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 やがて一の門と名付けられた岩場をくぐります。
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 一の門を通過するとお山巡りの分岐に着きましたが、お山巡りコースの登山道が直ぐ先で崩落しているのが見えました。(最近の地震とか何かの影響で岩が剥がれたのでしょうか、アチコチの岩場に剥げ落ちたところがありました…)

 崩落個所を通過できるかどうかは帰り道で判断することにし、先ずは左に進んで山頂方面に向かうことにしました。
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 山頂に向かう登山道もクサリ場が続き、流石は修行のための道らしく簡単に登らせてくれないようです。
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 やがて見通しの悪い岩場を抜けると展望の素晴らしいテラス状の岩場となり、袈裟丸連峰の左側に富士山がその姿を見せてくれました。(後でコース案内図を見ると富士見台と言う場所のようです…)
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 袈裟丸連峰のアップで左側から前袈裟丸山~後袈裟丸山~中袈裟丸山~1957ピーク~袈裟丸山と続くようです。
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 さらに稜線沿いの急登をしばらく登り、登山道が緩やかになると林道ゲートから4時間15分…、庚申山荘から90分ほどで展望のない庚申山の山頂に到着しました。
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 庚申山の山頂は写真を撮って通過し、さらに西側に5分ほど歩いて庚申山展望台に向かいました。

 展望台から北西側の皇海山を中心に180度の視界が広がり、皇海山の右奥に笠ヶ岳~小至仏山~至仏山が見えました。
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 鋸山の左側の鞍部…、六林班峠の奥に見えるのが浅間山と四阿山で、その間の白い山並みが北アルプスのようです。
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 北々東側に雪の残る日光白根山が見え、その左手前が錫ヶ岳のようです。
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 日光白根山の山頂部のアップで、手前の山並みが三俣山と思われます。
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 さらにその右側に太郎山と男体山が山頂を見せていました。
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 展望台で5人ほどが休んでおり、それぞれ食事を摂りながら情報交換を行い、一休みすると下山して行きました。

 自分も昼食を終えると出発することにし、周辺で咲いている綺麗なシャクナゲの花を探しましたが、殆んどの花が霜で茶色に変色していました。(このツボミも霜で傷んでいます…)
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 展望台からお山巡りの分岐点まで戻り、お山巡りのコースから登って来た二人連れに、崩落個所はこの先だけとの情報を仕入れると、崩落個所を慎重に通過してお山巡りのコースに進みました。

 歩き始めて直ぐに最初のハシゴに取り付きましたが、後でこの鉄バシゴは程度の良さそうな部類に入ると分かりました。
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 続いて頼りなさそうな細い鉄製の橋を渡り、右下に落ち込んでいる岩壁を通過します。
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 さらに進むと古い木製の橋を渡りますが向こう側に大きな岩が落ちていました。(こうした木橋が幾つかありましたが、まともに渡れるのはこの橋位でした…)
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 岩壁のアチコチに小さなユキワリソウの花が咲いており、自然と心がなごみます。(ネットを見るとこの花と一緒にコウシンソウが咲いているようですが、最後まで見つけることが出来ませんでした…)
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 お山巡りの分岐近くにある大胎内と同じような岩穴ですが、ここは岩穴をくぐらず右に巻いて向こう側に行きました。
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 これはキジムシロかミツバツチグリのどちらか…と思いますが、お互い似ている花で良く分かりません。
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 クサリの付いたところも沢山ありました。
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 お山巡りコースで有名なメガネ岩となります。(反対側から見ると右側にもう一つ、3つ目の岩穴がありました。)
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 これまた今にも壊れそうな金網の張られた鉄橋を通過します。
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 歩いて来たルートを振り返って見ましたが、岩壁に沿って何度も折り返しながら歩いて来るため、45分歩いて中間点を通過した位の感じでした。
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 歩いて来た階段状のハシゴで、奥の方に見える橋は未だしも、手前のハシゴは壊れかかった古いものでした。
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 馬の背の稜線で両側斜面が林のため、それほどの高度感はありません。
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 谷の向こうの稜線上に袈裟丸山が見えてきました。
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 さらにハシゴなどの昇降が続きますが、この直ぐ先にコウシンソウの群生地があるそうで、ここで待機していた管理人の話によると、未だ花が咲いていないと言うことでした。
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 しばらく歩くと岩場が終わって笹原の登山道となり、見頃になったミツバツツジの花を見かけました。
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 この辺りはシロヤシオも咲いており、今、しばらくの間は楽しめそうでした。
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 さらに下って猿田彦神社跡の直ぐ手前まで来ると、宇都宮大学ワンダーフォーゲル部の看板がある嶺峯山荘がありました。
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 猿田彦神社跡で少し食事休憩した後、一の鳥居登山口に向けて下りましたが、登る時に気が付かなかったクワガタソウの花を沢山見かけました。
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 登山口の近くで見かけた大きなヤマツツジの花で、丁度木漏れ日がうまく当たっており、新緑の中で見映えがする花になっていました。
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 猿田彦神社跡から登山口の一の鳥居まで60分ほどで下ると、後は林道ゲートまで3.9kmほどの林道ですが、70分ほどで歩いて駐車場に戻りました。

 駐車場で道具を車に積み込むと、林道ゲートの近くにある「国民宿舎かじか荘(入湯料=600円)」に寄り、いつものように汗を流してから帰宅しました。

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