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2010年5月 3日 (月)

浅間 前掛山(10.05.02)



① 2010年5月2日(日)天候:晴れ
② 前掛山:2524m
③ コースタイム(行動時間:7時間15分)
 浅間山荘登山口(05:50)=== 一ノ鳥居(06:20)=== 二ノ鳥居(06:45)=== 中開霊神の石碑(07:25)=== 火山館(07:50~08:00)=== Jバンド分岐(08:30)=== シェルター(09:40)=== 前掛山(10:10~10:20)=== シェルター(10:35)=== Jバンド分岐(11:15)=== 火山館(11:35~11:45)=== 中開霊神の石碑(12:05)=== 二ノ鳥居(12:30)=== 一ノ鳥居(12:45)=== 浅間山荘登山口(13:05)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、個人の体力差や季節・天候によりコースタイムも変わりますので、あくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(距離:14.36km、累積標高差:±1,258m)
100502000

 連休4日目になりようやく山歩きに出かけられることになりましたが、今年の連休が最後になるらしい1000円高速の渋滞を考えると、あまり遠出するのも大変なため今回も比較的近場の山に出かけることにしました。

 今回、歩いたのは2年半ほど前に登った浅間の前掛山で、連休前の4月15日に噴火警戒レベルが「1」となり、前掛山まで登ることが出来るようになりました。

 何せ、自然が相手の山登りのことであり、ネットの記事などを見ると火山などの場合は、登山規制が緩やかな時に登っておいた方が良いと紹介されています。

 
前掛山は初めて歩く山でありませんが、また警戒レベルが上がってしまうといつ登れるか分からなくなるため、前回の反省を活かし改めて挑戦することにしました。

 登山口の天狗温泉・浅間山荘までは自宅から1時間半あまり…、当初予定した時間より少し早く、自宅を午前4時前に出発すると途中のコンビニで食料を仕入れ松井田ICから上信越道に乗りましたが、県境の八風山トンネルを抜けて佐久ICを通過した時に忘れ物があることに気が付きました。

 何時ものように前方に見えた浅間山を写そうと思った時、コンデジと携帯、それと地図と登山届の入ったショルダーポーチがないことに気が付きました。

 カメラはデジ一があって問題ありませんが、非常連絡用の携帯がないのは困ったもので、だからと言って今さら自宅に戻る訳に行きません。(前回に続いての忘れ物で我ながら呆れたものです…)

 今日は登山者の多い火山館コースで、万一の時は人に携帯を借りられるし無線を持っているから…と、自分自身に言い聞かせて登山口に向かいました。

 やがて予定より30分ほど早く現地に着いて見ると、浅間山荘前の駐車場(マップコード:85 777 233)に7~8台の車が停まっており、3人の登山者が準備をしていました。

 2年半前は改装工事の準備をしていた浅間山荘ですが、今回は玄関周りを中心にすっかり綺麗になっていました。
100502002

 自分も直ぐに準備をすると「5月8日山開き」と書かれた横断幕をくぐり、古びた鳥居の先にある登山案内所の登山届を記入・投函して出発します。
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 始めは林道を歩きますが直ぐ蛇堀川の左岸に渡り、やがて山裾を巻く緩やかな登山道になりました。
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 歩き始めてから30分ほどで一ノ鳥居に着きましたが、今回は登りで不動滝経由のコースを歩き、帰りに尾根コースを下ることにしました。
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 火山館のストーブ用の薪がアチコチに置かれ、「細い一本の薪でも良いから…」とボッカを呼び掛ける要請書が貼ってあり、枯れたような薪も結構な重さがあるため一本だけ協力させてもらいました。
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 鳥居から20分ほどで不動滝が見えますが、不動滝の直ぐ左上に大日滝が見えました。
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 不動滝から左斜め上に5分ほど急登すると二ノ鳥居となります。

 前回は小雨模様の中を歩いたこともあり、ここで休んだ後で雨が下着に漏れ始め、途中で歩くのが嫌になって何度も帰ろうと思いました。
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 二ノ鳥居を通過すると長坂と呼ばれる九十九折れの登りとなりますが、30分ほど進むと道が緩やかになり、やがて前方が開けて牙山(ぎっぱやま)が見えて来ました。
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 左上に槍ヶ鞘の大岩壁が見えますが、前回はガスって何も見えませんでした。
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 さらに中開霊神の石碑を通過して一段登るとカモシカ平となりますが、前方に青空が広がって素晴らしい天気になるようです。(カモシカは下山する時に尾根コースの一ノ鳥居手前で見かけました…)
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 カモシカ平から見上げる大岩壁で、左側が槍ヶ鞘で中央がトーミの頭となります。
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 歩き始めて1時間50分で稜線の先に前掛山が見え、手前に火山館の建物が見えて来ました。
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 火山性ガスの匂う蛇堀川の源流部ですが、涸れ沢の上流側に仙人岳が見えました。
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 蛇堀川の源流部にそそり立つ牙山のピークです。(写真は下山時のもの…)
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 登山口から約2時間…、ほぼ予定通りのコースタイムで火山館に到着しました。(鳥居の奥に見えるのが浅間神社です…)
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 担いで来た薪をテラスに置いて休んでいると、火山館の管理人さんが出て来て、山頂に登るならアイゼンなどが必要とのことで、シェルターの手前100mほどが下る時に危ないと教えてくれました。

 今回は念のために軽アイゼンをザックに入れており、火山館でトイレを借りて軽い行動食を摂ると、10分ほど休んでから山頂に向かいます。

 浅間神社の横から左斜め上に歩き、一段上がると右に折れますが、雪の残った登山道をトレースに沿って歩いて行くと、やがて湯の平口の分岐が見えて来ました。
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 湯の平口の先から残雪の登山道となり、しっかりしたトレースを進んでJバンドの分岐に向かいます。
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 途中から登山道を振り返ると、第二外輪山の迫力ある火口壁が見えました。(左側の岩峰がトーミの頭、真ん中が黒斑山、一番右側が蛇骨岳になります…)
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 火山館から30分ほどでJバンドの分岐ですが、左側に延びるトレースは残っておらず、今の時期は前掛山の中腹からJバンドを往き来するようです。
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 Jバンドの分岐を通過すると間もなく森林限界となり、前方が開けて前掛山が目の前になりました。
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 間もなく森林限界を抜けると周囲の展望が開け、北側に仙人岳から鋸岳の岩峰が聳え立ちます。
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 歩いて来たルートを振り返るとかなり高度を稼いだのが分かり、中央の平坦なところが湯の平高原、その上にトーミの頭~黒斑岳~蛇骨岳の外輪山が連なります。(この辺りは賽ノ河原と言うようで、ケルンが幾つか積んでありました…)
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 賽ノ河原を通過すると登山道の雪が少し増えて来ました。
100502024

 さらに高度を上げて行くと、左側の鋸岳の先に草津白根山が見え、その左側に四阿山が見えて来ました。
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 Jバンドの分岐から40分あまり…、道中半ばを過ぎると登山道の雪が多くなり、勾配が増しているのが分かります。
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 歩いて来た登山道を振り返ると、黒斑山(2404m)と同じ高さ位まで登りました。
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 写真では少し見難いのですが四阿山の手前に広大なキャベツ畑が広がっています。
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 途中で追い越された登山者ですが、シェルター手前の難所を登っています。
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 これは下山の時の写真ですが、当初は何であんなところを歩いているのかな?…と思いましたが、途中でこの人と言葉を交わした時にアイゼンを持って来なかったため、ツボ足で下山中に滑落したと話していました。

 幸いに大したこともなく登山道に戻れたようですが、この季節に2000m級を越える高い山を歩く時は、改めてアイゼンなどが必携のアイテムだと思いました。
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 急登の厳しい斜面を越えると薄い噴煙を上げる浅間山(釜山)が見えて来ました。
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 ほぼ予定通りの時間でシェルターに到着すると周辺は冬のような景色で、4月17日に降った雪がかなり残っているようでした。
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 シェルター近くでレインジャケットを着込むと、念のため軽アイゼンを履いて山頂に向かうことにしました。
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 黒斑山の向こう側に北アルプスの素晴らしい山並みが見えるハズですが、今回は春霞がかかってハッキリしませんでした。
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 有名な前掛山の火口壁で垂直のため雪が積らないようです。
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 ほぼ予定通り登山口から4時間20分で前掛山の山頂に到着しました。
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 山頂の南西側に見える剣ヶ峰とその右側が牙山で、手前に広がる平坦部が天狗の露地になるようです。
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 山頂西側に見える黒斑山の向こう側に、籠ノ登山や湯ノ丸山を確認できますが、その先の遠望は肉眼でも難しい状況でした。
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 山頂を目指して後続の登山者が次々と登ってくるようですが、背後に白く霞んでいるのが四阿山となります…。
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 シェルターの鞍部の向こう側、草津白根山の右奥に見える平らなピークが苗場山と思われます。
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 山頂に吹く風は冷たく、ここで休んで昼食タイムにするのは寒くて大変なため、10分ほど景色を眺めると下山することにしましたが、シェルター直下の急斜面は軽アイゼンを装着して難なくクリアし、残雪区間を抜けてアイゼンを外す時に一休みとしました。

 賽ノ河原付近で軽い昼食休憩の後、さらに下ってJバンド分岐を通過し、登山者で賑わう火山館に寄ったものの、その後は休みなしで登山口まで一気に下り、赤褐色の天狗温泉に浸かって汗を流すことにしました。

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