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2009年9月22日 (火)

四阿山・鳥居峠コース(09.09.21)



① 2009年9月21日(月)天候:晴れ
② 四阿山:2354m
③ コースタイム(行動時間:5時間45分)
 林道終点駐車場(06:55)===花童子の宮跡(07:35)===2040JP分岐(08:20)===2144ピーク(09:00)===四阿山山頂(10:00~10:30)===2144ピーク(11:25)===2040JP分岐(11:45)===的岩(12:15)===林道終点前駐車場(12:40)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、個人の体力差や季節・天候によりコースタイムも変わりますので、あくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(距離:9.20km、累積標高差:+950m、-936m)
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 シルバーウィークの連休3日目になりますが、2年半ぶりに四阿山に行ってきました。

 四阿山の鳥居峠コースは、国道144号線の鳥居峠から登山口まで2.9kmほど林道を歩きましたが、昨年の夏山シーズンから林道を管理する嬬恋村が林道ゲートを試験的に開放しており、往復2時間ほどの林道歩きがなくなってアプローチが大変楽になりました。

 
前回、四阿山に登った時は、長野県側の菅平牧場から登り、帰りは根子岳を回って下山しましたが、今回は四阿山だけを往復することにしました。

 鳥居峠までは国道405号線から浅間隠山の二度上峠を抜けて1時間半ほど、登山口を6時半のスタート予定として自宅を5時頃に出発すると、何時ものように途中のコンビニに寄って食料を準備しました。

 朝、空を見ると曇り空のようで天気の方が心配でしたが、途中の二度上峠を越える時に雲海上に姿を見せる四阿山が確認できました。

 鳥居峠の林道ゲート前に6時半前に到着すると、ゲートに太い遮断パイプが渡されていましたが、ネットで調べた通り林道ゲートにカギはかかっておらずパイプを押すと簡単に開けることが出来ました。

 ゲートは「開けたら閉める…」と言うことで、車を入れてゲートを閉めると登山ポストに登山届を投函して登山口に向かいます。

 林道は直ぐにでも舗装が出来そうなほど整備されており、バラス道でしたが普通車でも問題なく走れる林道でした。

 林道ゲートから5~6分ほど走ると林道終点駐車場(マップコード:341 034 253)に到着しましたが、20台ほどが停められる広い駐車場に4台の車が停まっており、3人の登山者が支度をしていました。
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 駐車場はキレイな簡易トイレも設置され、駐車場の管理料を含めて200円の協力金と言うことで、登山案内図の近くにあった募金箱に快く協力させてもらいました。

 駐車場からは登山道が二つに分かれており、一方が国の天然記念物の的岩を経由するコースで、もう一方が昔の信仰の道であった花童子(げどうじ…)の宮跡コースでした。

 登山口の案内道標を見ると、二つのコースとも山頂までの距離が4.5kmと表示されていましたが、展望の良い花童子コースから登り、帰りに的岩コースを下ることにしました。

 支度を終えると駐車場の右奥に進み、ミズナラ林の中に延びる登山道を歩き始めましたが、最近の不摂生とトレーニング不足のために足運びが重く感じました。
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 20分ほどで樹林帯を抜けると明るい尾根道となりましたが、周囲の木々が赤く色付き始めており、秋本番となれば見事な紅葉が見られると思いました。
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 尾根道を5分ほど歩くと視界が開け、前方に2040ピークが見えて来ました。

 ここには古い石祠とあずま屋があり、もう花童子の宮跡に着いたのかなと思いましたが、それらしい案内表示などがなく、後で調べると「賽の河原」と言う場所と分かりました。
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 緩やかな登山道が続いて高度を上げると周囲が開け始め、やがて雲海上に聳える浅間山が見えて来ました。
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 歩き始めて40分ほどで花童子の宮跡に到着しましたが、登山道横に立っていた説明書きを見ると、花童子の宮は山頂に祀られた白山権現の中社であり、修験者が加持・祈祷を行った場所とありました…confident

 現在は古びた石祠と石碑が残っているだけですが、登山道の横にあずま屋も建っているため、景色を眺めて休憩するのに丁度良い場所になっていました。
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 花童子の宮跡から展望の開けた気持良い登山道が続き、2040ピークの主稜線に向けて高度を上げて行きます。
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 南側の雲海上に浅間連峰が聳えていますが、ここ1年ほどで主なピークはほとんど歩いたことになります。
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 花童子の宮跡から30分ほどで主稜線に出ると左手に曲がって2040ピークに向かいます。

 信仰の山らしくアチコチに古びた祠が見られますが、ここにはしっかりした石祠が立っていました。
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 間もなく登山道の右側に2144ピークが見え始め、2144ピークの左奥に四阿山の山頂が見えて来ました。
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 登山口から1時間半…、ほぼ予定通りに2040ピークの分岐点に到着しました。

 分岐点は登山案内図やあずま屋も建っていて、南側の景色も良く一休みするのに打って付けの場所になっており、ここで流動食などを摂って一休みすることにしました。
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 2040ピークで見かけた案内表示で、帰りは右に下って的岩を周回します。
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 2144ピークに向かう途中から、2040ピークを振り返って見ましたが、花童子の宮跡からの登山道は、主稜線の中央の小さなピークに続いていました。
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 さらに高度を上げると、四阿高原ルートの先に菅平が見え始め、遠く北アルプスの山並みが霞んでいました。
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 登山道の右側遠くに日光白根山(中央の三角ピーク…)や男体山皇海山が見えました。
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 2040ピークから30分ほどで2144ピークに到着しましたが、ここには表示がなくピークの先の下り階段で分かりました。
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 2144ピークから鞍部を通過して登り返して行くと、間もなく右前方が開けて山頂が見えて来ましたが、山頂に2つの祠があるのが分かりました。
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 2144ピークから30分ほどで嬬恋清水の分岐となりました。

 案内板を見るとこの分岐を下って120mほど先に水場があるらしく、帰りに寄って見ることにしました。(コース唯一の水場です…)
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 山頂稜線の手前は階段混じりの急登でしたが、嬬恋清水から20分ほど登ると菅平牧場からの登山道と合わさり、稜線の反対側に頸城山塊の山々が見えてきました。
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 山頂直下の登山道から北西側に根子岳が見えました。
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 根子岳南側の爆裂火口をアップで写して見ましたが、写真をズームアップすると登山道を歩く人たちが分かりました。

 根子岳の左背後に見えているのが白馬連峰で、山頂でベテランらしい人が「大雪渓が見える…」と話していました。
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 分岐点から山頂までは200mとなっており、最後の階段を山頂に向かって登ります。
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 浅間連峰の麓を覆っていた雲海が晴れ、広大なキャベツ畑が姿を現しました。

 湯ノ丸山の背後に見えるのが八ヶ岳連峰で、肉眼で富士山が霞んで見えましたが、カメラでは上手く写すことが出来ませんでした。
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 登山口から3時間ほどで山頂に到着しましたが、山頂の手前側に建っているのが上州祠のようで、祠の正面が嬬恋村を向いているそうです。
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 山頂の奥にあるのが信州祠であり、正面が菅平を向いているそうで、こちらの祠の方が痛んでいるように思えました。
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 信州祠の前に古びた山頂標柱がありますが、その脇にゴンドラ駅の案内標柱が立っていました。
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 山頂から見えた頸城山塊と妙高連峰の山並みで、ここは連休中に歩く予定でしたが自宅の都合もあり、今回は断念することにしました。
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 山頂北東側に白っぽい山頂を持った草津白根山、アンテナ塔の立った横手山などが見えましたが、その左奥に三角ピークの岩菅山が見えていました。
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 山頂から見えた東側稜線の登山道で、パルコール嬬恋リゾートのゴンドラ駅から登って来た人たちが見えました。

 新・分県登山ガイド(群馬県)で浦倉山ルートを紹介しており、スキー場から1時間半ほどで山頂に立てるためなのか、長野県側と同じくらいの登山者を見かけました。

 写真中央の遥か遠くに見えるのが日光白根山で、その右側に少し離れて頭を見せているのが赤城山の黒檜山、標高の低い榛名山は雲海に覆われて姿が見えません。
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 山頂で景色を楽しみながら昼食タイムとし、30分ほど休んでから下山を開始しましたが、流石に連休中の100名山で山頂に向かって次から次へと登山者が登って来ました。
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 帰り道の途中で嬬恋清水に寄ると、置いてあったコップで嬬恋清水を飲んで見ましたが、確かに冷たくて美味しい名水と思われました。

 分岐点で見かけた説明書きによると、シーズンを通して枯れたことのない奇跡の水・神々の水と言うことで、昔は「熊野清水」と呼ばれ現在は日本武尊にちなんで「嬬恋清水」と名付けられ、愛妻の聖地の名水であると紹介されていました。
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 嬬恋清水から30分ほどで2144ピークを通過し、2040ピークの手前まで下って来ました。

 前方の登山道に見えるのは女性の単独登山者で、途中で追い越されるとたちまち置いて行かれました。
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 2040ピークは休むこともなく通過すると、分岐から右手に下って的岩に向かいました。

 分岐点を通過して肩の部分まで下って来ると、これから向かう的岩の岩脈が見えました。(岩脈=地層の隙間にマグマが入り込んで固まったものだそうです…)
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 下る途中で谷の向こう側に花童子の宮跡のあずま屋が見えました。
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 さらにコメツガの原生林を通過すると30分ほどで的岩に到着しましたが、ここに立っていた説明書きによると、岩脈は高さ約25m×幅160m×厚さ2mの大きさでした…confident

 的岩の上に登って写真を撮って見ましたが、とても全容を見通すことは出来ません。
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 一通り的岩を眺めると登山口に向かって下りましたが、この的岩ルートは登りで使った方が良かったようで、展望を楽しむなら花童子の宮跡ルートを往復した方が良さそうでした。

 ほぼ予定通りの時間で登山口に到着し、ゲート横の駐車場に車を停めたと言う登山者を乗せてゲートまで下りましたが、この林道が開放されたことが意外に知られていないように思いました。

 家に帰る途中で鹿沢温泉に寄りホテル つちや(少しレトロな温泉宿ですが入湯料500円と手頃なものでした…)の掛け流しの温泉で汗を流すと少し休んでから帰宅しました。

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