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2009年8月25日 (火)

北アルプス 燕岳(09.08.23)



① 2009年8月23日(日)天候:晴れ
② 燕岳:2762.9m
③ コースタイム(行動時間:8時間50分)
 燕岳登山口(04:25)===第一ベンチ(05:00)===第二ベンチ(05:33)===第三ベンチ(06:07)===富士見ベンチ(06:43)===合戦小屋(07:17~07:26)===燕山荘(08:27)===燕岳(09:02~09:12)===燕山荘(09:43~10:23)===合戦小屋(11:08~11:20)===富士見ベンチ(11:40)===第三ベンチ(12:05)===第二ベンチ(12:26)===第一ベンチ(12:47)===登山口駐車場(13:15)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、個人の体力差や季節・天候によりコースタイムも変わりますので、あくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(距離:14.53km、累積標高差:±1609m)
090823000
※GPSデータのロストにより登山口周辺の軌跡におかしなところがあります…

 先週半ば過ぎに静岡方面の出張があり、帰りの土日を使って(3回目の…)富士登山を予定しましたが、各登山ルートの山小屋は既に予約で一杯であり、最後の頼みとしていた5合目からの日帰り登山でしたが、ふじあざみライン・富士スバルラインとも観光客(登山客)の車やバスで大渋滞であり、5合目駐車場での車泊も難しいため今回の富士登山は諦めることにしました。

 
しかしこのまま帰宅するのも勿体ないことで、例の1000円高速を利用して少し足を延ばすことにし、長野方面の山に向かうことにしました。

 
八ヶ岳や御嶽山、木曾駒ケ岳、焼岳等々、これまで下調べをしていた初心者向けの山はありますが、月曜日に休みをもらっての山歩きのため長野道の梓SAで購入した信州登山口情報(信濃毎日新聞社)を参考に、登山者に人気のある北アルプスの山の中から燕岳を歩くことにしました。

 登山口情報に載っていた温泉健康館穂高ヘルスハウスで登山ガイドを入手すると、車泊して中房温泉の燕岳登山口(マップコード:158 480 690)を4時過ぎに歩き始めましたが、まだ夜明け前だったため見かけた人たちはヘッドライトを付けて歩いていました。
090823002

 中房温泉の手前を左に抜けて登山道に入ると、ネットなどで紹介されている通り良く整備された登山道でしたが、歩き始めると直ぐに九十九折れの急登になり、たちまち汗が吹き出てきました。

 それでも30分ほど急登を登ると一つの尾根を越えたようで、小ピークから少し下ったところに第一ベンチがありました。(ここで一休みして軽い朝食を摂りました…)
090823003

 周囲は少しづつ明るくなり、途中でライトを消して急登して行くと、荷揚げ用ケーブルの中間点に第二ベンチがありました。
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 ベンチの道標に登山口や燕山荘までの距離が表示されており、このコースを歩く人たちのペース配分に便利なようになっていました。

 第二ベンチからさらに登ると登山口から1時間40分で第三ベンチとなりました。(ここまで30分ほどの間隔で休憩ベンチが作られており、さすがに歩きやすく人気のコースであることが肯けます…)
090823005

 第3ベンチは写真を撮って通過すると、さらに階段混じりの急登を登って行きますが、この頃から下山する人たちを見かけるようになりました。

 やがて登山口から2時間20分ほどで富士見ベンチに到着すると、ここで(途中で追い越された…)2人の登山者と相席となり、天気具合などを雑談しながら休憩しました。
090823006

 富士見ベンチは南東側の展望が開けており、富士見ベンチの名前通りに笠雲を被った富士山が見え、その左右に八ヶ岳や甲斐駒・北岳などを眺めることが出来ました。
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 富士見ベンチでしばらく休んだ後、次の合戦小屋に向かいましたが、北アルプスの三大急登と言われるように厳しい登りが続きました。

 やがて左側の展望が開けたところに出ると、アルプス銀座の交差点と言われる大天井岳が見えており、肉眼では山頂左側の鞍部に大天荘を見ることが出来ました。
090823008

 周囲の景色が見え始めると足取りが幾分軽くなった感じで、登山口から3時間弱で合戦小屋に到着しました。

 まだ時間も早いため小屋は開いていないようですが、小屋の右側にテーブルとベンチが置かれトイレもあって数人の登山者が休憩していました。

 自分もこのベンチで軽い食事を摂って休憩しましたが、名物のスイカは帰り道の楽しみにしました。(コース案内の左上にスイカ形のボールが写っています…happy01
090823009

 合戦小屋でしばらく休んで出発すると、再び厳しい急登を登って行きますが、やがて左側に見えてきた表銀座の稜線の先に、白っぽい岩肌の槍ヶ岳の岩峰が姿を見せました。
090823010

 合戦小屋から20分ほどで合戦沢ノ頭とピークに到着すると、稜線の先に赤い屋根をした燕山荘が見えて来ました。
090823011

 合戦沢ノ頭からは展望の良い合戦尾根を歩きますが、左側の槍ヶ岳がさらに大きくなって来ました。
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 稜線の途中で一ヶ所だけ鎖の付いた岩場を通過し、振り返ると墨絵のような素晴らしい景色が広がっていました。
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 登山道の左側に見えている槍ヶ岳の右側に小槍のピークが見えてきました。
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 稜線の右前方を見ると燕山荘の先に燕岳の山頂が見えて来ました。
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 標高2600mの赤ペンキでここまで登れば燕山荘まで標高差100mチョットです…happy01
090823016

 登山口から4時間ほどで燕山荘前の分岐点に到着しましたが、先ずは白壁と茶色が綺麗なログハウス風な燕山荘に行って見ました。
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 しかし山荘前の広場は記念撮影の人たちで大変に賑やかなため、先ずは方位版の先に見える燕岳の山頂に向かうことにしました。(右下の平らな場所がテント場のようで2~3人がテントを片づけていました…)
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 燕山荘から燕岳までは約1kmで30分ほどで、新・分県登山ガイド(長野県)で花と花崗岩とハイマツの秀峰…と紹介されているように、花崗岩が風化した白砂と緑色のハイマツのコントラストが素晴らしく、白砂の所どころでコマクサのピンクの花を見かけました。
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 燕山荘から30分ほど歩いて燕岳の山頂に到着しましたが、山頂の石板に山名と標高が刻まれていました。

 山頂は周囲360度の展望が広がっており、燕岳の北側に北燕岳に延びる稜線が続いていました。
090823020

 山頂から燕山荘を振り返ると大天井岳に延びる表銀座の稜線が良く見えました。
090823021

 大天井岳の右側に穂高連峰の山々と槍ヶ岳が聳えています。
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 槍ヶ岳の右側に西鎌尾根が延びており、その右奥に聳えるのが笠ヶ岳のようです。
090823023

 北燕岳の背後は立山連峰と剣岳のようで、その右側のピークが針ノ木岳のようです。
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 北燕岳の右奥が蓮華岳のようで、その先が鹿島槍ヶ岳のようですが、北アルプス初心者には判別が難しいところでした…coldsweats01
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 北東側に墨絵のように見えるのが火打山や妙高山方面で、こちらに見える山々も歩きたいところです。
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 左側の平らの山頂が200名山の有明山で、中央奥の八ヶ岳が墨絵のように見えました。
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 八ヶ岳の右側はお馴染みの富士山で、山頂にかかっていた笠雲が取れており、富士山の右手前が南アルプスの甲斐駒ケ岳や北岳のようです。
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 山頂に吹く風は秋風のようで冷たく、一通り周囲の景色を眺めると燕山荘に戻ることにしましたが、山頂直下にメガネ岩と名付けられた穴のあいた岩がありました。
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 さらに燕山荘に戻って行くと有名なイルカ岩がありました。(イルカの眼は誰かが掘ったようだとネットで見たことがありました…)
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 山頂から燕山荘まで戻ってきましたが、この時間帯になると大勢の人たちが登って来るようで、山荘前のベンチが賑やかでした。
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 自分もここで昼食休憩としましたが、山荘の左奥に回ると飲み物などが購入できるカフェテラス風の喫茶店があり、玄関から入るとカレーやラーメンなどの食堂があり、売店で土産物が購入できるとあって、人気のある山小屋と言うのが良く分かります。

 裏手の喫茶店で生○ールを購入して渇いた喉を潤おし、素晴らしい景色を眺めながら昼食を食べ、40分ほど休憩してから下山を開始しました。

 下山途中で登山道脇の綺麗な花々の写真を撮りましたが、自宅に帰ってから花の名前を調べるのに少し時間がかかりました…think

 ずい分ユックリ下りましたがそれでも40分ほどで合戦小屋に到着すると、スイカ売り場にお兄さんが店番をしていたため、記録写真を撮らせてもらって名物のスイカ(800円)を購入しました…lovely

 今年は冷夏でスイカの出来が良くないと聞いていましたが、合戦小屋で買ったスイカは十分に甘く、8分の1にカットされたスイカは一人で食べるのが大変なくらいでした。
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 合戦小屋からさらに下って行くと、右側に常念岳の稜線が見えましたが、今度はこちらの稜線を歩いて見たいと思いました。
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 合戦小屋から1時間半ほどで第一ベンチに下りましたが、合戦小屋にあったコース案内は登山口に到着の時間ですが、スイカ売りのお兄さんによるとそれは足の速い人たちの時間で、普通の人は約2時間と言うことですからまぁ~まぁ~のコースタイムでした…confident

 第一ベンチの水場で顔でも洗いたいところですが、登山口も近づいたためここは我慢の子でさらに下ります。
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 燕山荘から約2時間50分…、全行程8時間50分で登山口まで戻って来ました。

 出発した時と違って明るい雰囲気の登山口でしたが、右側の建物が日本秘湯を守る会の中房温泉です。
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 家に帰る途中では、昨日と同じく温泉健康館・穂高ヘルスハウスに寄って、汗を流してから帰宅しましたが、1000円高速の渋滞に巻き込まれてしまい、遠出の時はこの辺りも計算して動かないといけないと思いました。

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◎燕岳で見掛けた花々です(時間があれはこちらもどうぞ…)

 ハクサンフウロ
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 ミヤマコウゾリナ

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 ヤマハハコ

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 ヤマトリカブト
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 ミヤマゼンコ
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 ウサギギク
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 ミヤマリンドウ
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 チングルマ
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