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2008年5月 6日 (火)

乾徳山・黒金山(08.05.04)



① 2008年5月4日(日)天候:晴sun
② 乾徳山:2031m、黒金山:2231.6m
③ コースタイム(行動時間:9時間15分)
 大平牧場駐車場(06:40)===道満尾根(07:20)===月見岩(08:05)===乾徳山(09:10~09:25)===水のタル(09:35)===笠盛山(10:25)===黒金山(11:30~12:20)===笠盛山(13:05)===水のタル(13:45)===国師ヶ原(15:00)===道満尾根(15:25)===大平牧場駐車場(15:55)
※標準コースタイムに比べ大分遅いペースで歩いています。また、個人の体力差や季節・天候によりコースタイムも変わりますので、あくまでも参考としてご覧下さい。
④ コースマップ(GPS積算距離:13.87km、総上昇量:1107m)
080504000

 連休中の2回目の山歩きとなりますが、少し遠出をして山梨県まで足を延ばすことにし、日本200名山の一つ乾徳山に行くことにしました。

 
乾徳山は山梨100名山の一つでもあり、ネットなどで調べると山頂直下のクサリ場が有名なようでした。

 新・分県登山ガイドで乾徳山を見ると、草原・森林・岩場の三拍子が揃う人気の山として紹介されており、ネットでも数多くの登山記録を見ることが出来ます。

 今回も新・分県登山ガイドなどを参考にコース設定しましたが、ネットで徳和登山口よりも行程が短いと紹介されていた大平牧場を出発点とし、徳和登山口より高度を稼いだ分だけ足を延ばすことにして、乾徳山から黒金山までを往復することにしました

 
※画像をクリックすると大きくなります…

 自宅から登山口の大平牧場(マップコード:664 493 766)までは約130km、朝6時半のスタート予定で自宅を出発します。

 高速は深夜割の時間でしたが、流石に連休中で自家用車が多い感じでした。(この時期はSAや道の駅などで仮眠する人たちが多いようです…)

 花園ICで高速を降りると国道140号線(彩甲斐街道)を走って旧三富村に向かいますが、この時間帯は走る車も少なく順調に距離を稼ぐと、ほぼ予定通り6時前に雁坂トンネルを抜けて道の駅みとみで一休みしました。(ここで車中泊することも検討しました…)

 登山口となる大平牧場は乾徳山(南)林道を走って向かいますが、カーナビの地図には大平牧場に向かう道路がありません。

 山梨市三富支所の周辺で目印となる林道入口を探してみると、国道脇に乾徳山登山口の看板を見つけ林道に入ることが出来ました。

 (所どころに落石が落ちている…)バラスの敷かれた林道を走り、予定時間より少し遅れて大平牧場に到着しました。

 林道はさらに奥に伸びていましたが、この先は駐車場がないと看板が立っており、ネットの登山報告でも牧場の駐車場に停めた方が良い…と紹介されていたため、牧場入口の駐車場に車を停めることにしました。

 先着していた所沢ナンバーの隣に車を停めて、すぐに山歩きの準備をしていると人の良さそうな牧場のおばちゃんが来たので駐車料金500円を払いました。

 車のナンバーを控えながら遠いところから来たねぇ~…と声を掛けて来て天気も良いし乾徳山があそこに見えるよ…と山頂を教えてくれました。(写真は撮らず終い…)

 この後、黒金山で一緒になったおばちゃんグループによると、大平牧場の民宿に泊まろうと思って予約の電話を掛けたら、(多分、このおばちゃんでしょうが…)歳を取ったので今は民宿をやっていないと言われたと話していました。

 支度を終えると6時40分に歩き始めましたが、民宿の入口に登山届を入れる郵便受けがあったので、作ってきた登山届を投函しました。

 大平牧場の中の林道を反時計回りに半周すると、林道の舗装が切れたところに乾徳山と書かれた小さな案内標識があり、牧場の中に登山道が延びていました。
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 標識に従って先に進み、しばらく登ると先ほどの林道に上がりましたが、林道脇に乾徳山登山口と書かれた案内看板が立っていました。
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 直ぐ隣りに立っていた乾徳山と徳和渓谷のガイドマップです。
080504003

 案内看板の横から登山道に進みましたが、しばらくすると林道跡をたどるように登ることになりました。
080504004

 大平牧場の駐車場から約40分、一汗流したところで道満尾根の分岐に到着しました。

 (今日は暑くなると思い薄い山シャツで歩きましたが、それでも暑くなり半袖の網シャツで歩いたため、木の枝に引っかけて値の張る網シャツに穴をあけてしまいました…)
080504005

 分岐から林道をショートカットするように道満尾根を登り、10分ほどすると林道と尾根道の分岐となります。

 古い林道は左に伸びていましたが、地図で確認すると下山道に予定している国師ヶ原の林道のようでした。

 この分岐を直進して山頂方面に向かって行くと、やがて登山道の周囲が開け左側に甲府盆地が見えて来ました。
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 今日は快晴ですが高い山には雲がかかっており、左前方の残雪の山々が南アルプスのようですが、どこが甲斐駒ケ岳か北岳なのか最後まで分かりませんでした。
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 道満尾根を歩いて約40分、前方が開けると乾徳山の山頂が見えました。
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 登山道の周囲はカヤ原になっており、原の真ん中の大きな岩塊が月見岩で、岩の上に登山者が登っているのが見えました。
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 このカヤ原が扇平で国師ヶ原からの登山道が左から合わさると、メインルートの国師ヶ原から登って来た人たちを4~5人見かけました。

 歩いて来た登山道を振り返ると山頂に雲のかかった山並みが見え、山と高原地図を見ると大菩薩嶺のように思いますが、山歩き初心者には良く分からないところです。
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 扇平を過ぎると樹林帯となり周囲の見通しがなくなりますが、登山道も岩場混じりの急登となり、所どころのペンキマークに従って登って行きました。
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 さらに急登して行くと再び展望が開けましたが、登山道は高度感のある岩場歩きとなり、途中で岩棚のようなところを通過しました。
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 さらに登って行くとV字のような岩場を通過します。
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 途中で行き会った下山中の登山者の話によると、山頂の展望は良く金峰山の五丈岩が見えたと言う話でした。

 やがて一つ目のクサリ場に到着すると二つのクサリで15mほどの岩場を登ります。(先行する人にモデルになってもらいました…)
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 クサリの岩場を通過すると山頂が直ぐ目の前に見えて来ました。
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 山頂直下の有名な岩場に10mほどのクサリが付いていましたが、取り付きに足懸かりがなく、最初は腕力だけで登るため少し大変でした。(巻き道から登る人はなく皆さんクサリを登っていました…)
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 大平牧場から歩き始めて2時間半、ほぼ予定の時間で山頂に到着しました。
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 山頂で見かけた10人ほどの人たちは記念写真を撮ったり食事休憩をしていました。
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 山頂の展望は素晴らしく北西側に国師ヶ岳が聳えており、稜線の上に金峰山の五丈岩が見えました。
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 北側の稜線の先にこれから向かうる黒金山が見え、右奥に雲のかかった甲武信ヶ岳が見えました。
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 山頂で15分ほど休憩して周囲の写真を撮り、行動食のお握り1個を食べると次の黒金山に向かって山頂を下り始めました。
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 北側の登山道にもハシゴやクサリがあり、どちらから登っても大差はないようです。

 10分ほどで水のタルの分岐点があり、ここは直進して黒金山に向かいます。
0805040211

 登山道の踏み跡は薄く黒金山に足を延ばす人は少ないようですが、所どころの標識や赤テープなどをたどって先ずは笠盛山に向かいます。

 登山道の所どころに残雪があり、再凍結した雪が大変に滑りやすく、下山中に軽く尻モチを突いてしまいました。
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 樹林帯の稜線に続く登山道でしたが、高低差が少ないため思った以上に足が進み、水のタルの分岐から50分ほどで笠盛山に到着しました。
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 笠盛山でおばちゃん3人グループが休んでおり、残雪が多くなったためスパッツを付けていました。

 笠盛山の山頂に新しい案内道標が立っており、北西側を眺めると黒金山が大分近づいていました。
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 笠盛山からさらに樹林帯の中を進むと少しづつ残雪が多くなって来ました。
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 途中で何ヶ所か展望が開けた稜線があり、ちょうど一休みするのに良い場所でした。
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 残雪の多くなった登山道を歩いて行くと、大ダオと書かれた分岐道標が立っており、地図で確認すると黒金山の山頂直下となりました。
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 大ダオの分岐からやや急な登りとなりましたが、10分ほど登って西側の視界が開けると、歩き始めて5時間弱で黒金山の山頂に到着しました。

 山頂で乾徳山で言葉を交わした神奈川県の赤シャツの兄さんが休んでおり、笠盛山で見かけたおばちゃんグループを30分ほど待ったと言う話しで、自分と交代するように山頂から下って行きました。
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 山頂西側の直ぐ目の前が国師ヶ岳のようで、ここからは金峰山が見えないようです
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 その右側に甲武信ヶ岳が見えました、山頂の雲は最後まで取れませんでした。
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 南側の稜線上に富士山が姿を見せており、歌のように頭を雲の上に出していました。
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 今回は黒金山が最終目的地で、予定より30分ほど早い到着ため、ゆっくと昼食タイムを取りました。

 山頂で昼食を取って休んでいると、笠盛山のおばちゃんるグループが登って来て、食事をしながら色々と言葉を交わしました。

 3人連れのおばちゃんたちは静岡から前泊しての山歩きで、この後は西沢渓谷に下ると話していました。

 黒金山で50分ほど昼食タイムを取ると、一緒だったおばちゃんグループと分かれて下山を始めましたが、帰りも順調に足が進み水のタルの分岐まで1時間25分で下ることが出来ました。(往路は1時間55分…)

 水のタルの分岐から右に進み、国師ヶ原に向けて下って行きますが、ここからの下りは結構きついもので、途中の岩場は補助ロープが欲しいところでした…。
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 急な下り坂ですが標高差で300mほど下ると緩やかな登山道となり、乾徳山の山腹を巻くように進んで国師ヶ原に向かいます。

 水のタルの分岐から1時間ほど歩くと、樹林帯の先に高原ヒュッテの建物が見えはじめ、直ぐ近くにテントが二つ張られていました。
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 現在は高原ヒュッテは避難小屋として使われているようで、小屋の中で数人の登山者が休んでいましたが、こちらは日帰りでありここは休みなしで通過しました。

 高原ヒュッテを通過すると直ぐに国師ヶ原の分岐点ですが、ここからは三角形の乾徳山の山頂を眺めることが出来ました。
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 国師ヶ原の分岐道標に従って道満尾根に向かいましたが、この登山道は古い林道跡のようで、高原ヒュッテが有人だった頃に使われた林道と思いました。

 道満尾根に向かう途中に富士見百景の看板が立っており、この看板を見ると「三富からの富士…」と言うところのようで、遥か遠くに富士山が姿を見せていました。
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 ここで最後の休憩を取った後は、さらに道満尾根~乾徳山登山口~大平牧場駐車場と歩き、総行程9時間15分で今回の山歩きを終了しました。

 帰り道で三富温泉の日帰り温泉施設みとみ笛吹の湯(入湯料=500円)に寄り、汗を流してから帰宅することにしました。

 その後、国道140号線の「道の駅みとみ」に寄って山菜うどんを食べることにしましたが、店の人から今日の400番目のオーダーでした…と言われ、切り番の景品として生玉子1個をもらい少しラッキーな気分で家路につきました…。

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