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2008年4月 6日 (日)

丁須の頭から裏妙義縦走(08.04.05)



① 2008年4月5日(土)天候:晴sun
② 丁須ノ頭:1057m
③ コースタイム(行動時間:6時間20分)
 国民宿舎駐車場(08:40)===木戸(09:20)===丁須の東のコル(10:40)===丁須の頭(10:50~11:05)===赤岩基部(11:50)===風穴尾根の頭(12:50)===三方境(13:10~13:30)===国民宿舎駐車場(15:00)
※コースタイムは休憩などを含んだものであり個人差が大きく参考にはなりません。
④ コースマップ(GPS積算距離:6.67km、総上昇量:928m)
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 今回は2週間ぶりの山歩きとなりますが、岩場歩きの練習を兼ねて裏妙義に行くことにし、以前から気になっていた丁須の頭に登ることにしました。

 丁須の頭は上信越道や国道18号線を走る時に見える変わった形の岩峰で、漢字の丁の形をした不思議な丁須岩が岩峰の上に突き出しています。

 ガイドブックで丁須の頭を調べて見ると、ピークだけなら往復4時間で登れると紹介されていましたが、せっかく丁須の頭まで登るのであれば、ネットで有名な裏妙義のクサリ場歩きに挑戦することにしました。

 
※画像をクリックすると大きくなります…

 自宅から約1時間で登山口となる国民宿舎裏妙義の駐車場(マップコード:292 508 437)に到着します。(庭の桜はツボミが膨らんでおり、もうすぐ咲きそうな感じでした…)
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 国民宿舎裏妙義のフロントに挨拶して駐車をお願いすると、登山ですか?、気を付けて登って来て下さい…と言いながら、登山者用の駐車場所を教えてくれました。

 庭に裏妙義登山コースの大きな案内図が立っており、今回の縦走コースを見ると6時間ほどの行程になっていました。
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 登山道は国民宿舎の左奥から始まっており、5~6人のグループを追うようにして登山口に向かいますが、入口に登山者カード入れが置いてあり持って来た登山届を投函して歩き始めます。

 しばらく歩いて行くと案内道標と看板が立っており、危険場所が多いから「体力、技術のない人は引き返せ!…」と書いてありました。
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 今回歩くルートは籠沢コースと言う名前が付いており、水の少ない籠沢を左右に渡渉しながら登って行くことになります。
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 歩き始めは薄暗い杉林の登山道でしたが、20分ほど歩くと杉林を抜けて明るい雑木林となり、周囲の景色が見えるようになりました。
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 やがて雑木林も抜けて今度は籠沢のガレた岩場を歩くことになり、所々に付けられた赤や黄色のペンキを頼りに登ることになります。(しかし岩ゴロで歩きにくい登山道でした…)
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 登山口から40分ほどで広場のような場所があり先行グループが休憩していましたが、ここが地図に載っている木戸と言うようですが、標識らしきものは見当たりませんでした。

 木戸を過ぎると間もなく第一のクサリ場ですが、高さは4mほどで先ずは小手調べと言う感じでした。(先行グループにしばらく写真のモデルになってもらいました…)080405007

 さらに5分ほど進むと第二のクサリ場であり、ここは6~7mほどの高さですが手がかり足がかりがあって、特に問題もなく越えることが出来ました。
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 クサリ場を越えさらに籠沢の中を歩いて行くと、左上の尾根に穴の開いた岩場が見えてきましたが、多分あれが有名な風穴なのでしょう…。(後半で写真を載せます…)

 しばらく進むと石組みの炭焼き釜の跡があり、中を覗くと今でも使えそうな感じでした。(10年ほど前になりますが毎週のようにイベント用の炭焼きをしていました…)
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 さらに登って行くと小さな滝がありましたが、水がほとんど流れていないためこれが地図に載っている水場であれば、ここでは水の補給が出来そうにありません。
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 水の少ない滝を右に巻き、籠沢から右に分かれた枝沢に進みますが、周囲にクマザサが生えたルンゼ状のガレ沢となって来ました。
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 涸れた沢筋をさらに詰めて行くと第三のクサリ場に取り付き、このクサリはかなり長かったものの、足場がしっかりしていて難しい場所ではありません。
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 クサリ場を越えると正面に鞍部が見え、稜線に登る第四のクサリ場がありました。(今日は乾いていましたが雨の後などは滑りそうな感じでした…)
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 クサリを登ると丁須の頭の東のコルの分岐点で、この分岐から御岳を通って横川方面に下ることが出来ます。
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 コルの反対側(北側)に鼻曲山などが見えており、丁須の頭は左に見える岩場の基部を右(北側)に巻いて西側から登ります。
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 丁須の頭の岩峰を半周するように巻き、最後に15mほどのクサリで丁須の頭に登ることが出来ます。
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 歩き始めてから2時間ほどで丁須の頭に立つことが出来ました。(丁の字の形をした丁須岩に登る人もいるようですが自分は肩に上がれば充分です…)

 
丁須の頭の南東側に表妙義のギザギザした岩峰が良く見えました。(左側が白雲山…、右側が金洞山…、手前の岩稜は国民宿舎で見えた御殿のようです…)
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 右手の奥にこれから歩く縦走ルートの赤岩と烏帽子岩(中央左…)が見えますが、高度感もあって怖そうな感じでした。
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 丁須の頭で言葉を交わした先行グループは、横浜から来た人たち同じルートを歩くと言うことであり、自分も後から行きますと挨拶しておきました。

 丁須の頭からの展望は春霞が掛かっているため、遠望は難しいようですがそれでも十分堪能できる景色でした。

 西側に綺麗な残雪の浅間山が見えており、左奥の岩稜に縦走路が続いていました。
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 南西側に平たい形をした荒船山が霞んで見え、その右奥に白く霞んで見えるのが八ヶ岳となります。
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 丁須の頭の右側に榛名山が見えましたが、その右奥の赤城山は霞みがかって良く見えません…think
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 当初は丁須の頭で昼食タイムの予定でしたが、予定の時間から遅れ気味のこともあり、写真を撮って一休みしただけで先に進むことにします。

 縦走路は丁須の頭の右手に見えた岩稜を越えて進みますが、先ほど登ってきたクサリ場を下り、西側のコルにある鍵沢コースの分岐点から左上に進みます。

 左右が切れ落ちた高度感のある岩稜に上がると、これから歩く赤岩と烏帽子岩の岩峰が目の前に見えました。

 縦走ルートは赤岩の中腹に白く見える岩壁をトラバースしますが、ここから見るとずい分怖そうな岩壁でした。
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 岩稜を越えると裏妙義縦走で有名な20mチムニーとなりますが、進む途中で左側の風穴の尾根を見ると、ちょうど正面に風穴を見ることが出来ました。
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 チムニーは先ほどの先行グループが下降中で、一人づつ下るため団体が来ると渋滞となりそうでした。
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 この20mチムニーはガイドブックでコース中の最難関と紹介されており、途中で落下するとタダでは済みそうもないところです。

 しかし実際に下って見ると足場がしっかりとしており、確かに垂直の岩場で大変な難所と思いますが、自分としては別の岩場の方が嫌らしいと思いました。(雨天の時などは通過するのを止めた方が良さそうです…)
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 チムニーを下ってしばらく進むと赤岩の道標が立っており、ここから裏妙義縦走ルートの核心部が始まりました。
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 初めは10mほどのクサリ場を下りますが、ここは岩場に足場が切ってありました。
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 次は壁面のような岩場で岩壁に付けられたクサリを頼りにトラバースします。
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 横幅が50mほどの岩壁を通過して振り返って見ました。
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 次はアルミ梯子を使って渡る有名な赤岩の岩壁となります。
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 この岩壁を無事通過すると赤岩の核心部が終わります…coldsweats01sweat01
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 一息付いたところで谷側を振り返ると、歩いてきた岩峰の稜線が凄い迫力でした。
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 丁須の頭はこのピークの向こう側にあり、ここからは岩峰に隠れて見えません。
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 赤岩と烏帽子岩の鞍部から上信越道と浅間山で、山と高原地図を見ると見晴らしと言う場所のようです。
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 烏帽子岩に向かう途中で赤岩を振り返りましたが何度見ても凄い岩峰でした。
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 烏帽子岩の岩場を通過すると、もう一度赤岩を振り返りました。
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 烏帽子岩を通過するとクサリ場は終わり、普通の稜線歩きの山道となります。(途中までクサリ場の数を数えていましたが、あまりにもクサリ場が多くて分らなくなってしまい、最後の頃は「まだあるのか…」と言う感じでした…)

 稜線を20分ほど歩くと風穴の尾根の頭となり、山と高原地図に展望が良いと書いてありますが、周囲の樹木がジャマで景色は良くありません。

 風穴の尾根の頭を通過すると急下降の登山道となり、ピークから標高差で150mほど下ると三方境に到着します。
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 三方境では先行していた横浜のグループと単独登山者が休んでおり、自分もここで遅い昼食を摂ることにしました。

 ここで休んでいた単独登山者から「丁須の頭からですか?…」と声が掛かり、こちらからも聞いて見ると「谷急山に登って来たが途中の岩峰に巻き道がなく、一つづつ岩峰を越えて行くのが大変だった…」と話していました。(家に帰って群馬の山歩き130選で谷急山を見ましたが大変難儀しそうな山でした…)

 三方境で20分ほど休憩すると登山口に向けて下り始めましたが、昨年の台風9号による被害なのか、崖崩れの跡や杉などの倒木を数多く見かけました。

 下りは杉林の中を90分ほど歩きましたが、岩場の途中で左足首を打撲したらしく、左足をかばって歩いたためか久しぶりに右ヒザに痛みが出てしまいました。

 それでもほぼ標準タイムで登山口の国民宿舎駐車場に戻り、最後に国民宿舎裏妙義のお風呂(入湯料400円)に浸かって汗を流してから帰宅しました。

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