湯の丸山(08.01.05)
快晴の湯の丸山…
① 2008年1月5日(土)天候:快晴
② 湯の丸山:2101m
③ コースタイム(行動時間:3時間35分)
地蔵峠駐車場(09:50)===キャンプ場(10:00)===中分岐(10:25)===鐘分岐(10:40~10:50)===湯の丸山(11:50~12:15)===鐘分岐(12:50)===ツツジ平分岐(13:05)===地蔵峠駐車場(13:25)
※コースタイムは休憩などを含んだものですが個人差が大きく参考にはなりません。
④ コースマップ(GPS積算距離:5.3km、総上昇量:414m)![]()
2008年最初の山歩きは、昨年暮れに見送った上信国境の湯の丸山に出かけることにしました。暮れの予定では年末年始の休暇中にどこか山歩きに行こうと思っていたのですが、年末年始の山は大荒れの天気予報であり、雪山初心者としては家のコタツでTV漬けの毎日でした。
年も明けこの週末に来てようやく天気が落ち着いたようであり、この日を逃してはと考えて出かけることにしました。
湯の丸山はコースも短い上に標高差も少なく、雪山初心者向けの山として紹介されていますが、天気に恵まれれば素晴らしい展望が楽しめる山と言うことです。(ずいぶん昔のことになりますが、湯の丸山はレンゲツツジの咲く頃に登ったことがあり、今回は2回目の登山ということになります。)
前回に続いて湯の丸山であり、勝手も分かるため自宅を午前7時過ぎに出発します。しかし、昨日の天気予報では天気が良かったハズでしたが、今朝のTVの天気予報はあまり芳しくなく、空もどんよりした感じでした。
県道10号線から国道18号線と、いつものルートを走って上信越道に乗ります。県境の八風山トンネルを抜けると長野県となりますが、こちらも高曇りで佐久平PAを過ぎると右手に見える浅間山には雲が掛っていて、今日の天気の具合が少し心配でした。

小諸ICで高速を降り9時過ぎに湯の丸高原・地蔵峠に到着します。駐車場で支度を始めると隣の車の人が妙な顔をしているため、スキーでなく湯の丸山に登ると言うと納得した顔をしていました。
湯の丸山に登るため、スキー場のリフトに乗ると30分ほど時間短縮が出来るようですが、全体のコースタイムも短いため、烏帽子岳登山道を歩いて中分岐まで行き、中分岐から鐘分岐に出て湯の丸登山道に合流するルートを歩くことにしました。
林道入口の登山案内図の写真を撮り、「ロッジ花紋」横の林道を9時20分過ぎに歩き始めます。(忘れ物のロスタイムがありコースタイムを30分補正しています。)

湯の丸キャンプ場まではスキー場の林間コースとなっており、圧雪されていてツボ足でも大丈夫でした。林道には付いたばかりの新しい踏み跡が残っており、先行した登山者が残した浅いツボ足が二つほど確認できました。
林道を10分ほど歩くとキャンプ場に着きますが、この頃になると日が射し始め、雲が切れて湯の丸山の山頂が見え始めました。(昨日の天気予報がどうやら当たったようです…。)
キャンプ場の先にも先行者の踏み跡が残っていましたが、雪も深いためスノーシューを付けて歩くことにします。(トレースを外すと膝位まで雪に埋まってしまいます。)
先行している二人はワカンを付けているようで、足跡の大きさからして夫婦連れとおぼしき二つの踏み跡がはっきり残っていました。

この後、忘れ物に気付きキャンプ場に戻る途中で一組の夫婦連れと行き会い、言葉を交わします。この二人連れは篭ノ登山に登る予定でしたが、先行者のトレースが残っていないため、湯の丸山に来たと言っていました。
この人たちはピッケル片手の冬山装備でしたが、ワカンを持って来なかったとのことで、この後も踏み跡をたどったようですが途中で断念し、鐘分岐からツツジ平分岐経由で下山したようでした。(その後、行き会うこともなく姿を見ませんでした…。)
鐘分岐では当初計画の40分遅れでしたが、一休みしてコーヒータイムとします。鐘分岐の道標によると山頂まで800mとありますが、ここからが本格的な登りであり雪山でもあることから1時間ほどの行程を見ることにします。
鐘分岐から歩いて行くと、段々と登山道の登りはきつくなり、雪も深くて簡単ではありません。
雪山では汗をかいてはいけない!…とモノの本に書いてありますが、そんな訳には行きませんでした。
時々、景色を眺めながら一休みし、距離800mで標高差250mほどの登山道を登って行きます。
一息付きながら登山道を振り返って見ると、牧場の柵沿いに登山道が延びています。
地蔵峠の反対側に湯の丸スキー場のゲレンデが見え、その背後に篭ノ登山が聳えていました。
篭ノ登山の周辺も幾つかのスノートレッキングのコースがあるようで、車坂峠から高峰温泉を通って水ノ塔山に登り、その後は稜線を篭ノ登山まで歩くルートは上級者向けと紹介されていました…。
風は強いものの素晴らしい天気であり、南南東側に遠く富士山の山頂が姿を見せていました。
思い起こして見れば昨年の山歩きでも、富士山が見えた日は何回もなかったような記憶があります。
このような好天は一冬で何日もないのでしょうから、新年初の山歩きでこうした好天に恵まれるのはラッキーと言えます。
7~8合目辺りで下山中の老夫婦と行き会いましたが、二人共かなり年齢も行った登山者のようで、老いて益々盛ん…と言う感じでした。
しばらく登って山頂に近づくと登山道の周りに樹木が少なくなり、
やがて道が緩やかになり森林限界を越えた辺りから山頂が見え始めます。
山頂近くになるとそれぞれの登山者が、思い思いに歩くのかトレースの定まった登山道がありません。
幾つか残っている踏み跡も表面が柔らかく、上に乗ると雪面を踏み抜いてまことに歩き難くなっていました。
ラッセルとは言わないまでも、積もった雪が深いところは膝を越える場所もあり、出来るだけ表面が堅そうなところを選んで山頂に向かいました。
鐘分岐からちょうど1時間あまり、ほぼ予定どおりに湯の丸山の山頂に到着します。山頂からの景色は素晴らしいもので、まさに360度の大展望でした。

① 山頂の直ぐ西側に烏帽子岳が聳えており、その遥か彼方には穂高連峰から始まる北アルプスの白い山並みが続いています。(槍ヶ岳の穂先は雲が掛って見えませんでした…。)
② 南側に八ヶ岳連峰が聳えており、その右奥に御岳山らしい山並が見え、八ヶ岳の左側に富士山が見えました。
③ 東側の篭ノ登山の向こう側に浅間山の外輪山である黒斑山と前掛山が聳え、
その奥に白い浅間山が白い煙を上げています。
④ 湯の丸山の北峰の向こうは、四阿山と根子岳であり、その右側に草津白根山から上越国境の山並みが続き、根子岳の左側は北信五岳が聳えています。
⑤ 篭ノ登山の左側は桟敷山と村上山で、その右奥に浅間隠山が見えていました。
西寄りの冷たい風さえなければ、いつまでも眺めていたい景色でありますが、如何せん吹きさらしの何もない山頂であり、昼食はあきらめて一通りの風景写真を撮って下山することにしました。
しかし、気温が低いためにデジカメの電池が容量不足となり、何枚か写していると直ぐにバッテリーの残量警告が表示されるのです…
。
デジカメの残量警告の現象は、ネットの記事などで読んだこともあり、カメラをポケットに入れて人肌で温めるようにしていましたが、写真を撮る時にはそんな訳にも行かず、実際に警告が表示されるとまことに具合の悪いものです。(デジイチは少し大きく携帯性に欠けるし、次回コンデジを買い換える時は、この辺りの評判も重要なチェックポイントとなります…。)
仕方なしに2~3枚撮影するとデジカメをポケットに入れ、電池を温めると再び撮影しましたが、パノラマ用の写真が上手く撮れませんでした。(単に腕のせいだけではないと思うのですが?…)それでも何とか一通りの写真を撮り終えて山を下ることにしました。
先ずは山頂の南側に見える小ピークに向けて下って行くと、ちょうど三人連れの登山者が登って来て言葉を交わします。メンバーのおばちゃんが足元を見て曰く、「ワカンとかスノーシューとかないと大変だよね~!」と言う言葉が第一声でした。
何でも「ツボ足で頑張って登って来た…。」と言うことでしたが、例え登れるにしてもこの積雪量では登りも下りも大変であり、自分であれば登山口に来ないと思いました。(悪天候なら登らないのでしょうが…。)
山頂の南側のピークに寄り、烏帽子岳の全景写真を最後にして下山を始め、帰り道は鐘分岐を直進し、ツツジ平分岐から右手に曲がり、キャンプ場を経由して駐車場に戻りました。
ツツジ平に戻る途中で、3人組と夫婦連れの山スキー組と行き会いましたが、登りは大変でしょうが大幅に下山の時間が短縮出来るツールであり、傍で思っている以上に面白いのだろうと思いました。
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コメント
はじめましてTakaといいます。
先行の二人組です。(夫婦じゃありませんでした^^)
コースタイム見ましてがすれ違っていませんね。湯の丸下の3人組には僕も合って話をしましたよ。
とても天気がよかったですよね。展望がよくてびっくりしました。
烏帽子からつぼ足で帰ってきたら筋肉痛がひどいです。レポ読んで無理せずわかん使っときゃよかった...と思いました。^^
投稿: Taka | 2008年1月 6日 (日) 14時44分