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2007年11月25日 (日)

雲取山(07.11.24)



◎2007年11月24日(土)天候:快晴
◎雲取山:2017.1m
◎コースタイム:行動時間7時間30分
 後山林道終点(06:20)⇒三条の湯(06:50)⇒水無尾根(07:45~07:50)⇒三条ダルミ(09:15~09:20)⇒雲取山(10:10~10:35)⇒雲取山荘(10:55~11:10)⇒三条ダルミ(11:50~11:55)⇒水無尾根(12:50)⇒三条の湯(13:30)⇒後山林道終点(13:50)
※コースタイムは休憩などを含んでおり個人差が大きいため参考にはなりません。
◎コースマップ(GPS積算距離:15.45km、総上昇量:1180m)
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 先週半ばから北日本に本格的な寒気が入ったようで、各地からこの冬一番の積雪などが伝えられており、通勤途中で見える赤城山もこの寒さで山頂周辺に薄っすら雪を被り、車のタイヤ交換を急かしているようでした。

 この季節になると初心者が登れる山も限られて来て、先週に引き続いて西上州の山歩きかなぁ~と思いましたが、せっかくの3連休であり少し足を延ばして奥多摩の名峰・雲取山に登ることにしました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 当日は午前3時に起床、直ぐに自宅を出発します。
 当初は4時起きの出発を予定していましたが、ネットで調べると思いのほか時間がかかりそうで1時間早めの出発としました。

 走行ルートは、前橋ICから関越道~圏央道~青梅IC~青梅街道(国道411号線)~お祭~後山林道と走って、後山林道終点の登山口(マップコード:348 845 835)には午前6時の到着予定でした。

 青梅街道は山歩きでもしなければ走る機会のない道路で、群馬から山梨方面に向うルートとしては秩父から雁坂トンネルを抜ける国道140号線か、圏央道~中央道を走るのが一般的で、自分もこれまで走ったことはありませんでした…。

 青梅市街を抜けて奥多摩町に入ると人家がまばらになり、多摩川沿いの曲がりくねった道路となります。(時間を稼げそうな道路ではありません…)
 東京の水がめと言われる小河内ダム(奥多摩湖)周辺には、見所も多いようですが周囲が真っ暗で前を見て運転するだけでした。

 山梨県に入ると直ぐお祭となりますが、ネットを見ると後山林道の入口が分り難いと言うレポがあり、カーナビに注意して走りましたが最初は入口を通過してしまいました。
 入口を通り過ぎてからカーナビを確かめると、先ほどのカーブの脇道がそれらしく、100mほど走ってからUターンし後山林道に入ることが出来ました。(帰り路で林道入口を見ると山梨県側に「三条の湯入口」の黄色い小さな看板がありました…)

 後山林道は1車線のバラス道で、待避所以外は車のすれ違いは出来そうにありません。
 暗い中を時々見かける先行車の轍を頼りに、クネクネした道を10キロほど走るとようやく終点に到着します。(この林道を歩くのは大変です…)

 終点近くの道路脇に20数台の車が停まっていましたが、終点近くに幅広い道路脇に車を駐車することが出来ました。(全国から来ているようで札幌ナンバーもありました…)
 空は明るくなっていましたが、まだ、足元が薄暗いためしばらく車で休んでいると6時頃になって少し明るくなり、自分も車を降りて準備を始めます。(歩き出す人もいました…)

 車から歩き始めると直ぐに林道終点ですが、ここは車のUターン場所になっていて、突き当たりに登山道入口の道標が立っていました。(地図上は山梨県になっていますが水利権を持った東京都水道局の白い大きな看板が立っていました…)
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 登山口から入ると直ぐに分岐がありますが、左側の橋を渡って先に進みます。
 登山道は人一人が歩けるほどの細い道幅で、左側は三条沢の高い崖となっており、足を踏み外して滑落すると大変です。

 既に紅葉の季節は終わっており、時々、山モミジの赤茶けた葉が目に付く程度でした。
 遊歩道のような登山道を30分ほど歩くと前方に三条の湯の建物が見えて来ます。
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 三条小屋の前にはカマドが作られており、朝食のご飯でも炊いたのか、傍を通った時に残り火が快く感じました。
 小屋の休憩所で3人の登山者が休んでいましたが、歩き始めてから30分ほどで初めての山のこともあって先に進むことにしました。
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 小屋から少し下って三条沢を渡ると本格的な登山道が始まりました。
 先ずは三条沢の左岸をUターンするように登り、さらに左に回り込んで水無尾根に登って行くのですが、距離1.3kmで300mを登る山頂直下の急登に次ぐキツイ登りでした。

 三条沢から青岩鍾乳洞の分岐(通行止めでした…)を過ぎた辺りで、先行した夫婦連れに追い付きましたが、ご主人の方が写真が趣味らしく盛んにシャッターを切っていました。
 しばらくすると水無尾根の回り込みが終わり、北側に向きを変えて尾根沿いに歩くようになりますが、夫婦連れのご主人があれが雲取山の山頂だよ…と教えてくれました。
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 三条沢から50分ほど歩くと樹林帯が切れ、水無尾根の稜線上に飛び出します。
 左右の開けた広場のような稜線上で、数名のおばちゃんグループが休んでいましたが、自分も持参したチョコなどをかじって一休みとしました。
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 ここは周囲の樹林が伐採されて展望が開けており、左側の谷越しに三ツ山から飛龍山に続く稜線が見えました。
 今朝の気温は0℃で最初はフリースを着て歩きましたが、歩き始めると直ぐにフリースを脱いでしまいました。(歩いている時はそれほど寒さを感じませんが、停滞していると風が冷たく体温調節は難しいものです…)
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 ここからは水無尾根の右側斜面を進みますが、ダラダラ登りが続く大変長い道程でした。
 途中、何カ所か岩場を通過しましたが、雪でもなければ特に問題はありません。(ガイドブックを読んで念のため軽アイゼンは持って来ました…)
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 岩場を除けばキツイ登りもなく折りからの好天気とあって陽だまりの登山道が続きます。
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 地図を見ると途中に水場がありますが、現地に行ってみると直径3センチほどのツララが下っているだけで、渇水期には使えない水場のようでした。
 やがて、水無尾根を左手に回り込み、右手に雲取山の山頂が大きく見えるようになると、間もなく三条ダルミに到着します。
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 雲取山から1826ピークの鞍部となる三条ダルミですが、木製のベンチが幾つか置かれ10数名の登山者が思い思いに休んでいました。
 登山口から歩き始めて3時間余り、山頂直下の最後の急登に備えて自分もここで一休みすることにしました。
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 三条ダルミからは幾つかの登山道が分岐しているようで、西側には三ツ山から飛龍山、北東側には雲取山荘への巻き道が延びています。
 自分は確認はしていませんが広場のような鞍部から右奥に延びているのが、山頂を右に巻いて小雲取山方面に抜ける登山道のようでした…。

 三条ダルミからは南側を中心に展望が開けており、小雲取山からヨモギ尾根に続く稜線が見え、南西側には富士山が少し霞んで見えました。
 一休みした後、山頂に向けて最後の急登に取りつくと、流石は首都圏の山で途中で何人もの登山者と行き会いますが、一人の登山者がこっちの方が登りがきついですね…と話しかけて来ましたが、自分は初めなので…と応えるしかありませんでした。
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 小さく折り返しながら急登を登り、30分ほどで山頂直下の小ピークに到着します。(ここは山頂ではありませんが100名山の道標もあり、大勢の登山者が休んでいてチト紛らわしい感じでした…)
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 山頂直下の小ピークの傍に奇麗な避難小屋とトイレがあり、ここにも10数人の登山者が休んでいました。
 ここから南側の小雲取山に延びる稜線が見えますが、いつかは歩いて見たいと思わせる素晴らしい稜線でした。
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 避難小屋の脇を50mほど進むと雲取山の山頂に到着しましたが、登山口から4時間弱でほぼ予定通りの歩行時間でした。
 山頂の方が風もあって寒いのか、避難小屋の周辺に比べ登山者が少ないようで、10人ほどの人たちが食事を取ったり写真を撮ったりしていました。
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 雲取山の山頂は東京・埼玉・山梨の3都県に跨っており、先ほどの避難小屋は山梨県、山頂の東側が東京都、西側が埼玉県と言うことで山頂には東京都と埼玉県の二つの山頂標識が立っていました。(こちらは東京都の山頂標識…)
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 隣りに立っていた埼玉県の山頂標識…。
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 山頂からの展望は大変素晴らしいもので、山頂方位盤には多くの山々が刻まれており、富士山を始め北岳、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳などの山名が表示されていました。
 水無尾根で見かけたおばちゃんたちが、あれが北岳と仙丈ヶ岳、その隣りが甲斐駒ケ岳とか言っていましたが、こちとら初心者は初めて見るような山ばかりで山の形と名前が良く分かりません…(^^ゞ
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 南側には富士山が見えその手前が大菩薩嶺のようです。
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 富士山を少しアップしてみましたが、雪を被った富士山がとても綺麗でした。
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 少し右側には三ツ山から飛龍山に続く稜線が延びています。
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 飛龍山の背後に霞んで見えるのが南アルプスの山々のようです。
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 北西側に八ヶ岳が見えると言うことですが、立木が邪魔をして見えないようです。
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 空に雲一つない快晴ですが、風が弱いのか春先のような霞がかかって遠望は今一つであり、東京方面は全く景色が見えませんでした。
 取りあえず山頂周囲の写真を撮ると腹ごしらえすることにしましたが、今回のお昼ご飯は上里SAで買って来たお握りとゆで玉子、デザートは青梅街道のコンビニで買ったリンゴの入ったヨーグルトでした。

 予定より早く山頂に着いたこともあり、周囲の景色をゆっくり楽しむことが出来ましたが、地図を見ると山頂北側にある雲取山荘に寄れる時間が取れそうでした。
 次に雲取山に登れるのは何時になるか分かりませんし、仮に来るとすれば三峰コースも面白いと言うことで、後学のため雲取山荘に行って見ることにしました。

 山頂北側からは三峰山への縦走ルートが延びており、山頂から20分ほどで雲取山荘に到着するようですが、さらに山頂中腹の三条ダルミに抜ける登山道を歩けば、当初予定とほぼ同じ時間で三条ダルミに戻ることが出来るようです。

 北側の登山道は、先ほどの登りに比べ幾分傾斜が緩く距離も短い感じで、若い二人組に続きましたがたちまち姿が見えなくなり、代わりにMTBを担いだ3人組が登って来ました。
 登山道をMTBで走ることはネットで見ていましたが、実際に見るのは今回が初めてのことで大したパワーだと思いました。
 どこから登ったのか聞いて見ましたが、何とか林道とかが分からず気を付けて…と声を掛けてすれ違いました。

 薄雪の残った登山道を下って行くと、やがて樹林の先に雲取山荘の赤い屋根が見えて来ました。
 今頃の時間帯は山小屋に寄る人たちも少ないようで、先ほどの若い2人組の他に小屋の前のベンチで単独の登山者が2人休んでいただけでした。
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 (お湯を沸かすのが面倒なこともあり…)ここでコーヒーを飲もうと思いましたが、小屋の売店が営業しているように見えないため、トイレを借りると下山することにしました。
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 雲取山荘の傍に日本登山界の重鎮「田部重治」の顕彰碑が建てられており、毎年6月にイベントも行われるとのことでした。
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 三条ダルミに戻る巻き道は大変荒れており、ガイドブックによると残雪期は通行禁止とのことでしたが、残雪期でなければ一般道と同じで通過するのに問題はありませんでした。
 雲取山荘から40分ほどで三条ダルミに戻ると、ここからは急いで下り水無尾根までは55分、三条の湯までは40分、林道終点までは20分で下りました。(それでも皆さんとても足が早く他の人たちに抜かれてしまいました…)

 車に戻って道具を片付けると、林道を下って丹波山村の日帰り温泉に寄る予定ですが、後山林道を下る途中で歩いている2人連れを拾い、国道411号線の後山林道入口まで車に乗せることにました。(この林道を2時間半も歩くのは大変です…)
 帰り路で寄った「丹波山温泉のめこい湯」は、はとバスも立ち寄る日帰り温泉でしたが、名前の通りでぬめっこい感じの温泉で、湯の温度は熱くもなくぬるくもなく、広々した湯船にゆっくり浸かることが出来ました。
 丹波山温泉で快い汗を流した後、軽い食事を取り往路を戻って帰宅しました。

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