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2007年11月 5日 (月)

両神山(07.11.04)



◎2007年11月04日(日)天候:晴後曇り
◎両神山:1723m
◎コースタイム(行動時間:7時間45分)
 日向大谷登山口(06:30)⇒会所(07:05)⇒八海山(08:00~08:10)⇒弘法の井戸(08:40)⇒清滝小屋(08:55~09:05)⇒両神神社(10:10)⇒両神山山頂(10:50~11:15)⇒両神神社(11:45)⇒清滝小屋(12:30~12:40)⇒弘法の井戸(12:45)⇒八海山(13:05)⇒会所(13:40)⇒日向大谷登山口(14:15)
※コースタイムは休憩などを含んでおり個人差があるため参考にはなりません。
◎コースマップ(GPS積算距離:9.32km、総上昇量:1258m)
071104000

 上越国境の山々から雪の便りが届き始め、まだまだ歩いて見たい山は沢山ありますが、これからの季節になると初心者にとっては荷が重くなってきます。

 こうした状況を考えると、これからの季節は雪の少ない西上州や秩父・多摩方面の山々などが対象になってきます。

 そこで今回は奥秩父の名山と紹介され、日本100名山の一つである両神山に登ることにしました。

 この両神山は山と高原地図で中級コースとして紹介され、J新聞社発行のガイドブックもグレードが一般向きの山となっていました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 当日は4時過ぎに自宅を出発、夜空に星も見えて天気の方はマズマズの感じです。
 途中のコンビニで食料を調達し、前橋ICから花園ICまで関越道を走ります。

 花園ICからは国道140号線を走り、皆野寄居道路を通って秩父市内に入ると、その後は道の駅両神温泉薬師の湯で一休みしてから日向大谷に向かうことにしました。(余談ですが温泉付きの道の駅は案外少なく、全国を見ると長野に5ヶ所、栃木・群馬・埼玉に2ヶ所、茨城・埼玉に1ヶ所だけのようでした…)
 この道の駅で帰りに汗を流す予定であり、下見を兼ねて寄って見ましたが車中泊らしい車が何台も停まっており、この人たちが両神山に行くのであれば、今日も賑やかな山歩きになりそうでした。

 日向大谷の登山口(マップコード:534 675 893)に向かう県道279号線は、途中で車のすれ違いが出来ないほど狭い道路でしたが、早朝のため対向車もなく午前6時過ぎに現地に到着しました。
 登山口近くに両神山荘の有料駐車場(500円)がありますが、少し手前に二つの無料駐車場があり、下の無料駐車場に既に車が停まっていました。

 上の無料駐車場はもう空いていないのかなと思いましたが、運よく両神山荘に一番近いところに車を停めることが出来ました。
 両神山荘の有料駐車場も空いていることが分かりましたが、歩いても大した距離でもなく車を移動するほどでもありません。
071104001

 周囲も大分明るくなり車を停めて支度を始めましたが、駐車していた10数台の車に人は乗っておらず暗い内に出発したようでした。

 登山口の登山ポストに登山届を入れて写真を撮っていると、後から歩いて来た人が両神神社が分りますか?…と尋ねてきましたが、初めての自分に分かる訳もなく地図に表示もないため探すことをあきらめたようでした。
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 両神山荘の横から登山道を歩き始めましたが、間もなく古びた石の鳥居が立っており、昔の信仰の名残を伝えていました。
071104003

 登山道はヒノキ林の薄暗い道であり、途中にクサリ場もありましたが登り下りを繰り返すだけで、肝心の高度はあまり稼いでいないようでした。
 しばらく歩くと分岐道標に到着しますが、右手に進む七滝沢コースは上級者向けとなっており、道標の表示を見ると山頂までの距離が1.8kmほど長く、登山道もあまり踏まれている感じではありません。
071104004

 当然初心者は直進する清滝小屋コースに進みますが、七滝沢を渡って薄川の左岸を歩くことになります。
 その後は途中の赤ペンキマークに従って薄川を左右に渡りながら歩くことになりますが、雨が多く水量のある季節になると渡渉するのが大変そうでした。
071104005

 しばらく薄川の沢沿いの緩やかな登山道を登って行きますが、4回目の渡渉が終わると胸突き八丁の急登が始まります。
 やがて登山口から歩き始めて90分ほどで小さな石像が祀られた八海山に到着します。
071104006

 何故八海山と呼ばれるか分かりませんが、この直ぐ上が岩峰になっているらしく、その岩峰が八つあってそう呼ばれるのかも知れません。
 ここで今日1回目の行動食を取ることにし、コンビニのお握り1個と家から持参した果物、水分を補給して休憩としました。

 この八海山で一休みしていると、千葉県の3人連れが登って来て言葉を交わしましたが、リーダーらしき人は3回目の両神山とのことですが、体力が落ちて山登りが厳しくなったと話していました。
 日向大谷からの清滝小屋コースですが、登る途中の展望がほとんどなく、紅葉も見頃の時期を過ぎたのか?、色も褪せたようで面白みに欠けました。
071104007

 八海山で一休みを終えると再び歩き始め、きつい急登を30分ほど登ると弘法の井戸の水場に到着しましたが、道標が立った石垣から径3cmほどの塩ビ管が突き出ており、そのパイプから湧水が流れ落ちていました。

 先ほどの千葉から来たグループの若い人が、この湧水を飲んで見たようで冷たくなかったと話していました。(自分は甘露水かどうかは飲んで確かめていません…)
071104008

 弘法の井戸からさらに10分ほど登るとログハウス風の清滝小屋が見えて来ます。

 石垣を積んだ崖の上に3つの建物があり、小屋の壁に掛かっていた料金表を見ると1泊5,000円、素泊まり3,000円となっていました。
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 小屋の右手に屋根がかかった休憩所があり、ベンチとテーブルが置かれて10人ほどの登山者が休んでいました。
 小屋泊まりの登山者なのかザックをデポして山頂に向かった人たちもいるようで、自分もここで今日2回目の食事を摂って休憩しました。

 清滝小屋で10分ほど休んだ後、再び山頂に向けて歩き始めます。
 小屋の裏手に回って九十九折れの急登を登って行きますが、上の方から賑やかな一団が次から次へと下って来ました。

 この時間帯に山頂から下って来るとすれば、麓の日向大谷を朝早く出発した人たちか、清滝小屋に泊まった人たちなのでしょう…。
 今日は日曜日ですがそれにしても登山者の数が多く、流石に東京近郊の有名な山だけのことはあるようです。
071104010

 やがて登山道は七滝沢からの登山道と合わさり、間もなく産泰尾根に上がると谷越しに両神山の山頂が姿を現しました。
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 登って来た登山道を振り返ると登山者が急坂を転げ落ちるように下っていました。
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 登山道の途中に何ヵ所かクサリ場があり、団体が来ると順番待ちが大変なようでした。
 写真のクサリ場が一番の渋滞ヶ所のようでしたが、大きな団体が通過する合い間に登ることが出来ました。(特に難しいところではありません…)
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 クサリ場の上に登って見ると30人ほどの団体が待ってくれており、その後ろにも順番待ちの渋滞が出来ていました。
 この後も幾つかのクサリや固定ロープの付いた場所を通過しましたが、身が縮むような厳しいところはなく、やがて登りが緩やかになると両神神社の奥の院に到着します。
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 ここには両神神社と両神大神社(御嶽神社)の二つの神社が祀られており、社の狛犬がオオカミであるとネットで紹介されていました。
 狛犬に近寄って見ると確かに犬(狼)のようで、一般的な獅子の狛犬ではありません。
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 神社を過ぎてからは緩やかな尾根筋の登山道となり、周囲の展望はないものの明るい尾根歩きに疲れも感じません。
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 少し進むと尾根道から岩稜を巻くような登山道になり、クサリや固定ロープの付けられた場所もありましたが、冬場で雪でもなければ特に問題ないルートでした。
 しばらく歩いて梵天尾根に上がると展望が開けましたが、少し霞みがかかっており遠くの景色は難しいようです。
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 稜線から秩父市内や藤岡方面の街並みが見え、南西側の八ヶ岳に白い雪が残っているのが見えました。
 山頂からは10数名のグループが降りて来たところであり、合い間を縫うように山頂直下のクサリ場を登り、登山口から4時間20分で山頂に立つことが出来ました。
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 両神山の山頂はとても狭く20名も座れないような感じですが、丁度登山者がいなくなったところであり、良い場所を確保して昼食タイムを取ることが出来ました。
 山頂で休んでいると次々と登山者が登って来ましたが、中には八丁尾根から登って来たグループもあって、日向大谷に縦走するようなことを話していました。
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 山頂の方位盤に富士山の表示がありましたが、今回は雲がかかって見えないようです。
 周囲には沢山のピークが見えているのですが、山歩き初心者には採石跡が目立つ秩父の武甲山位しか確認出来ませんでした。

 周囲の景色を楽しみながら20分ほど休憩した後、登って来る人が増えて来たため山頂を後に下山を始めることにしました。
 下りはいつも気楽なもので周囲を眺めながら下って行きますが、途中で追い付いた夫婦連れはお先へどうぞ…と言いながら、自分がクサリ場を降り始めると、直ぐ後から続いて降りて来るなど少し危ない人たちです。
 つまらない事故に巻き込まれるのは大変なので、写真を撮るふりをして夫婦連れを先行させることにしました。

 帰り道では清滝小屋で休憩を入れましたが、その後は休むこともなく直行して約3時間で登山口に到着しました。
 登山道には色々ありますが、自分としては展望の開けた尾根歩きが最高と思っており、今回のように展望のない山道ばかりではあまり面白いコースとは言えませんでした。

 山を下りた後は予定通り道の駅の「両神温泉薬師の湯」で汗を流し、ETCの通勤割引を利用して帰宅しました。

(山頂から八ヶ岳方面のパノラマ)
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―富士山や八ヶ岳もよく見えました― 亀さんは、去る11月3、4日に、夫婦で百名山の両神山(1723m)に登ってきました。この山は、標高自体はさほどでもありませんが、山の形がノコギリの歯のようにギザギザで周辺の山から見るとその特異な山の形から興味を引くものがあります。また、岩場や鎖場などもある登山コースは変化があるうえに、頂上からの展望も良いので、人気の山の一つです。その日はちょうど紅葉の見頃で、特... [続きを読む]

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