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2007年10月22日 (月)

日光白根山(07.10.21)



◎2007年10月21日(日)天候:晴時々曇り
◎巻機山:2577.6m
◎コースタイム(行動時間:8時間40分)
 菅沼登山口(06:20)⇒弥陀ヶ池(08:25)⇒五色沼(09:05)⇒避難小屋(09:30~09:35)⇒白根山山頂(10:50~11:30)⇒避難小屋(12:35~12:40)⇒五色沼(12:55)⇒弥陀ヶ池(13:40)⇒菅沼登山口(15:00)
※コースタイムは休憩等を含んでおり個人差が大きいので参考にはなりません。
◎コースマップ(GPS積算距離:12.7km、総上昇量:1114m)
071021000

 先週は所用がって山歩きに行くことが出来ず2週間ぶりの山歩きとなりましたが、今回は紅葉を期待して日光白根山に登ることにしました。

 この日光白根山は5年ほど前になりますが、標高が少し高いと言うこともあって富士山の足慣らしのため登ったことがありました。

 この時はロープウェイを使って丸沼コースで登りましたが、記録となるような写真も残っていないため、今回は改めて菅沼コースから登ることにしました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 当日は自宅を4時過ぎに出発し、沼田IC前のコンビニで食料を買い込んで現地に向かうことにしました。
 朝の5時前でしたが沼田IC前のコンビニでは、登山者らしい人たちが同じように買物をしており、今回の山歩きの賑わいを予感させました。

 国道120号線を走る車は県外ナンバーが多く、ほとんど山歩きの人のようでした。
 途中の鎌田の信号で尾瀬方面と日光方面に分かれますが、尾瀬方面に向かう車の方が多いように思えました。

 蒲田の信号からずっと自分の前を走っていた車は、丸沼コースから登る人らしく途中から丸沼スキー場に入って行きました。
 丸沼スキー場を通過してさらに菅沼に向かって走って行くと、辺りが少しづつ明るくなって来ましたが、車のライトに光っているのは何だか粉雪のような感じです。

 山の稜線が少し明るくなっていますが、稜線は真っ白であり濃いガスが流れているのが分かります。
 予定より少し早く5時半過ぎに菅沼登山口(マップコード:735 255 149)に到着すると、駐車場には既に10数台の車が停まっていました。
071021001

 周囲は薄暗く車外の温度は0度を示しており、一応の防寒装備は用意して来ましたが、直ぐに歩く気持ちになれず、しばらく様子を見ることにしました。
 周囲を見ると駐車している車には人が乗っており、皆さん空模様を見ている感じでした。

 やがて6時頃になるとチラチラしていた粉雪が小降りになったようで、山頂に向かう人や準備を始める人たちが動き始めました。
 グズグズしている間に出発予定の6時半となり、先ずはチェックポイントの弥陀ヶ池に向かって歩き始めましたが、前方に見える五色山の稜線に白いガスが掛かっており、天気の具合が少し心配でした。
071021002

 自分と同じ時刻に歩き始めた20名ほどの団体は、大阪・広島・福岡方面からの参加者がおり、20日に男体山、21日に日光白根山に登る100名山のツアーで、今日は山頂に登ってから丸沼ロープウェーに下りる予定と話していました。
071021003

 登山道は折からの雪で少し白くなっており、登山道には5センチほどに育った霜柱が目に付きました。
 せっかくの雪景色でしたが、樹林帯の登山道で展望はなく、時々、木の間から雪景色が見えましたが、使えるような写真は撮ることが出来ませんでした。
071021004

 歩き始めて1時間ほどで朝日が射し始めましたが、依然として展望はなく面白みに欠ける登山道が続きました。
 関西からのツアーの人たちと前後しながら歩き、顔見知りになった人たちと言葉を交わしながら登りましたが、途中の急登で追いついて来た桐生からの10人ほどのグループにたちまち追い越されてしまいました。

 弥陀ヶ池まで0.9Kmの道標を過ぎると、急登が終わって緩やかな登りとなります。
 上を見上げるとシラビソなどに霧氷が付いており、朝日に輝いて大変綺麗なものでした。071021005

 普段中々見ることの出来ない景色が続いており、この感動的な景色が見えたと言うことだけでも登った甲斐があると言うものです。
071021006

 やがて、樹林帯を抜けると阿弥陀ヶ池になりますが、その手前で駐車場で見掛けた若い登山者と行き会いました。
 早いですね~!、もう登ってきたんですか?…と声を掛けると、いや、北側の登山道がアイスバーンになっており、危ないので途中から戻ってきた…と言うことでした。

 自分も北側から登る予定となっており、弱ったなぁ~どうしようかと考えている間もなく、ほぼコースタイム通りで墨絵のような弥陀ヶ池に到着しました。(弥陀ヶ池は細長い形の池で水深はあまり深くはないようでした…)
071021007

 山頂にガスが掛かっており、山頂付近の様子を見ることは出来ませんが、北西からの風でガスが流れているようます。
 しばらく待っているとガスが切れるようで、やがて、青空をバックに新雪に輝いた山頂が姿を現しました。
071021008

 ようやく姿を現した日光白根山は新雪で真っ白になっており、北側には日が当らないためアイスバーンになるのも致し方ないようです。
 弥陀ヶ池の南岸に分岐点があり、右側に少し登りると直登ルートの分岐になりますが、登山者が集って相談しているようでした。(行けるところまで行ってみようとか?…)

 自分は単独で軽アイゼンも持っていないため、安全第一に考え距離は長くなりますが、下山コースに予定していた避難小屋経由で登ることにしました…(T_T)
 ここまで一緒に登って来たツアーの人たちは、大事を取って登頂するのを断念したらしく、五色沼を眺めてからロープウェーの山頂駅に直行すると言うことでした。

 弥陀ヶ池の南岸分岐を左に進み、南東方向に少し登ると五色山の分岐点となりますが、黄葉の唐松越しに見える山頂が大変素晴らしい景色でした。
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 五色山の分岐からさらに進むと五色沼が見え始め、対岸には霧氷で白く輝く前白根山が聳えていました。
 やがて、崖のようなところに出ると50mほど下る急坂になっており、ツアーの一行とここでお別れとなりました。

 樹林帯の荒れた急坂を下って行くと、間もなく前方に五色沼の湖畔が見えて来ました。
071021010

 道標の横で若い二人連れが食事の準備をしており、声をかけると北側から登ったが凍って危ないので引き返しここで休んでいる…とのことでした。
 五色沼を囲む稜線は黄葉と霧氷で飾られており、季節の変わり目ならではの素晴らしい景色でした。
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 予想外の雪でアクシデントもありますが、チャンスがないと中々見られない景色です…。
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 五色沼の南岸まで来るとここで水分補給を行い一休みすることにしました。
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 さらに進んで避難小屋に向いましたが、ここで出会った人たちはいずれも北側から登ったそうですが、大変危ない思いをしながら登ったと言う話であり、遠回りになりましたが南東側ルートを選択して正解だったようです。
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 五色沼から20分ほど歩くと赤い屋根の避難小屋に到着します。
 小屋の内外で4~5人の登山者が休んでおり、中を覗くと比較的に奇麗な感じでした。
071021015

 避難小屋からは前白根山を経由して湯元温泉に下りるコースがあり、ネットなどを見ると東京方面の人はこちらから歩く人が多いようです。
 小屋の前で5分ほど休憩を取り、行動食と給水して再び歩き始めることにしました。(当初の予定では山頂到着ですが、あと1時間は歩かないと山頂に到着しないようです…)

 避難小屋から林道のような登山道を5分ほど歩き、踏み跡を右手に進むと本格的な急登が始まりました。
 水平距離が約1.5kmで高度差300mを稼ぐ登りであり、ガイドブックによると登り60分…、下り40分…となっていましたが、とてもこのコースタイムでは歩けませんでした。
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 ダケカンバの樹林帯を抜けると視界が広がり、やがて前白根山の稜線の先に男体山が頭を覗かせ、さらに高度を上げると稜線の向こう側に中禅寺湖が見えて来ます。
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 きつい急登をようやく終えて、肩に登り上げると白根山の山頂が見えて来ましたが、何と山頂周辺は大勢の登山者で鈴なり状態になっていました。
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 避難小屋から登る途中で10数人の登山者を見かけましたが、山頂にいる人たちの多くは丸沼コースから登ってきた感じであり、紅葉の真っ盛りとは言え大変な賑やかさです。
 背後を振り返って見ると男体山や中禅寺湖などが見え、さらに遠くには筑波山が霞んで見えました。
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 山頂の北東眼下に先ほど歩いて来た五色沼が見えていました。
071021020

 南側に皇海山や袈裟丸山、遥か彼方に富士山の白い山頂が見えました。
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 山頂には南と北の2つのピークがあり、南側に奥白根神社の社があり、北側に三角点と山頂標識が立っています。(正確にはもう一つ北側に小ピークがあります…)
 周辺では大変多くの登山者が休んでおり、中には奥白根神社の社殿の前に腰を据えるグループもいてお賽銭さえ上げられない状態でした。
071021022

 先ずは南側で周囲の写真を撮ってから山頂に向かうことにしましたが、日陰の登山道が凍っておりこれでは北側の直登ルートは大変だったと想像されました。
 山頂のピークも大変賑やかであり、山頂標識の写真を撮るのが順番待ちでした。
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 しばらく待っていると潮が引くように登山者がいなくなり、山頂標識を撮った時は山頂の独占状態でした。
 取りあえず山頂の写真を撮った後、山頂の北東隅を確保して180度の景色を眺めながら昼食タイムとしました。
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 山頂の北西側はガスがかかっており、尾瀬方面のガスが晴れるのを待って見ましたが、下山するまでガスは晴れませんでした。(尾瀬では初雪が降ったようです…)
 北東側にも時々ガスがかかりますが素晴らしい展望が広がっており、前白根山の背後に裏男体の山々が並んでいました。
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 この山々には縦走ルートがあるようですが、それぞれ単独で登っても楽しめそうで、来年辺りには挑戦してみたいものです。

 山頂で40分ほど休んだ後で下山を始めましたが、往復五色沼を回るコースは歩き甲斐のあるコースでした。
 弥陀ヶ池から下る途中で行き会った3人連れは、丸沼コースに向かう登山道を間違えたと言うことで、一緒に菅沼登山口に降りてもらうと丸沼スキー場まで送り届けました。

 帰り道の国道120号線は行楽帰りの渋滞が発生しており、途中の白根温泉に寄って汗を流してから帰宅しました。

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