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2007年10月 9日 (火)

巻機山(07.10.07)



◎2007年10月7日(日)天候:快晴
◎巻機山:1967m
◎コースタイム(行動時間:10時間00分)
 桜坂駐車場(05:30)⇒焼松(06:45)⇒展望台(07:30)⇒1564ピーク(08:15)⇒ニセ巻機山(09:25)⇒避難小屋(09:35~09:50)⇒御機屋(10:25)⇒巻機山(10:40)⇒牛ヶ岳(11:00~11:30)⇒巻機山(11:50)⇒御機屋(12:00)⇒避難小屋(12:25)⇒ニセ巻機山(12:40)⇒1564ピーク(13:20)⇒展望台(13:50)⇒焼松(14:25)⇒桜坂駐車場(15:30)
※コースタイムは休憩等を含んでおり個人差が大きいため参考にはなりません。
◎コースマップ(GPS積算距離:13.6km、総上昇量:1235m)
071007000

 10月の3連休は夏頃から検討していた巻機山に登ることにしました。

 これまで何度か行こう思っていましたが、ガイドブックでは健脚者向けとか上級者向けの山と紹介されていており、体力的な懸念もあって延び延びとなっていた山でした。

 10月の連休は紅葉真っ盛りでどこかに行こうと思っていましたが、今回の巻機山行きを見送ってしまうと、今年中の登山が難しくなると思い出かけることにしました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 ガイドブックで巻機山のコースタイムを見ると、登りは約4時間半、下りが約3時間となっており、自分の体力や休憩時間を考えるとトータルで約9時間ほどであり、行動時間と今頃の日照時間を考えると、登山口を6時頃にスタートする必要がありました。

 自宅から登山口の清水集落までは距離が100kmほどであり、当日の6時前に登山口に入るためには、自宅を午前3時過ぎに出発しないと間に合わない勘定となります。
 こうしたことを考えると前日に登山口に入った方が楽ですが、登山口の駐車場は一晩中車の出入りが考えられるため、今回は関越道の塩沢・石打SAで前泊しここで支度を整えてから登山口に入ることにしました。

 前日の8時半に塩沢・石打SAに到着し、寝酒を飲んで10時前にシュラフに潜り込みます。
 関越道の新潟方面のSAは越後川口SAが知られているためか、塩沢・石打SAは利用車両も少なくゆっくり休むことが出来ました。
 当日は午前4時過ぎに目を覚ますと、準備をしてから登山口に向かいます。(カーナビは六日町IC経由を案内していましたが、塩沢・石打ICから国道291号線に出るルートがあり、帰りのカーナビはこちらを案内していました?…)

 早朝の国道291号線を走ると登山口の桜坂駐車場(マップコード:971 127 137)に午前5時過ぎに到着します。
 紅葉シーズン真っ盛りの3連休でもあり、薄暗い中を次々と駐車場に車が入って来ますが、マイクロバスの団体、民宿の送迎用マイクロバス、各地のマイカーなどで登山口周辺は騒然とした感じでした。

 途中の道路脇に駐車している車もあり、駐車場には駐車スペースがありません。
 仕方なく少し戻ると駐車場手前に駐車することにしました。(混雑期に駐車スペースでテント泊するのは止めてもらいたいものです…)

 すぐに靴を履き替えて登山口まで向かい、ポストに計画書を入れてから大勢の登山者と一緒に薄暗い登山道を歩き始めました。
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 歩き始めると直ぐクヌビ沢コースと井戸尾根コースの分岐となりますが、迷わず井戸尾根コースに向かいます。
 登山口から歩き始めは緩やかなもので、ほど良い準備運動と言う感じの登山道でした。

 3合目までは壊れたような合目毎の道標ですが、途中から東京藝術大学が寄贈した中間道標が立っていて、ちょうど良い目印になっていました。
 3合目を通過すると次第に登りがきつくなり、やがて九十九折れの急登を登ると5合目の幾松の展望台に到着しました。

 展望台からは東側と南側の展望が開けており、東側に米子沢の滝が見えますが稜線にガスが巻いていて天気の方が少し心配でした。
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 南側に鋭い三角ピークの大源太山など上越国境の山々が見えました。
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 前後して登って来た人たちが、展望台から景色を眺めて歓声をあげていました。
 展望台で一休みすると再び歩き始めますが、登山道は緩やかな稜線歩きとなり、左側に白い幹肌を持ったブナの樹林帯が続いていました。
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 やがて周囲が明るくなり、日も射して来て朝日に照った木の葉が鮮やかでした。
 5合目から6合目辺りの紅葉はようやく色づ始めたようで、どこかのTVのニュース番組で流していましたが平年に比べ大分遅れている感じがしました。
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 自分の前後に歩いている人たちは、数人のグループやツアーの団体などが多いようで、何かに急き立てられるように歩いています。
 こちらはペースを保つよう途中で道を譲りましたが、それでも標準コースタイムに比べて大分ペースを上げているようで、6合目には予定より40分ほど早く到着しました。
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 6合目の展望台では30人ほどの登山者が休んでおり、いつもとは違う登山者の数に驚くばかりでした。
 展望台は北側の展望が開けており、クヌビ沢を流れ落ちる滝や切り立った天狗岩などが良く見えました。(コントラストが強く写真になりませんが…)

 6合目を過ぎてさらに進むと周囲が笹や背の低い灌木帯となり、やがて、展望が開けると割引岳の山頂が見え始め、素晴らしい景色に思わず足が止まります。(心配していた山頂のガスが取れたようです…)
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 登山道の前方にはニセ巻機山の山頂が見え始め、昔の人たちが山頂と思ったとしてても理解できる感じがしました。
 下山して来た人と言葉を交わしましたが、山頂付近の草紅葉は丁度見頃になっており、昨晩の避難小屋は大勢の人たちで大変だったと話していました。
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 6合目から約45分で7合目の1564ピークに到着すると、大勢の人たちが休んでおり朝日をバックに素晴らしい展望を楽しんでいました。
 7合目からは南西側を中心に展望が開けており、苗場山を始め遠く妙高などの山並みが確認できました。
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 7合目で軽く行動食を食べ、次のニセ巻機山に向けて歩き始めます。
 7合目からは300mを一気に登る階段混じりの急登が続きますが、山腹を折り返しながら登る人たちが直ぐそこに見えました。
071007010

 どうにも登り坂には弱いようで途中の8合目などで休んだこともあり、この急登区間では標準コースタイムから10分遅れとなりました。
 やがてニセ巻機山の肩に飛び出るとこれまで見えなかった巻機山が見えるようになり、樹林帯の緑と草紅葉のコントラストが実に見事でした。
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 さらに進むとニセ巻機山となりますが、山頂に立っていた山頂標識は少し貧弱なもので、平らな山頂の南側のピークに立っていました。
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 登山口から見ると巻機山はニセ巻機山の奥にあり、ニセ巻機山から米子沢に一旦下り、そこから登り返すように歩きます。
071007013

 先ほどの登山者が話していた通り、山腹の草紅葉の丁度見頃となっており、日に輝いた草紅葉が素晴らしいものでした。
071007014

 直ぐ前方に見える巻機山の登山道は登山者の姿が連なっており、一体何人の人たちが登っているのかと思うほどでした。(今日の入山者数は3桁の半ばほど…?)
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 登山口から4時間あまり、予定より40分ほど早く避難小屋に到着しました。
 真新しい避難小屋の周辺では大勢の登山者が休んでおり、避難小屋のバイオトイレの前が大渋滞となっていました。

 トイレ休憩でせっかく稼いだ時間をロスしてしまいましたが、これも行程の内でありさらに山頂に向かって歩き始めます。
 避難小屋から少し進んで小ピークに登ると織姫の池がありましたが、以前にネットで見たイメージと少し違いチョッと小さな感じの池でした。
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 避難小屋から30分ほどで巻機山に登りましたが、途中で振り返って見ると稜線に延びる登山道が見事でした。
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 山頂では大勢の登山者が休んでおり、腰を下ろす場所もないほどで山頂標識の写真を撮る間もないほど混み合っていました。(写真の山頂標識は下山時のもの…)
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 巻機山の本当の山頂は少し歩いた所にあるようで、大勢の登山者が登れば山が荒れるのも当然で、山頂標識を見て帰る人が多いことを考えれば当然の措置と思われました。
 ここからは時間見合いで牛ヶ岳のピストンを考えていましたが、大分、予定時間より早いこともあり計画どおり牛ヶ岳に向かうことにしました。

 牛ヶ岳に向かう途中で左前方に牛ヶ岳が見え始め、何人かの登山者が登っているのが見えました。
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 前方右手には巻機山から朝日岳に続く稜線が延びており、遠くには尾瀬や上州武尊の山並みがみえるなど、大変素晴らしい景色が続いています。
 地形図上の巻機山には何の標識もなく三角点なども見当たらないようですが、登山道が少し広くなっていて数人の登山者が弁当を広げていました。
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 やがて朝日岳の分岐を通過すると利根川源流の山々が見え始め、丹後山方面に続く笹原の稜線が大変素晴らしいものでした。
 中央遥か右奥に尾瀬の燧ヶ岳が見えるなど、苦労して登った甲斐がある大変素晴らしい風景が続いています。
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 牛ヶ岳へ向かう登山道は、巻機山を越えると徐々に左側に向きを変え、半円を描くような感じで稜線を進みました。
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 左右の景色を楽しみながら稜線を歩くと、巻機山から30分ほどで牛が岳に到着します。
 牛が岳の山頂は南北に細長くなっており、壊れかけた山頂標識が南側のピークに立っていましたが、北側のピークの方が少し高い感じがしました。
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 山頂の南西側を見ると巻機山から割引岳への登山道が見え、割引岳の山頂に何人かの登山者が見えました。(向こうからも見えているのでしょうが…)
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 北側のピークで数人の登山者が休んでおり、直ぐ北側に聳える八海山や中ノ岳を眺めていました。
 丁度お昼時にもなっており、素晴らしい景色を眺めながら昼食タイムとしました。
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 山頂は南側からの弱い風が吹いており、周囲の登山者が少し寒いと言っていましたが、山頂のブッシュの影で休むことが出来たため、それほど寒さを感ずることもなく昼食を取ることが出来ました。
 山頂北側に上級者向けの裏巻機登山道が延びており、下山口に登山者の注意を促す看板が立っていました。(昭文社の山と高原地図では点線の登山道になっています…)
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 山頂で30分ほど過ごした後で下山を開始します。次に巻機山に登るのがいつになるのか分かりませんが、素晴らしい景色を堪能しながら稜線を歩きます。
 御機屋は相変わらずの賑わいであり、グループの記念写真の合間を縫って山頂標識の写真を撮ることが出来ました。

 下山を始める人たちが少し増えて来たようですが、まだまだ登って来る人たちも多くほとんどの人は巻機山で引き返す感じでした。
 周囲で帰路3時間と言っている人もいましたが、ユックリ景色を見ながら下ることにして、正午に巻機山の山頂を下り始めます。

 下る途中の避難小屋でトイレを借り、ほぼ、合目標識毎に小休憩を入れて下りましたが、丁度3時間30分で桜坂駐車場に戻ることが出来ました。

 駐車場からの帰り道で管理人に駐車料(500円)を支払い、近くのお薦めの日帰り温泉を尋ねたところ湯沢が良いと言うことであり、高速に戻る途中で探しましたがそれらしい温泉が見当たりません。
 仕方なしに温泉ではありませんが、国道17号沿いで湯沢健康ランド(入館料=1000円)を見かけ、ここで汗を流してから帰宅することにしました。
 館内の休憩室で地図を眺めながら休んでいる人もおり、自分と同じような人がいることに気が付きましたが、館内も静かであり一眠りして帰るには丁度良いロケーションでした。

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