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2007年9月23日 (日)

平標山・仙ノ倉山(07.09.22)



◎2007年9月22日(土)天候:晴れ時々曇り
◎平標山:1983.7m、仙ノ倉山:2026.2m(標高差:1050m、歩行距離:13.9km…歩行距離は電子国土で計測した概算値です。)
◎コースタイム(行動時間:8時間40分)
 平標山登山口駐車場(05:40)⇒平標山松手山コース登山口(05:45)⇒鉄塔(06:55)⇒松手山(07:40)⇒平標の肩(08:25~08:40)⇒平標山(09:25)⇒稜線の最低鞍部(09:40)⇒2021ピーク(10:05)⇒仙ノ倉山(10:25~10:40)⇒2021ピーク(10:50)⇒稜線の最低鞍部(11:20)⇒平標山(11:40)⇒平標山ノ家(12:30~12:40)⇒平元新道登山口(13:25)⇒平標山登山口駐車場(14:20)
※コースタイムは休憩時間を含んでおり個人差も大きいため参考にはなりません…

 9月2回目の3連休は上越国境の平標山に行くことにしました。

 手元にある群馬県の山歩きのガイドブックでは、平元新道から入り平標山の家から山頂をピストンするコースを紹介しています。

 しかしネットで見かけたレポで平元新道コースは階段登りが大変と見たことがあり、今回は松手山から登り平元新道に下る周回コースで歩くことにしました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 当日は自宅を午前4時前に出発、前橋IC~月夜野ICを関越道で走りその後は登山口の駐車場まで国道17号線を走ることにしました。
 国道17号線の三国トンネルは関越道が開通してからほとんど走る機会がなくなり、今回走るのは10数年ほど前に苗場スキー場に行って以来となりました。

 国道17号線は早朝で走る車も少なく、難所であった三国峠も追越し車線が整備されて、遅いトラックの後ろを走ることもなく、予定より30分ほど早く平標山の登山口駐車場(マップコード:554 514 161)に到着しました。
 登山口の駐車場には既に10台(ほとんどの人が車で仮眠していたようでした…)ほどの車が停まっていました。
 自分が車を停めると何台かの車の人が起きて支度をしており、準備が出来ると出発して行ったようです。

 今回はストックを伸ばし靴を履くだけで準備が終わり、駐車場の隅にあったポストに登山計画書を投入し、記録代わりの写真を撮って歩き始めます。
070922001

 駐車場から進むと直ぐに舗装道路となりますが、今回は松手山コースから登るため道標に従って左手に向かって歩きます。(右手に進めば平元新道…)
 持って来た2万5千分の1の地形図によると、左手側の別荘地に行ってから登山道に入るようになっていましたが、現地では橋を渡ると直ぐ右手に登山口があり、地形図より200mほど手前に登山口がありました。

 登山口から登山道に進むと直ぐ階段混じりの九十九折れの急登が始まりました。
 登り始めて直ぐに単独の登山者に抜かされましたが、この人は大変な健脚で3時間弱で登頂を終え、自分が山頂の手前で喘いでいる時に下って来ました。
070922002

 厳しい急登も30分ほど登ると緩やかな鞍部となり、松手山コースのチェックポイントとなる送電線の鉄塔が見えて来ました。
070922003

 登山道の周囲の視界も開け南側に苗場スキー場などが見えて来ました。
070922004

 この松手山コースは樹林帯の中に登山道であり、途中、補助ロープが設置された急登もありましたが、危険な場所はなくほぼ予定通りの時間で鉄塔下に到着しました。
 この鉄塔下で一休みしましたが、ここから西側に先月登った苗場山が見えましたが、生憎と山頂に雲がかかっていました。

 心配していた天気でしたが少し雲が残るものの青空も見えており、時間とともに回復することを祈るばかりでした。
 鉄塔下で一休みした後、再び樹林帯の登山道を黙々と登りますが、やがて樹林帯を抜け出すと視界が開け、ほぼ標準タイムで松手山の山頂に着きました。
070922005

 松手山の山頂からは北側を除いて視界が開けており、先ほどの苗場山はガスも取れて平らな山頂が姿を現し、行く手には少し霞んだ平標山の山頂が見えました。
 松手山は標高が1613mでこれから向かう平標山までは、高度差で370mほど登りることになります。
 これから歩く登山道を見渡すと両側が開けた快適な稜線歩きであり、疲れを忘れるような山歩きとなりそうです。
070922006

 松手山で一休みしていると後続の登山者もやって来て、それぞれ山頂に向かって登って行きました。
 これから歩く登山道は明るい尾根道が続き、顔を上げれば左右に景色が見渡せますが、時に階段となり時にはガレ場や岩場が混じるなど中々きつい急登が続きました。
070922007

 それでも一歩づつ足を進めれば着実に高度は増しており、いつの間にか先ほど通過した松手山が遥か下の方に見えるようになりました。
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 心配するのはお天気の具合で、上空に青空が見えているのですが、先ほどから見える山頂も時々ガスに巻かれてどうにも思わしくありません。
070922009

 歩き始めてから3時間45分、途中の休憩時間などを考慮すれば、ほぼ予定通りの時間で平標山の山頂に到着しました。
070922010

 山頂で1組の夫婦連れがコーヒーを飲んでいましたが、この人たちに途中で抜かれた覚えはなく、平元新道から登って来た登山者のようでした。
 今日はこの後さらに仙ノ倉に向かう予定ですが、平標山の山頂はガスに巻かれて視界もなくこのまま進むかどうか少し迷います。

 それでも時間が経てば天気が回復するだろうと考え、天気がさらに悪化するようなら途中撤退も考えて、このまま前進することにしました。
 仙ノ倉に向かって下り始めると山頂のガスは少し薄くなりましたが、周囲の視界は芳しくなく初めてのコースを歩くこともあって少し不安が募ります。

 登る途中で追い越して行った人たちは、ほとんど平標山ノ家方面に下ったようで行き先に登山者を見かけないことが余計に不安でした…。
 それでも雪がある訳でなく登山道がはっきりしていると思い直し、仙ノ倉方面に向かってさらに進んで行きます。

 途中の登山道が荒れているようで、何故か分かりませんが設置されていた木道(木製の階段?…)が最近撤去されたようで、所どころで山積みされていました。
 稜線では新潟側から群馬側に向かって冷たい風が吹いており、今日も途中の稜線で1枚重ね着しましたが、これからの季節は体温調整が少し難しくなります。
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 山の天気は変わりやすいと言われますがホンの30分ほどの間に大きく変わり、仙ノ倉に向かう最低鞍部を通過する頃になると空は晴れ渡って絶好の登山日和となりました。
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 季節は9月の半ばを過ぎて、木々の葉や草原は色づき始めており、稜線は既に秋の風情を見せていました。
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 10月の紅葉の季節に向けた足慣らしのような山歩きでしたが、期待以上の景色が続いており登って見なければ分らない感動を味わうことが出来ました。
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 平標から仙ノ倉の登山道は最低鞍部から3つのピークを越えて行くのですが、途中から景色が違ったものになります。
 平標ではあまり登山者を見なかったのですが、仙ノ倉山まで足を延ばしている人たちも結構いるようで、仙ノ倉に向かう途中でも何人かの登山者と行き会いました。
070922015

 仙ノ倉の東側の展望は稜線に遮られていましたが、2021ピークに近づくと仙ノ倉東側の万太郎山から谷川岳、さらに赤城山や武尊山などの大展望が開けて来ました。
 直ぐ先に見えるエビス大黒ノ頭は急峻な山のようで、高度恐怖症には辛い山歩きになるかも知れません…。
070922016

 平標からの稜線も素晴らしいものですが、万太郎山方面に延びる稜線を眺めると山歩きする人なら誰もが歩きたくなるような縦走ルートが続いています。
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 平標から歩き始めて1時間、登山口から4時間45分で仙ノ倉の山頂に到着しました。
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 越後駒ケ岳や平ヶ岳など北東側の山々にガスが残っていますが、これ以上の天候は中々恵まれるものでありません。
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 山頂で単独の登山者が食事中でしたが、自分もコンビニお握りを食べて昼食タイムを取ることにしました。
 大変に気持ちの良い天気になり山頂でのんびり昼寝でもしたいところですが、あちこちで遊んで予定の時刻を過ぎていることもありそろそろ下山を始めることにします。
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 帰り路はいつも気楽なものがあり、左右の景色を楽しみながら下ることが出来ます。
 登る時にガスで見えなかった湯沢の街並みが直ぐ先に見え、岩原スキー場の向こうには六日町の街並みも見えました。
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 この時間になると登って来る人たちが増えて来るのか、登山道を行き交う登山者が目に付きました。
 大きな団体グループこそ見掛けませんが、2人~5人のグループが多かったようでした。
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 以前は平標の中腹に登山道があったようですが、現在は閉鎖されていて遠くから見るとその痕跡だけが確認できました。
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 平標の山頂手前から歩いて来た稜線を振り返ると、広い鞍部を2人~3人と仙ノ倉方面に歩いて行くのが見えました。
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 再び登った平標の山頂は、初めに登った時と違って大勢の人たちが休んでいましたが、家族連れが多く平標で帰る人が多いようでした。
 今朝方、ガスが巻いていた山頂ですが、現在は周囲の展望が開けて北側に土樽方面に延びる平標新道が見えました。
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 山頂は混み合って腰を下ろす場所もなかったため、山頂から下って平標山ノ家に向かいそちらで休むことにしました。
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 平標山ノ家に下る南面の登山道ですが、名高い木製の階段がずっと続いており先行していたおじさん風の登山者がいつ来てもこの階段はイヤだと話していました。
 階段の途中に2カ所の休憩用ベンチが置いてありましたが、ここを一気に登り上げるのも確かに大変そうでした。
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 平標山ノ家は最近建て直されたと言うことで、ペンキも真新しい小屋の中を覗いて見ると数人の登山者が食事を取っていましたが、ここでトイレを借りてベンチで一休みすると下山を始めました。
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 平元新道は噂通りの階段の登山道が続いており、こちらから登る平標山は大変なものが実感出来ました。
 階段の作りは悪くなく段差も苦になる高さではありませんが、何せ標高差が450m(山頂までは780m)のほとんどが階段のため、その段数は並大抵なものでないと思われます。
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 途中に休憩場所もなく一気に登山口まで下ってしまいました。お陰で翌日には久しぶりの筋肉痛になってしまいました…(^^ゞ
 
平元新道の登山口近くに水場がありましたが、顔を洗うほどの水量はなかったようです。

 登山口からは岩魚沢林道を歩きますが、途中の林道ゲートのところでホースから沢水が流れており、ここの冷たい水で顔を洗うことが出来ました。
 岩魚沢林道はかなり急いで歩き、約1時間で登山口駐車場に着きました。(次に平標山に登るとすれば往復とも松手山コースを歩いた方が良さそうでした…。)

 帰宅途中では駐車場に案内看板が出ていた宿場の湯(入湯料=600円)に寄ることにし、汗を流してサッパリしてから帰宅しました。

 平元新道の岩魚沢林道は殆んどが舗装されており、登山口まで車(自転車で走れそうでしたが…)で行ければ大変便利になると思いました…。
 なお、登山口には駐車場があり2台の車が停まっていましたが、山小屋関係者の駐車場なのでしょうか?…。

  
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