« 谷川岳(07.09.08) | トップページ | 平標山・仙ノ倉山(07.09.22) »

2007年9月17日 (月)

白砂山(07.09.15)

070915011
ガスれば只のヤブこぎの山…

◎2007年9月15日(土)天候:曇り時々晴れ
◎白砂山2139.7m(標高差:622.5m、歩行距離:11.8km…歩行距離は電子国土で計測した概算値です)
◎コースタイム(行動時間:9時間35分)
 白砂山登山口(07:00)⇒ハンノ木沢(07:20)⇒地蔵峠(07:55)⇒地蔵山(08:20)⇒水場の分岐(09:15)⇒堂岩山(10:00)⇒八間山分岐(10:05)⇒2042ピーク(10:25)⇒白砂山山頂(11:40~12:20)⇒2042ピーク(13:15)⇒八間山分岐(13:45)⇒水場の分岐(14:25)⇒水場(14:35)⇒地蔵山(15:20)⇒地蔵峠(15:50)⇒ハンノ木沢(16:10)⇒白砂山登山口(16:35)
※コースタイムは休憩時間を含んでおり個人差も大きいため参考にはなりません。

 3連休の天気予報は、初日は何とか持つものの残り2日は雨模様となっており、初日の15日に白砂山に行くことにしました。
 前日は帰宅が少し遅くなってしまいましたが、寝る前に見た天気予報は朝の内は曇りですが、12時から17時頃が晴れとなっていました。事前に作ってあった計画では、登山口を6時スタートでしたが、30分遅れの6時半スタートとして計画を組み直しました。

 当日は4時半に起床、山道具を車に積み込み、5時前に自宅を出発します。自宅から登山口の野反湖までは、榛名山の西側を走るコースと東側を走るコースがありますが、今回は東側のルートで行くことにしました。向かう方向が違うため、いつものコンビニとは違う店で食料を買い込み、先ずは渋川に向かいます。
 野反湖は渋川(伊香保)を抜けて国道353号線に出ると、中之条から国道145号線に乗り、長野原から国道292号線、六合村から国道405号線を走ることになります。(ちなみに国道405号線は、途中、山道になりますが苗場山の登山口となる秘境・秋山郷につながっています。)

 自宅から野反湖まではナビに表示される距離で75kmほどですが、曲りくねった山道が多く予想外の時間がかかります。予定では登山口を6時半スタートとしましたが、これに間に合いそうもなく、結局、7時頃のスタートになりそうでした。
 道々、空模様を眺めてみますが、曇り空ではっきりしません。ラジオの天気予報は昼頃から晴れると言っていますが、山の天気だけに登ってみないと分らない感じでした。
 野反湖の北側にある駐車場に6時40分に到着。駐車場には既に5台ほどの車が停まっており、直ぐ後から2台が来て駐車しました。皆さん、200名山の白砂山を目指した登山者の車でした。
 先に070915001停まっていた2台の車は歩く準備をしており、夫婦連れと単独の登山者が登山口の写真を撮ってから相次いで出発して行きました。
 若干、寝不足気味のようであり、しばらく車で休んでから支度を始めます。登山口でいつものように記録代わりの写真を撮り、7時スタートで歩き始めました。
 登山道は駐車場から登り始めて直ぐに左に曲がり、1619ピークの山腹を巻くように歩き、やがてハンノキ沢に向って50mほど降りて行きます。

 ハンノキ沢は幅3mほどの小さな沢で、人一人が渡れるだけの簡易な木橋が架かっていました。先日の台風の名残りなのか、上流側に枯木などが引っ掛かっていましたが、水は奇麗で飲めそうな感じでした。
070915003070915002  沢を渡ってから地蔵峠に向かって歩きますが、かなり急な登り坂で750mほどの距離で、170mほど登ります。野反湖から秋山郷に向かう道が緩やかになり、右手に大きく方向を変えると間もなく地蔵峠の分岐に到着します。
 地蔵峠の道標から右に入ると小さなお堂があり、中に石のお地蔵さん?が安置されていました。白砂山に向かう登山者がお供えするのか、小さなお地蔵さんにはお賽銭があげられていました。
 展望のない樹林帯の登山道を30分ほど歩くと、地蔵山のピークとなりましたが山頂標識もなくはっきりしません。ただ、ピークを越えると下って行くのでそれとなく分かる感じでした。
070915004070915020  ピークを越えると尾根歩きとなり、右手の展望が開けますが、堂岩山から八間山に続く尾根はガスに煙っていました。
 再び展望のない登山道となり、行く手に堂岩山に向かう尾根が見えて来ました。計画では登山口から2時間半で堂岩山の予定であり、そろそろ山頂が近づく時間です。(…と思っていましたがこれは大きな間違いでした。)
 今回の登山計画は昭文社の「山と渓谷地図-16」を基に作りましたが、ここで紹介されている標準タイムではとても歩けませんでした。帰宅して「山と渓谷社の群馬県の山」を見ると堂岩山までは2時間40~55分、山頂までは4時間~4時間55分となっており、足の遅い自分ではスタート時間を遅くするなど出来る山ではありません…。これに懲りて次回からは幾つかのガイドブックを参考にすることにします。

070915018070915005 登山口から2時間15分で水場の分岐に到着しました。ここはベンチのような倒木が置いてあり、単独の登山者が休んでいました。言葉を交わすと天気を心配しており、いつでも撤退できるよう証拠写真を撮っていたと言っていました。(ここから野反湖を見ることが出来ます…)
 午後から晴れる天気予報だったと話すと、では行って見ようかと言う感じでした。この人とは前後しながら歩き、結局、山頂まで一緒に登ることになりました…。070915019
 水場は帰り道で寄って見ることにし、自分も一休みしていると夫婦連れの登山者が登って来ましたが、相談しながら先に急ぐように通過して行きました。
 ここで5分ほど休憩して登り始めましたが、直ぐに深くえぐれた登山道となり、荒れた急登が続きます。やがて、堂岩山の到着予定時間となりましたが、登りが続いて山頂に到着する雰囲気はありません。
 少しおかしいなと思いながら登って行きますが、やがて登りが終わり登山口から3時間(予定の30分遅れ)で山頂に到着しました。
 ただし、ここに立っていた山頂標識は、2万5千分1の地図に載っている山頂でなく、山頂を通過して少し白砂山側に行った場所に建っているようでした。
070915006070915007  ほとんど字が読めない道標?…、道標の支柱かも知れませんが、この道標左下の杭に堂岩山と表示されていました…の写真を撮り、この山頂を通過して5分ほど歩くと八間山の分岐となりました。
 この分岐から白砂山方面は白いガスがかかって何も見えません。ガイドブックによると、展望の良い稜線歩きとなっていましたが、今日の天気ではとても期待出来そうにありません。
 それでも「午後からは天気が回復する…」との天気予報を信じて、山頂を目指し歩くことにします。しかし、八間山分岐から白砂山への登山道は、直ぐに腰から肩ほどのヤブこぎの道となり、笹や這松を掻き分けて歩くことになりました。
070915008070915009  天気が良ければ何でもないのでしょうが、覆い被さるヤブを搔き分けながら、ぬかるんだ山道を歩くのは大変です。
 時折、ガスが薄くなって八十三山や渋沢が見えるのが気力の支えになりますが、雨でも降ればとても登る気にならないと思いました。
 南側の群馬県側から北側の長野県側にガスは流れており、Tシャツ1枚では寒いため山シャツを着込んで歩くことにしました。(秋の山になったことを実感します…)
 八間山の分岐から少し下り…、次の2042ピークに向けて登り…、ピークを越えるとまた下る…。その間に稜線歩きもありますが、登ったり下ったりの大変疲れるアプローチでした。
 天気は好転しそうになく、ザックに大きな三脚を付けた登山者と行き会い、山頂の天気を聞いてみましたが良い返答ではありませんでした…think
 稜線の風のないところで、水場で先行した夫婦連れが休んでおり、声を掛けて見ると「ガスは巻いているし…、ここでご飯を食べている…。」との返事がありました。(この後、この二人は山頂に行くのを断念し、ここで撤退したようでした。)

 山の天気は変わりやすく、5分もすると状況も変わります。0709150102042ピークを下って白砂山の最後の尾根に取り付くと、周りが明るくなりガスが晴れて来たのです。…(^^ゞ
 渋沢が左に折れている谷間の景色が見え、白沢山の山頂(後で肩であると分かりましたが…)に青空も見えてきたのです。(今日、一番の天気でした。)
 尾根道から右手の景色は見えませんが、左手に佐武流山から鳥甲山、さらに8月に登った苗場山の平な山頂が見えてきたのです。この時は写真が撮れず、帰り路で見えた時に撮ることが出来ましたが、この時ほどの展望はありませんでした。(つくづくシャッターチャンスを逃すべきでないと最近特に感じています。)
070915013070915014  最後の取り付きの尾根道で、コマクサがあると聞いて登って来たと言う夫婦連れに行き会いましたが、それらしい花はありませんでした。(ご主人の話では、山頂から10分でここまで来たから山頂は直ぐそこだよと言っていましたが、そんなに簡単ではありませんでした…(>_<)
 直ぐそこに山頂が見えているのですが、中々、足が続かず20分ほどかかって登り上げましたが、そこは山頂はなくさらに尾根道が先に延びていました。

 やがて登山口から4時間40分ほどかかって山頂に到着しましたが、初めの計画とは1時間ほど違ってしまいました。070915012山頂に到着すると、早速、壊れかけた山頂標識の写真を撮り、昼食を摂ることにしましたが、今日はドリップ・コーヒーを持っており、食後に頂くことにします。
 しばらくすると途中で追い越した水場の登山者、さらに別の夫婦連れも登って来て、それぞれ食事を摂り始めました。
 食事を摂りながら天気の話となり、夫婦連れが「いつも自分たちが山頂から下ると晴れる…」などと言っており、景気の良い話ではありませんでした。(T_T)
 山頂でしばらく天気の様子を見ていましたが、状況は変わりそうもなく、帰りの道中の心配もあって30分ほど休んでから下山を始めることにしました。

 帰り路の途中、単独の登山者が男女1名づつ、夫婦連れ1組と行き会いました。夏山には少し遅く、秋の紅葉に早い時期ですが、いつもこの程度の入山者数の山かどうかは良く分かりません。
070915016070915015 帰りの稜線で、ガスの切れ間から周りの山々を眺め、幾つかのピークを登り下りしながら下山して行きます。
 それにしてもヤブこぎの登山道は大変で、ヤブのグレードは1~2級と言うところでしょうが、展望もない中で足元を搔き分けながらの山行はあまり楽しいものでありませんでした。
 山頂から55分で2042ピークを通過し、1時間25分で八間山の分岐に到着しましたが、当初の予定では既に麓の駐車場に到着する時間であり、今回の登山計画は完全に間違いだったことを思い知りました。070915017
 今さら悔やんでも仕方ありませんが、山歩きの事前調査が大切なことを、真に迫って感じることが出来ました。(後で考えて見れば大したトラブルもなく、こうしたことが後々活きると思えばこれも修行です。)
 帰り道では水場に寄って顔を洗い、途中、残ったお握りや行動食を食べたり、ずい分と遊びながら下ったため、駐車場に着いたのが16時35分であり、これまでの山歩きにない行動時間の長さとなってしまいました。

 当初は花敷温泉辺りで入浴する予定でしたが、既に5時近くで温泉宿の日帰り入浴は難しく、帰宅途中でどこかの日帰り温泉に寄ることにしました。
 帰り道は六合村から暮坂峠を越えて直接中之条に抜けるルートを走り、途中の小野上温泉センター(入浴料400円)で汗を流してから帰宅しました。

 ※先週見かけたネットの山歩きのページで、中高年にCW-Xが良いと言う記事を見つけ、今回はCW-Xを準備して歩きましたが、行程の長さにしては膝の痛みもなく、いつもより足の疲れも少なかったように感じたのは、CW-Xの効果かも知れません。(別にメーカーの関係者ではありませんが…)

                                          ページの先頭へ

|

« 谷川岳(07.09.08) | トップページ | 平標山・仙ノ倉山(07.09.22) »

登山」カテゴリの記事

200名山」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/175376/16459140

この記事へのトラックバック一覧です: 白砂山(07.09.15):

« 谷川岳(07.09.08) | トップページ | 平標山・仙ノ倉山(07.09.22) »