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2007年9月10日 (月)

谷川岳(07.09.08)



◎2007年9月8日(土)天候:晴れ時々曇り
◎谷川岳(オキの耳):1977m(天神尾根コース=標高差:844m、歩行距離:7.8km)
◎コースタイム(行動時間:6時間10分)
 ロープウェー天神平駅(08:10)⇒天神峠分岐(08:30)⇒穴熊沢避難小屋(09:00)⇒天狗の溜り場(09:50)⇒肩ノ小屋(10:35~45)⇒トマの耳(11:00~05)⇒オキの耳(11:20~12:00)⇒トマの耳(12:15)⇒肩ノ小屋(12:20)⇒天狗の溜り場(13:00)⇒穴熊沢避難小屋(13:35)⇒ロープウェー天神平駅(14:20)
※コースタイムは休憩時間を含んでおり個人差が大きいため参考にはなりません…

 9月の山歩きは谷川岳からとなりました。

 前夜に仕事の流れで付き合いがあり、翌朝の早起きが辛いこと。また、関東地方を直撃した台風9号によって、登山口への取り付き道路の心配もあって、当初、登ろうとしていた白砂山は敬遠することにしました。

 そして台風被害が伝えられておらず、時間的にもロープウェイで手軽に登れる谷川岳に登ることにしました。

 群馬県は自然災害が少ないと言われてきましたが、今回の台風で西毛地域が大変な豪雨となり、上信越道や国道18号線などが通行止めとなって長野方面への道路網が寸断されてしまいました。
 また春先に登った四つ叉山や鹿岳、鼻曲山などの取り付け道路が寸断されてしまい、孤立集落が出来るほどの大きな被害が発生しました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 ロープウェーの始発時間から逆算し、当日は6時前に起床しましたが、台風被害も心配なため新聞に軽く目を通してから出発しました。
 何時ものコンビニで食料を仕入れ(レジでnanacoカードを進められ、300円支払って作ることにしました…)、前橋ICから水上ICまで高速に乗り込みました。

 前橋では台風一過の快晴でしたが、台風の余波なのか湿気が多くムッとする感じの天気となっており、上越方面の山々には薄い雲もかかって天気の方が少し心配でした。
 それでも7時過ぎに水上ICを降りると正面に谷川岳などがハッキリと見えていました。
070908001

 準備の時間も含めロープウェーの到着は7時半頃で良く(と思っていたが…)、時間調整もあって途中の道の駅「水上町水紀行館」で一休みすることにしました。
 ここで日帰り温泉の「湯テルメ谷川」の情報を仕入れようと思いましたが、まだ、開館前でパンフなどは手に入りませんが、名前に谷川…とある以上は谷川温泉に行けば何とかなると思っていました…。

 谷川ロープウェーの土合駅(マップコード:554 625 024)に7時半頃に到着すると、駐車料の500円を払って駐車場に停車しました。(周囲は車は登山者のものらしく関東一円のナンバーがありました…)
 早速、自分も準備をして6階の乗車券売り場に向かい、往復乗車券(2000円)を購入して7階の乗車口に歩いて行くと周囲に登山者の姿が見当たりません。

 ロープウェーの乗車口で登山者が並んでいると思っていましたが、乗車口に行って見ると既にロープウェーが動いていました。
 駅員に8時から動くんじゃーなかった?…と質問すると、土日は7時から運行ですよ…。天神発の最終が17時、今日は100人ほど登りました。と言われてしまいました。
 以前、谷川ロープウェーのHPを見たことがあり、その時に見た平日の運行時間がずっと頭に残っていたようでした。

 一人でゴンドラに乗り込み10分ほど景色を眺めていると山頂駅に到着しました。
 ゴンドラから降りると数人の登山者が準備をしており、日差しが強いためか日焼け止めを塗っている人も見かけました。
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 天神峠に登るリフトも動いていましたが、今回はリフトに乗らず直接天神尾根に向かうことにします。
 天神平はスキーシーズンの最初に滑れるスキー場で(春は5月連休まで滑れます…)、10月末に初滑りに来た記憶がありました。(雪に慣れずによく転びましたが…(^^ゞ

 谷川岳は20数年前にトマの耳まで登ったことがあり、天狗の溜り場でクサリ場を越える(現在はコースが変わって岩稜を巻いています…)のに苦労したことや、ガスが巻いて山頂が寒かったことを良く覚えています。(紅葉時期でその日は宝川温泉で一泊しました…)

 天神尾根に直接向かう登山道は、ペアリフトを右に回り込んで登って行きます。
 最初はゆっくり歩くようにしていますが、登山道に階段があったり木道があったり、毎回、様子が変わるため中々教科書のように歩く訳には行きません…。

 このルートは天神峠をトラバースするような登山道で、歩きはじめると直ぐに田尻尾根の分岐となりますが、分岐を直進して木道混じりの登山道を20分ほど進むと、天神峠からの登山道と合わさります。
 天神平からリフトに乗って天神峠に登ってもこの分岐まで100mほど下ることになり、トラバースルートを歩いた方が早道となります。(以前に登った時に分かりました…)
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 天神平から歩き始めて約50分、途中で短いクサリ場を通過しましたが、ほぼ予定通りに熊穴沢避難小屋に到着しました。
 ペンキ塗りたてのような奇麗な感じの避難小屋ですが、小屋の周囲で6~7人の登山者が休憩しており、自分も水分を補給し一休みとしました。
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 熊穴沢避難小屋からいわお新道が分岐しており、ガイドブックによると3時間で谷川温泉に降りられるようです。(自分が歩くことはなさそうですが…)
 地形図を見ると避難小屋の標高は1470m、オキの耳の標高は1977mで、避難小屋から山頂までの距離がわずか1.8kmの中で、標高差:507mを登ることになります。

 実際は肩ノ小屋(1920m)までの登りがきつく、距離は1kmあるかどうかですがこの間に標高差の大半の450mを稼ぐことになります。
 確かに天神平(1320m)から熊穴沢避難小屋まで2.1km、高度差150mで登りらしい登りがありませんが、避難小屋を過ぎると直ぐに岩場の急登が始まりました。

 ガイドブックを見ると避難小屋から肩ノ小屋までが1時間30分としており、中間点が天狗の溜り場と言う感じになっています。
 避難小屋から20分ほど進むと右側が切れ落ちたクサリ場となりますが、右手に西黒尾根を歩いている登山者が見えて来ました。
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 さらに登って行くと天狗の溜り場となりますが、北側の西黒沢からガスが上がっており、展望はあまり良くありませんでした。(写真は下山時のスナップです…)

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 クサリ場のある急登を通過すると笹原の登山道となり、さらに登るとガレ場の階段歩きが続きました。
 この周辺は目印になるような大きな岩もなく、積雪期などに吹雪かれるとルートを見失いそうな場所でした。
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 天神平から歩き始めて約2時間25分、熊穴沢避難小屋から約1時間35分で流れるガスに包まれた肩ノ小屋に到着です。
070908008

 小屋の周囲に幾つものザックがデポされており、荷物を置いて山頂に向かう登山者が多いようでした。
 有名な山であり休日ともあって多くの登山者が登っており、中には2班~3班に分かれた大きなグループもあって大変に賑やかです。

 自分もここで軽く休憩を取ることにし、コンビニで買ってきたお握り1個を片付けます。
 平地では晴れの天気なのでしょうが、山の天気は変わりやすく山頂周辺にかかっているガスが風で流れていました。
 小屋の周囲の景色も少しづつ変化しており、万太郎山に続く縦走路が見えて来ました。(いつか歩いて見たくなる素晴らしい稜線が延びています…)
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 しばらく休んでから山頂に向かいましたが、トマの耳は肩ノ小屋から直ぐ近くであり、山頂の手前で西黒尾根からの登山道が合わさりました。
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 トマの耳は大勢の登山者で賑わっており、他の人たちの記念撮影の合間を縫って、山頂標識の写真を撮りました。
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 山頂標識の横に小さな方位盤が埋め込まれています。(あまり実用的でありません…)
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 このトマの耳から引き返す人もいるようですが、多くの人たちはオキの耳まで足を延ばすようでした。
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 トマの耳の北東側はマチガ沢であり、右側に大きく切れ落ちています。
 登山道はマチガ沢の最上部の尾根の上を歩くことになりますが、右下の谷底を眺めると足がしびれる感じがします。
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 トマの耳から景色を眺めながら約20分、谷川岳の頂上となるオキの耳に到着です。
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 オキの耳のピークでも大勢の人たちが休んでおり、先ずは山頂標識の写真を撮ってから昼食タイムを取ることにしました。
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 山頂は大勢の人たちが休んでいて腰を下ろす場所もないため、少し一ノ倉山側に移動し縦走路脇の小ピークに登って休憩場所を確保しました。
 小ピークの上で周囲の景色を眺め、いつもとは一味違う昼食となりましたが、せっかくの山歩きも晴れていないのが少し残念でした。

 休憩した小ピークの左下に一ノ倉沢、また、縦走路の先に一ノ倉岳や茂倉岳が見え、湯檜曽川の対岸に白毛門や朝日岳が見えるハズですが、今回はガスがかかって最後まで確認出来ませんでした。
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 小ピークで40分ほど休憩した後、オキの耳から下山を始めましたが、途中で寄ったトマの耳は先ほどよりさらに混み合っていました。
 肩ノ小屋の有料トイレに寄った時に、後学のため小屋の中を覗いて見ましたが、食べ物を注文する訳でなく、お土産を買う訳でもないため直ぐ外に出ることになりました。

 肩ノ小屋を出た後は景色を楽しみながらの下山となり、登って来る人たちと挨拶を交わしユックリ下って行きます。
 途中で行き会った元気なおばちゃんたちは、神奈川県からの人たちで今日は肩ノ小屋に泊まると嬉しそうに話していました。
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 あちこち休みながら下りましたが、熊穴沢避難小屋まで約1時間10分、熊穴沢避難小屋からロープウェーの天神平駅までは45分ほどで下ることが出来ました。
 二十数年ぶりに登った谷川岳であり、山頂駅のレス トランで少し休んでからロープウェーに乗ることにしましたが、有終を飾るように湯檜曽川の対岸のガスが晴れ、白毛門が姿を見せてくれました。
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 この白毛門から眺める谷川岳が大変素晴らしいと言われており、いつかは登りたい山の一つに入れています。
 山頂駅でしばらく休んだ後、予定通りロープウェーに乗って土合駅まで下り、車に道具を片付けると湯テルメ谷川に向かって出発します。

 土合から水上温泉に向かう途中で、湯テルメ谷川の看板を見つけましたが、予想通りに谷川温泉に作られた町営の公営温泉でした。
 湯テルメ谷川はガイドブックやネットなど色んなところで紹介されているためか、入浴している人のほとんどが登山者のようでした。
 今日は大型バスの団体が入館しているようで、施設の大きさの割に大変な混雑となっており、残念ながらゆっくり休憩するような雰囲気ではありませんでした。

 谷川温泉で汗を流した後は高崎まで走り、石井スポーツに寄って割れてしまったストックの交換部品(バスケット)を購入してから帰宅しました。

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