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2007年9月 3日 (月)

上高地(07.09.01)

200709011156000
梓川と穂高連峰…

 先週末、これからの山歩きの下見も兼ねて、まだ、行ったことのなかった上高地に出かけて来ました。松本から高山に抜ける国道158号線は、過去、何度か通ったことがありますが、いつも釜トンネルの手前を左に曲ってしまい、釜トンネルから先の上高地には行ったことがありませんでした。

 自宅から上高地に行くためには、上信越道の更埴JCで長野道に入り松本ICで降りるのが簡単ですが、距離的に遠回りとなるため時間があれば東部湯の丸ICで降りて、国道254号線の三才山トンネルなどを通って松本に抜けるのが最短ルートとなります。

 国道158号線の沢渡大橋を渡り、梓第1駐車場に9時半過ぎに到着すると、駐車料金1日500円を支払って車を停めます。前日から天気の具合を心配していましたが、時間が経つにつれて回復して来るようで、沢渡に着く頃には晴れ間から日が射し始めていました…。

 上高地にはシャトルバス(往復料金1800円)に乗換えて行きますが、一番手前側の駐車場から乗り込めば、混雑時も座って行くことが出来るようです。
 沢渡大橋停留所から9時40分発のバスに乗り込みましたが、座席は7割ほどが埋まっており、ほとんどがハイキングの乗客のようで、山支度の乗客は見かけませんでした。

 沢渡から国道158号線を梓川沿いに走り、釜トンネルを抜けて30分ほどで上高地に到着します。事前に「るるぶ」などで調べると、大正池でバスを降り散策しながら河童橋まで歩くのがベストコースとなっています。逆のコースで歩くと帰りのバスがバスターミナルで満席になってしまい、大正池ではバスに乗れなくなることもあるようです。

 釜トンネルを抜けると間もなく大正池が見え、左側に山頂にガスがかかるものの焼岳もみえました。200709011008001200709011007000_2予定通り大正池停留所でバスを降りますが、湖畔では大勢の観光客が散策しており、さすがに人気の上高地です。

 バスを降りてから早速、湖畔に行って見ますが、大正池には観光客のボートも浮び、対岸に聳えている焼岳とのコントラストが見事でした。(今回はデジカメを忘れ、残念ですが携帯の写真になってしまいました。)

 大正池の上流側にはガスがかかっているものの、スケールの大きな穂高連峰が聳えており、いつかは登ってみたいと登行意欲を掻き立ててくれました。
 今日の予定は大正池から梓川沿いのに歩き、河童橋まで行ってからバスターミナルに戻る約3.9kmのコースとなっています。出来れば明神池までの往復コースを歩きたいところでしたが、日帰りの道中を考えると無理は出来ず次回の楽しみとします。

 河童橋に向けて歩き始めると、途中、大正池の中に立ち枯れた木が立っている場所がありましたが、何年かすれば木が倒れてしまい、大正池を象徴する景色がなくなってしまうと思われます。(昔の写真ではもっと多くの立ち枯れた木があった記憶があります…)
200709011015000200709011028000 大正池から20分ほど歩くと田代湿原に到着しますが、ここから見る穂高連峰も見事であり、大勢の人が写真を撮っていました。湿原には花なども少なく、すでに秋の気配が感じられました。

 田代湿原から木道を右手に入ると田代池がありましたが、十数年前の豪雨で大量の砂が入ったそうで、浅くなって今にも小さな流れになってしまいそうな感じがしました。

200709011030000 焼岳の噴火で誕生した大正池も大分浅くなっているそうで、土木機械を入れれば回復できるかも知れませんが、自然の営みとして受け止めるべきと思いました。
 田代湿原からは梓川沿いの遊歩道を歩いて行きますが、ここを歩いている観光客はツアー客が多く、それも関西の人たちが多いようで、柔らかな関西弁(京都弁)が聞こえて来ました。

 こうしたツアーの人たちは同じバッチを付け、旅行社から配られたらしいお弁当を持っているから直ぐに分かります。200709011051000200709011059000
 林間の遊歩道沿いには所々小さな湧水や清流があり、大変に清々しい気分がします。

 田代湿原から散策しながら約20分、ほぼ中間点の田代橋に出てきます。
 この橋の上からは、明神岳の荒々しい岩肌が迫力を持って見えていました。

 梓川はこの辺りでは2つに分流して中の島を作っており、一方が田代橋、もう一方には穂高橋が架かっています。散策コースとしては梓川の右岸に渡った方が良いとのことで、二つの橋を渡ってウェストン碑を見に行くことにします。

 この辺りには(上高地)温泉が湧いているそうで、二つある200709011104000ホテルには日帰り入浴の看板が出ていました。(後で利用させてもらうかも知れない?…とチェックしておきました。)

 ウェストン碑は、日本アルプスを広く紹介し、日本近代登山の父とされる英国人宣教師のウォルター・ウェストンを記念して建てられたもので、毎年6月には記念碑の前で日本山岳会の信濃支部によって、ウェストン祭が開催されているそうである。
 記念碑の前に行って見ると、ブロンズのレリーフが岩盤に嵌め込まれており、訪れた観光客が交代で記念写真を撮っていました。

200709011059001 この辺りからは梓川の左岸の上に六百山や霞沢岳が聳えており、生憎のガスさえ巻いていなければ、さぞや見事な景色に見られそうです。梓川の河原では観光客や家族連れが食事をしており、素晴らしい景色の中で多くの人たちが楽しんでいる様子が窺えました。

 ウェストン碑を過ぎると、幾つかのアルペン風の建物が建ち並んでおり、いずれの建物も一度は泊まって見たくなるようなホテルになっていました。
 やがて観光客が賑やかになると、今日の最終目的地の河童橋となります。上高地で一番の人気の場所とあって、大勢の人たちが記念写真を撮っていました。

 ガイドブックなどに載っている河童橋は大変に長く見える吊り橋ですが、実際には20mほどの吊り橋で1~2分で対岸に渡れる吊り橋でした。自分もご多分にもれずここで記念写真を撮りますが、奥に見える穂高連峰にガスがかかっているのが残念でした。(もう少し晴れると山頂が見えそうなのですが…)200709011206000

 大正橋から約1時間あまり、そろそろお腹が空いた頃であり、河童橋の近くのレストランで食事を摂ることにしました。
 山の中の著名な観光地であり、食べ物も結構な値段がするのかなと思いましたが、それほど高額ではありませんでした。
 お店で信州ソバの昼食を摂り、一休みしてから上高地バスターミナルに向かいます。

 河童橋からバスターミナルの間に行き交う歩行者は、まるで東京の繁華街のような歩行者の数であり、とても標高1500mの地と思えませんでした。
 ここのバスターミナルは大変に広く、沢渡だけでなく平湯や白骨温泉、乗鞍高原にも直行バスがあり、ツアー客の点呼なども飛び交って賑やかでした。

 あまり待たされることもなく、帰りの沢渡駐車場行きのバスに乗りましたが、途中の停留所からも次々と乗客が乗り込んで、大正池ではほぼ満席の状態となっていました。
 この時間になると下山してきた登山者も乗り込んでおり、次回は是非ともお仲間入りしたいと思いました。ウトウトする間もなく沢渡大橋の駐車場に到着、ザックなどを片づけて家路に向かいました。

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