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2007年8月26日 (日)

苗場山(07.08.25)



◎2007年8月25日(土)天候:快晴
◎苗場山:2145.3m(標高差:845m、歩行距離:8.8km)
◎コースタイム(行動時間:6時間20分)
 小赤沢三合目登山口(06:00)⇒五合目(06:55)⇒七合目(07:55)⇒九合目(08:25)⇒和山分岐(08:35)⇒苗場山山頂(09:15~09:50)⇒赤倉山分岐(10:10)⇒九合目(10:20)⇒八合目(10:35)⇒五合目(11:35)⇒三合目登山口(12:20)
※コースタイムは休憩等を含んでおり個人差が大きいため参考にはなりません…

 今年、20回目の山登りは信越国境の苗場山に行くことにしました。

 この苗場山にも幾つかの登山口がありますが、今回は一番短かいと言う小赤沢コースで登ることにしました。

 
ただし小赤沢の登山口は秘境と言われる秋山郷にあり、自宅直行では少し大変なため前日に登山口に入り駐車場で前泊することにしました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 8月24日、車に泊り装備と山道具を積み込み午後7時過ぎに自宅を出発すると、いつものコンビニで食料と寝酒を購入して関越道に乗り込みます。(午後8時前ならETCの通勤割引の時間帯で、ガソリン高騰が続く中で通行料50%オフは大きいものがあります…)

 塩沢石打ICで高速を降ると、国道353で津南に向かいますが、このルートは何回か走ったことがありますが、昼間と夜では運転感覚が大分違います。
 津南から国道117号線~国道405号線と走りますが、405号線は国道とは言うものの途中で1車線の交互通行となっています。

 昔、秋山郷に行った時は途中で車のすれ違いが出来ず、何回かすれ違いの出来る広い場所までバックした覚えがありました。
 今回も細い道路に気を使ったものの、夜間のためか対向車もなく自宅から3時間ほどで現地に到着しました。

 この小赤沢の三合目登山口(マップコード:790 079 145)には50台ほどの大きな駐車場がありますが、すでに10数台の車が停まっていたため、寝ている人を起こさないようソロソロと停車しました。
 直ぐに眠る準備をして寝酒のチューハイを飲み始めましたが、空を眺めてみると星空が大変奇麗であり、明日の天気が期待出来るようでした。

 深夜に到着(3時頃?…)したバスの音で起こされましたが、明け方まで5時間半ほど眠り目覚ましのアラームで起こされました。
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 早速、朝食と昼食用のお湯を沸かすことにしましたが、家で凍らせてきた水が解けきっておらず、氷を割ってお湯を沸かす破目になってしまいました。(凍らせておくのもケース・バイ・ケースでした…(^^ゞ
 周囲の車の人たちも朝食の準備などを始めたようで、深夜のバスは入口のトイレ近くに停まっており、20名ほどのグループが準備体操を始めていました。

 大きな団体の後に付くのは大変なこともあり、車に戻って準備をすることにしました。
 若干、肌寒い感じがしていますが、大分明るくなっているため登山口のポストに登山届を入れて歩き始めました。

 三合目の登山口から五合目までは急な登りが続き、登山道に大きな木の根が露出して歩きにくいルートだと思いました。
 この小赤沢コースには合目毎に栄村が設置した道標が立っており、次の合目道標までの所要時間が書いてありました、(自分には道標の時間どおりに歩けませんでした…)
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 五合目を過ぎると登りが緩やかになりますが、その分水はけが悪くなったのか登山道がぬかっている感じでした。
 所どころに大きな丸太の輪切りが敷いてありますが、濡れた丸太が滑りやすいのが難点と思いました。

 登山道の途中に小さな水場があり、誰が置いたのかコップも備えてありました。
 冷たそうな湧水で今は必要ありませんが、帰り道で顔でも洗ったら大変気持ちが良さそうに思いました。
 六合目辺りから周囲は根曲り竹となり、右側に見えている稜線に向けてトラバース気味に登って行きます。

 登山口から2時間弱で七合目の道標に到着すると、北側の展望が広がって山の上に切り開かれた鳥甲牧場が見えており、ここで行動食を取って一休みすることにしました。(ここに来るまで2人を追い越しましたが、後続の5人ほどに抜かされています…)
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 七合目を過ぎると再び急登が始まり、クサリやロープのかかった急登を通過しましたが、それほど難しい場所でなくクサリを使わなくても大丈夫でした。
 登山口から2時間半、きつい登りが緩やかになると間もなく9合目の坪場となりました。
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 目の前にはこれまでの疲れが吹き飛ぶ素晴らしい展望が広がり、感動の一言に尽きる景色が現れました。
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 湿原の南側に上越国境の山々が並んでおり、直ぐ先に見えるピークが200名山の白砂山と思われました。
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 坪場からは気持ちの良い木道歩きが始まり、山頂へは1.6kmの散歩道となります。
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 天気はまたとない快晴であり、吹きわたる涼風が汗ばんだ体に心地良く感じます。
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 時々木道の傍らに咲いている花々に目を止め、遠くの山々を眺めながらの山歩きは、他に代え難い楽しい一時となりました。
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 今回、訪れた時期はちょうど端境期のようで、花の盛りにはやや遅く、紅葉には少し早い季節でしたが、それでも林道横にチングルマやリンドウなどが確認できました。
 草花の名前を覚えていれば、さらに楽しみが増えると思うのですが、先の蓼科山で言葉を交わした夫婦連れは、花を色で分けて覚えると良いと言っていました。
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 草花の名前を覚えていれば、さらに楽しみが増えると思うのですが、先の蓼科山で言葉を交わした夫婦連れは、花を色で分けて覚えると良いと言っていました。
 緩やかな木道をゆっくり歩いて行くと、30分ほどで苗場山頂ヒュッテが見えて来ましたが、周辺には北越雪譜で紹介されているような素晴らしい景色が広がっています。
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 江戸時代の塩沢の商人、鈴木牧之が書いた北越雪譜では、「苗場山は越後第一の高山なり、…絶頂に天然の苗田あり、依って昔よりの名に呼ぶなり…」と紹介されているそうですが、尾瀬ケ原とは一味違った高層湿原であり、ここを訪れる登山者の脳裏に焼き付く景色が続いていました。

 ネットの山行報告で紹介されているように、苗場山の山頂標識は山頂ヒュッテの裏手にあり、遊仙閣の裏庭のような場所に立っていました。
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 ガイドブックのコースタイムを参考にした予定時間より15分ほど早く、9時15分に山頂標識に到着でした。
 一応、記録の写真を撮ってから、山頂ヒュッテに戻りテラスの空いていたテーブルで昼食を取ることにしました。
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 出来れば生ビールでもと思いましたが、両方の山小屋とも缶ビールしか置いてないようでコーヒーを落として我慢しました。(山上でありあまり期待もしていませんでしたが…)
 それにしても好天気でウトウトと昼寝でもしたいところですが、あまりゆっくり休んでいると帰りが大変なこともあり、30分ほど休憩すると山頂ヒュッテの裏手にあった展望台で写真を撮り山頂を後にしました。

 この苗場山も大変人気のある山で木道では大勢の登山者と行き交いました。
 一般的には祓川コースから登る人が多いのでしょうが、小赤沢の登山口にはカウンターも設置されており、駐車場の広さを考えれば沢山の人たちが登っていると思われます。

 帰り道は9合目の坪場のベンチで一休みしようと思っていましたが、20人ほどのグループが木道にはみ出して休んでおり、仕方なしに通過することにします。
 まだ、時間は10時半で登山者が次々と登って来ましたが、山頂に泊まるなら午後に出発しても十分大丈夫そうなコースでした。

 帰り道では途中の水場で顔を洗ったりしながら下りましたが、それでも山頂から2時間半ほどで登山口に到着しました。
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 駐車場には20台ほどの車が停まっており、深夜のバスも冷房を入れてお客さんの戻って来るのを待っていました。

 自宅に戻る途中、たまたま目に付いた屋敷温泉の秀清館に寄って見ましたが、この辺りでは唯一の硫黄泉だそうで、宿のおばちゃんが温泉自慢をしていました。
 硫黄の匂いのする温泉は対岸の小学校から丸見えの大きな露天風呂があり、直ぐ傍は無料の足湯もあって近所の軽トラの親父さんが本を読みながら足湯に浸かっていました。
 冬の秋山郷は大変な豪雪地帯でここまで来るのが大変でしょうが、のんびりと雪見風呂でも楽しみたいものです…confident

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