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2007年8月16日 (木)

至仏山(07.08.11)



◎2007年8月11日(土)天気:晴時々曇り
◎至仏山:2228m(標高差:874m、歩行距離:11.0km)
◎コースタイム(行動時間:8時間15分)
 鳩待峠登山口(06:25)⇒原見岩(07:25)⇒オヤマ沢田代(08:05)⇒分岐(08:15)⇒小至仏山(08:45~09:00)⇒至仏山(10:00~10:30)⇒高天原(10:45)⇒森林限界(11:30)⇒山の鼻登山口(12:50)⇒山の鼻(13:00~13:30)⇒鳩待峠登山口(14:40)
※コースタイムは休憩等を含んでおり個人差が大きく参考にはなりません…

 お盆前の週末でしたが今回は尾瀬の至仏山に登ることにしました。

 予定コースとしている至仏山の東面登山道は、高天原周辺の荒廃防止のため登り専用とする動きがあり、最終的にこれまで同様往復が出来ることで決着しました。(現在では東面登山道は登り専用になっています…)

 尾瀬は昨年秋に言っており、尾瀬保護財団の清掃活動に参加して鳩待峠~アヤメ平~富士見峠、大清水~三平峠~尾瀬沼一周の2つのコースを歩きました。

 この時も至仏山を登るコースもありましたが、体力に自信がなくアヤメ平コースを歩くことにしましたが、今回は春先からの山歩きの積み重ねもあり、ガイドブックで紹介されている鳩待峠~至仏山~山の鼻~鳩待峠のコースに挑戦することにしました。

 ※画像をクリックすると大きくなります…

 尾瀬は8月末に日光国立公園から分離し、会津駒ヶ岳などを加えて尾瀬国立公園として独立することが伝えられ、地元の上毛新聞は特集などを組んで報道しています。(今回の尾瀬行きは、こうした現地の状況も見て来ようとの思いもあった山歩きでした…)

 当日は午前4時に起床…、いつものコンビニで食料を調達すると関越高速の前橋ICから沼田ICまで高速を走り、その後は国道120号線を走って鎌田方面に向かいます。
 今日の天気予報は晴であり、例の如く午後からは雷雨の心配もありますが、先週登った上州武尊山には雲一つかかっていませんでした。

 一般道も順調に走り午前5時30分頃に尾瀬戸倉の駐車場入口(マップコード:735 300 308)に到着しました。
 整理員の誘導で尾瀬第1駐車場(駐車料=1000円)に車を停めましたが、第1駐車場はマイカー専用の駐車場となり、尾瀬スノーパークはバス専用になったようです。

 早速、支度を始めますが流石に尾瀬であり、次々と駐車場に車が入って来ます。
 小奇麗なタクシー乗り場の待合室にはトイレもあり、自動販売機で鳩待峠までのタクシー乗車券(片道900円)を購入します。
 待合室で殆んど待たされることもなく、登山者が次々と乗合タクシーに乗込んで出発して行きます。第1駐車場を5時50分に出発すると20分ほどで鳩待峠に到着しました。
070811001

 現在は午前6時過ぎですが、流石に人気の尾瀬らしく水芭蕉が見頃のベストシーズンほど混んではいませんが、鳩待峠の休憩所では何人もの登山者が準備をしていました。

 関心のあった尾瀬国立公園云々…の看板などは見当たらず、いつもの鳩待峠と変わりない風景で、地元の新聞が騒いでいるほどのことはなさそうでした。
070811002

 駐車場の奥が至仏山の登山口で、準備されている登山者カードに記入・投函します。
 5人連れのファミリーに続いて歩き始めましたが、前回の武尊山でダブルストックは疲れが違うと言う話を聞き込み、これまでのT字1本ステッキからI字2本ストックに持ち替えての山歩きとなりました。

 歩き始めて直ぐに先行した5人連れの家族を追い越すと、早速、ダブルストックの効果が出たのかなと思いましたが、直ぐ別の登山者に抜かされてしまい束の間の糠喜びであったと反省です…(そんな簡単に力が付く訳がない…(^^ゞ

 樹林帯の緩やかな登りが1kmほど続きますが、やがて小さなピークの南斜面を巻く頃になると、左手の視界が開けて笠ヶ岳が見えて来ます。
 小ピークを通過してさら登って行くと、右手の視界が開け前方に至仏山が見えて来ます。
 鳩待峠から約1時間で原見岩に到着すると、平らな大きな岩の上で5人ほどの登山者が休んでいました。
070811003

 原見岩で休んでいた若い人たちはテント泊山行のようで、お揃いのゼロポイントの大きなザックを担いでいました。
 大きな岩が原見岩と言われるとおり、原見岩からは薄っすらと霧のかかった尾瀬ヶ原が見え、その先に燧ヶ岳の双耳峰が良く見えました。
070811004

 10人ほどが休める原見岩の上で一休みすると、コンビニで買い込んだお握り1個と水分の補給をしました。

 最近は水分補給用としてお茶のペットボトル0.5㍑×1、スポーツドリンク0.5㍑×1、1.0㍑のプラティバス(保温ケース入り)を準備しており、いずれも前夜に冷蔵庫で凍らせておき、現地に到着する頃には冷たい氷水が飲み頃となっています。
 ただ、夏場の山歩きでは大量の汗を流すこともあり、買い置いてあったお茶が無くなれば2本ともスポーツドリンクに切り替える予定です。

 原見岩で10分ほど休んで登り始めますが、この辺りからは若干登りがきつくなります。
 それでも30分ほどで緩やかな登山道となり、やがてオヤマ沢田代の湿原となりました。
 湿原には気持ち良い涼やかな風が吹き、木道前方の樹林帯の上に小至仏山のピークが覗いていました。
070811005

 オヤマ沢田代を抜けて再び樹林帯に入ると、直ぐに笠ヶ岳への分岐となりますが展望の良い笠ヶ岳は登ってみたい山の一つになっています。
 少し進んで樹林帯の抜けると目の前に小至仏山が現われますが、ピークの手前に休憩ベンチが置かれていました。

 ここで一休みすると隣りで休んでいた老夫婦から声をかけられ、70歳過ぎと見受けられる老夫婦でしたが、埼玉の自宅を深夜1時に出発したそうで今日は尾瀬の山小屋泊まり…と話していました。
 長玉(ズーム?)を付けた一眼レフを首にかけ、道々の草花や風景を撮りながらの山歩きのようですが、夫婦揃ってかくしゃくたるものがありました。

 一休みの後で小至仏山に向けて登って行きますが、ガイドブックなどで蛇紋岩の登山道が滑りやすいと紹介されていたように、赤茶色の岩は表面がツルツルになっていて本当に滑りやすく、雨でも降っているとさぞや難儀するだろうと思いました。

 蛇紋岩の登山道をさらに進んで行くと、登山口から2時間20分で小至仏山となりました。
070811006

 小至仏山の展望は素晴らしく、これから登る至仏山を始め尾瀬ヶ原と燧ヶ岳…、背後の笠ヶ岳や武尊山など360度の展望が楽しめました。
070811007

 ここでも軽食と水分補給しながら休憩しましたが、テン泊の大きなザックを担いだ先ほどの若者グループが休んでおり、重い荷物で疲れたのか皆で居眠りをしていました。
 小至仏山から至仏山に向かう登山道は気持ちの良い稜線歩きのルートが続き、涼しい風が汗ばんだ体を癒してくれました。
070811008

 残念ながら新潟方面の山々には雲がかかっていましたが、空気の澄んだ季節はさぞや素晴らしい景色となるものと思われました。
 至仏山の山頂は二つのピークがあり、南側のピークの先にもう一つピーク(小至仏山側からは見えない…)があり、北側のピークが山頂になっていました。
070811009

 山頂は鳩待峠からの登山者だけでなく、山の鼻から登って来る人たちも多いようで、広い山頂は大変混み合っていました。
 流石は100名山の尾瀬の名峰で山頂標識の前で記念写真を撮ったり、グループで食事を取ったりしていました。(お盆休暇の初日でもあったのですが…)
070811010

 自分も山頂の一角を確保しコンビニのお握りで昼食タイムとしましたが、コーヒーパックを忘れてしまいせっかく担いできたテルモスのお湯が何の役にも立ちませんでした…(~_~;)
 食事の後でさらに周囲の写真を撮り、景色を眺めてから山の鼻に下ることにしました。070811011

 至仏山の東面登山道には立派な木製階段がありますが、登山道周辺は表土が流れて裸地となっていました。(現在では東面登山道は登り専用となっています…)
 
東面登山道の荒廃問題では多くの意見が出されているようですが、再び登山道が閉鎖となれば大変に残念なことと思いました。
070811012

 木製階段を一歩一歩下って行くと周辺には綺麗な高山植物の花が沢山咲いていました。(高山植物の名前が分らないのが残念で、主だった物位は覚えたいと思いますが…)

 東面登山道では思っていた以上に距離が長く感じ、直ぐ先に尾瀬ヶ原が見え山の鼻が見えるのですが、歩いても歩いても、中々、近づいて来ないのです。
070811013

 所どころに設置されたベンチで休みを入れ、さらに下って行くと山頂から1時間半ほどで木製階段が終了しました。
 そして、ハイマツ帯まで下って来ると岩場の混じった登山道となり、途中で短いクサリ場も2ヶ所ほど通過しました。

 下る途中に中間点の道標がありましたが、その後も嫌になるほど岩場の下りや石の階段が延々と続き、樹林帯に入った時には両方の足がガクガクの状況でした。

 山頂から約3時間20分でようやく山の鼻の休憩所に到着しましたが、ストックがなければ何時もの膝の痛みが出てさらに時間がかかったかも知れません…。
070811014

 尾瀬ヶ原の起点となる山の鼻では大勢のハイカーが行き来しており、軽装の家族連れやツアーバッチのハイカーなどで大変混雑していました。
 水場の冷たい水で顔を洗い至仏山荘でカキ氷を注文しましたが、ここでようやく生き返る思いがしました。
 考えて見ればこの春以来、ルート上に山小屋のある山歩きは今回が初めてとなりお金は少しかかりますが、欲しい物が手に入る山小屋の有り難さが身に沁みました。

 山の鼻で30分ほど休憩すると鳩待峠に向かって歩き始めましたが、このコースは何度となく歩いた登山道でルート上の3つの沢を越えると鳩待峠と記憶しています。

 大勢のハイカーと行き交いながら緩やかな登りの木道を歩いて行きますが、途中の水場で顔を洗えるのが何よりも有り難いことでした。
 山の鼻から1時間ほど歩き、最後に敷石の階段を登ると鳩待峠に到着で、8時間余りの山歩きを無事終えることが出来ました。

 鳩待峠からは尾瀬戸倉の尾瀬第1駐車場まで乗合タクシーで戻り、帰り道では尾瀬戸倉温泉で汗を流してから帰宅しました。

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