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2006年6月11日 (日)

中国の旅(その1)

 仕事先の関係で5月28日から6月2日まで中国に行ってきました。中国は2年ぶりの渡航となりますが、今回の旅では初めて大連に行くことになりました。

 5月28日午前9時50分、JAL797便で定刻どおり成田を出発します。途中で気流が乱れたこともあって、15分ほど遅れて大連空港に到着しました。

 大連空港のターミナルビルは最近改装されたらしく、大変に小奇麗なすっきりした感じの空港でした。

 今日は大連空港に到着後、日露戦争の戦跡巡りをする予定となっており、早速、バスに手荷物などを積み込んで空港を出発します。(青いバスが移動用のバス…)

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 中国の大連は経済開発が進み、日本企業が大変多く進出していて、最近では日本から3日~4日間位のツアーも大変多いと言うことでした。

 現地ガイドの話では日本人の駐在員が2800人住んでいるとのことで、大連を視察した後の感じからすると短期滞在者を含めるとさらに多くの日本人がいるのではと思いました。

 今日は経済開発区と反対側の旅順方面に向かいますが、車窓に中国特有の赤茶けた風景を見ながら、先ず初めに旅順攻防戦の降伏会見場となった水師営に向かいました。

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 日露の両将軍が会見した水師営の民家は、日露戦争から110年経った今は戦争記念館として残されており、当時の写真などが飾られていました。

 記念館におじいさんのガイドが詰めており、訛りのある日本語で館内の展示物を説明してくれました。

 展示されていた写真に中国語と英語の説明文が付いており、よく見ると日軍(日本軍)と書かれた文字があり、この戦争で多くの中国の人たちが被害を受けたと書いてあるように見えました。(中国語でありよく分からないところですが…)

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 確かに中国の土地で外国人同士が戦争した訳で、陣地を造れば中国の人たちの土地を荒らし、中国の人たちが住んでいたところにも銃砲弾が飛び交ったと思います。

 そして、日露戦争後には40年間に渡って日本の支配があった訳で、そのことは日本人として否定できないことであり、誠に遺憾なことであったと思います。

 一方、この戦争の相手国となった帝政ロシアの遼東半島の租借問題などについて、どう評価するかなどはここに書かれていないように思われました。

 水師営の次には旅順攻防戦の主戦場となった東鶏冠山要塞に向かいました。

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 ここも当時の要塞の跡が保存され、近くに戦跡記念館が建てられていましたが、館内に旅順要塞の模型(ジオラマ)などが展示されていました。

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 このベトン(コンクリート) で固められた要塞に向かって、生身の人間が突撃すれば多くの犠牲者が出るのは当然だろうと思いました。

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 日本兵が爆破して頑丈な壁に大きな穴が開いた要塞を見ながら、戦争の痛ましさを感じざるを得ませんでした。

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 子どもの頃の話しですがTVで日露戦争の映画などが放送されると、祖母に高崎出身の人たちが大変多く戦死した高崎山と名付けられた場所があると聞かされていました。

 東鶏冠山要塞の次は203高地に向かいましたが、この山頂に有名な爾霊山の慰霊碑が立てられ、ロシア軍の大砲の模型などが置かれていました。

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 ここは日露戦争の帰趨を分けた戦場で、多大の犠牲を出しながら203高地を占拠したことが旅順港内のロシア旅順艦隊を全滅させたことにつながり、その後の日本海海戦の勝利に結び付いたと言われる因縁の場所となっています。(遠くに見えるのが旅順港…)

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 確かに203高地に立つと旅順港が一望に見渡せますが、当時の写真を見ると草木一つない山で、銃砲弾が飛交う中を山頂を目指して山腹を登る日本兵は、どんな想いであったろうと思わずにいられませんでした。

 少し重い気持ちでホテルに帰るバスに乗り込み、市内に入るとそこはガイドブックで紹介されている大連であり、ロシア風の建物や旧満州時代の建物が残っていました。

                                              (その2に続く

 

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